アニメ「ダンまち」2期の主題歌

オープニングテーマ『HELLO to DREAM』
井口裕香

 

エンディングテーマ『ささやかな祝祭』
sora tob sakana

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」2期の魅力

魅力①個性豊かな神々との戦い

第1期と異なり、第2期では都市内部でのファミリア同士の抗争がメインに描かれます。
アポロンが見初めた美男美女が集まる【アポロン・ファミリア】、豊満でありしなやかな肉体を武器にする戦闘娼婦《バーベラ》が集う【イシュタル・ファミリア】と個性に富んだ面々が相手となります。
対する【ヘスティア・ファミリア】は眷属がベル一人だけの弱小ファミリアです。
しかし、彼らの窮地にかつてダンジョンで出会った仲間たちが続々と駆け付け、少ないながらも一つのファミリアとして団結し、強敵に立ち向かっていきます。
ダンジョンで繋いだ絆のもとに集った仲間たちがいかにして強敵を打ち破るかが本作の魅力です。

魅力②迷宮都市に咲く和の心

命
出典:TVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第2期 公式サイト

 

ヴェルフ
出典:TVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第2期 公式サイト

第2期よりメインキャラクターとして追加された命と春姫。(命は第1期でもちょくちょく出ていましたが)
ファンタジー作品において和装のキャラクターは決して珍しいわけではないですが、二人も増えるとだいぶ印象が変わってきます。
また、和装であっても両者は対象的に描かれています。
武闘派で勇ましく戦う命に対し、幽閉される儚い身である春姫。
互いを引き立て合い、画面を華やかに彩ります。

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」2期の感想(ネタバレ有)

自分が見初めた相手を執念深く手に入れようとする男神アポロン、性愛を司る女神イシュタルとの戦いと様々な形の愛を描き、第2期の最終エピソードではヘスティアとベル、神と人間の間の恋愛について語られます。

ヘスティアはベルのことを愛おしく思っていますがベルにとって彼女はあくまで畏敬の対象であり、日々すれ違いが起こります。
ある日、ベルとヘスティア、アイズは不慮の事故で谷底の濁流に呑まれ、山間の集落、エダス村に辿り着きました。
その村の長老はかつて女神ブリギッドと愛を誓い合っていましたが、ブリギッドが天界に送還されたことで生き別れました。
その後も長老は彼女を想い続け、ヘスティアや村の民たちに看取られながら天に召されました。
その様子を見たベルは遺されたものの苦しみ、自身も祖父に先立たれているので知っている苦しみをヘスティアに味わってほしくないから、彼女とはあくまで一定の距離を取るべきだと考えますが、そんな彼を見たヘスティアは語ります。
『ずっとキミのそばにいる。年を取っても離したりしない。死がふたりを分かっても生まれ変わったキミに必ず出会いに行く』
それを聞いたベルは、自分も一緒にいたいと涙を流しました。

永遠を生きる神とほんの僅かな命しか持たない人間、その異なる存在が紡ぐ恋。
ベルとヘスティアも決して例外ではなく、いつか別れが来るでしょう。
これまでも描かれていたヘスティアの恋慕とベルの畏敬の違いを改めて示したエピソードであり、この物語の今後を見るうえで重要なテーマになると感じました。
また、その別れに対して本作ならではの『出会い』という言葉を用いた回答を示しており、第1期同様に作品タイトルに上手くかけたエピソードを最終回に持ってきたなと感服しました。

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」2期の口コミ・評価

アニメ「ダンまち」2期の口コミ

好評ですが、あと一歩足りなかったとの声もあります。
第2期終了と同時に第3期の制作が発表されたので、そちらで挽回してほしいという期待もあるのではないでしょうか。

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