魅力②:神話的な要素を取り入れている

Twitterなどで口コミを調べている際に、多くの外国人からの評価が投稿されていました。

日本人より多かったかもしれません。

なぜこのように海外の方に評価されているかというと、この作品の物語の構造に神話論的なエッセンスを入れているからだそうです。

描写に神秘的なものが多数使用されていました。

 

世界各地の神話に共通する要素を自分の作品に起用しているそうです。

このように世界各地の神話を取り入れることによってグローバルの視聴者に受け入れやすい作品になるそうです。

【BLAME!】の感想(ネタバレ有)

「BLAME!」は原作未読で予備知識もない状態でも十分楽しめる作品になっています。
作品内の映像は美しく、見てて飽きることはありませんでした。
奇妙な動きをするロボットや上下どこまでも続く階層都市には圧巻され、物語が始まった瞬間、この世界観に引き込まれてしまいました。
テクノロジーの発展により、AIには自我が生まれ人間と人工知能との主従関係が逆転してしまいます。
ここまではどのSF作品にありがちですが、【BLAME!】では少し違います。
人類が支配されて何世紀もたっており、人々はかつての人類としての栄光を忘れてしまっているのがポイントになります。
機会に一方的に搾取される人間だが、主人公霧亥が現れることによって何世紀も止まっていた人間たちの時間が再び動き出すというのがこの作品の見所です。
3DCG製作技法で作成された美しい階層都市やキャラクター描写やアクションシーンはかっこよく描かれていてとても印象的でした。
最新技術の音響技術「ドルビーアトモス」の音響は素晴らしいと思いました。
普段は左右に感じる音ですが、この技術を使用することによって上下に音を感じれるようになり、立体的に感じるとともに臨場感や重低音が体の芯まで染み渡りました。
以上が主な感想になります。
物語の構成的に詰め込みすぎずきれいにまとめ上げられていました。
そのため最初から最後まで楽しめる作品になっていました。
物語的にSF要素が強めなので、ハードSF好きの方にお勧めな作品となっています!

【BLAME!】の口コミ・評価

【BLAME!】の口コミ

【BLAME!】には様々な口コミが存在しますので、その中からいくつかご紹介していきたいと思います!

キャラクターや作品内のアクションシーンなどがとてもかっこよく描かれていて好評でした。

最新技術が多く起用されている映画で音響などは、魅力でも紹介したように「ドルビーアトモス」という技術が使用されているため音響による立体感を感じやすい作品なっています。

作品内のストーリーなどを自分なりの考察で考えたりして楽しむ方も多くみられました!

【BLAME!】の筆者評価

筆者の評価についても記載しておきますのでご参考にしてみてください。

総合評価:46点/50点
作画
音楽
ストーリー
独自性
メッセージ性

・作画48点/50点

3DCG製作技法が使用されているため魅力にある通り、実際に行ってみたいと思える空間や没入感や臨場感といった要素を感じ取ることができました。

・音楽47点/50点

音響にもこだわっていて、「ドルビーアトモス」という技術が使われていて音楽を左右だけではなく上下に感じることができます。そのため音楽を立体的に感じれました。

音楽や環境音に重低音が聞いていて体の中にしみこむような音にとても興奮しました!

・ストーリー43点/50点

果てしなく続く世界が描かれていました。SF要素も満載でSF好きにはたまらない映画です。

少し残念なのが、一度見てからではちょっと理解するのに時間がかかりました。なので、複数回見るか原作を一度だけ見るといった対策をとると、さらにこの作品の良さを知ることができると思います!

・独自性47点/50点

神話的な要素を取り入れている映画は珍しいと思います。
海外の方から受け入れてもらうために、世界各地の神話的な要素を作品内に取り入れるとは、なかなかない発想だと思いますし、面白かったです。

・メッセージ性45点/50点

人類が開発した機会に生存を脅かされる人間たちと人間を守る機会がメインで描かれている物語です。
「人類が果たした技術の進歩はいずれ自分たちの首を絞めることになる」このようなメッセージ性を感じました。