ネタバレ② キリトの復活は近い?

腕だけでなく心も喪失したキリトは未だまともに動くこともままならない状況です。
しかし、以前にもベルクーリからアリスを守ったように、今回もロニエとティーゼを守ろうと腕を震わせていました。
今のキリトは反射的な行動しか取れず、今回のような危機が目前に迫った時にしか反応を見せません。
ですが、ダークテリトリーの軍勢が迫りくる戦場では今回のような危険がいつ襲いかかってくるか分かりません。
開戦前夜にアリスが言ったように、自分が傷つき倒れるような窮地に陥って彼の名を呼んだ時に立ち上がり、人界軍を救う奇跡を起こしてくれるのでしょうか。
また、キリトのもとに向かうアスナの動向も気になります。
キリトはアリス達を守るために自ら立ち上がるのか、それともアスナがキリトを眠りから覚ますのか。
どちらにせよ、キリトが再び剣を振るう日はそう遠くないではと考えられます。
と言うより、もう7話も放送してるのだからそろそろキリトが戦う姿を観たい!

ネタバレ③ アリスは真相に気付きつつある?

アリスは神聖力を集める中である事を疑問に思います。
なぜ人界人だけでなくダークテリトリーの亜人の魂から生まれてくる神聖力もその全てが等しく温かく清らかなのか。
もし人界人も亜人もその魂が本質的に同じであるならば、その違いはただ生まれた場所が異なるかどうかだけではないのか。
だとしたら、なぜ自分達は戦っているのだろうか。
アリスの抱いた疑問は、まさにその通りです。
人界人も亜人もその魂は人工フラクトライトであり、本質的な違いはありません。
違うのは実験のために与えられた役割が違うだけです。
その疑問が確信に変わった時、アリスは何を思うのでしょうか。
人界軍とダークテリトリーには本来戦う理由は無く、戦いを仕向けたのはこの世界の外にいる創造主です。
そうだとしても、アリスは人界の人々を降りかかる火の粉は払わねばならぬと戦うのだろうと思います。
しかし、その戦いは、本来はいがみ合う必要の無い者同士の戦いはアリスにとってひどくつらいものになると思われます。

ネタバレ④ ディー・アイ・エルは公理教会と繋がっている?

前期の終盤にも出てきたミニオンが久々の登場です。セントラル・カセドラルの外壁にいた魔物です。
800体いたミリオンはベルクーリに斬り落とされてしまいましたが、問題はそれを使役していた者です。
それは暗黒術師ギルド総長の族長であるディー・アイ・エルです。
セントラル・カセドラルに魔物を配備するには公理教会の、それもかなり位の高い者と繋がっている必要があります。
ダークテリトリーと公理教会のそれぞれの有力者が手を結んでいるとしたら、他にも何かを仕掛けてくるかもしれません。
公理教会と繋がっていたのは本当にディー・アイ・エルか?公理教会側の人間は?さらに罠が仕掛けられていないか?
何が起こるか分かりませんが、今後の展開に大きく影響するでしょう。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU」第7話の感想

筆者感想

最終負荷実験が始まって以降、戦闘シーンが多めの展開になっています。
ついに立ち上がったレンリは雙翼刃を投げてゴブリン相手に大立ち回りを繰り広げました。
ベルクーリは時穿剣によって迫りくる800体のミニオンを次々と斬り落としました。
アリスは集めた神聖力を使い、大地をえぐるほどの熱線で峡谷を火の海に変えて敵軍を殲滅しました。
数で劣る人界軍ですが、ダークテリトリーの侵攻を許さないとする整合騎士の一騎当千の活躍が描かれました。

その一方で、「自分は戦うことができるのか」というテーマもあったように思えます。
かつて試合の中で人を殺めてしまったことから、戦うことに臆病になったレンリ。
世界の真相に近づきつつあり、戦うことに疑問を抱くようになるアリス。
恐れを振り切って戦うために立ち上がったレンリと対象的に、アリスが思い悩むようになりました。
今はまだ自分の役目と罪を背負う覚悟によって戦っているアリスですが、世界の真相を知って疑問が確信に変わった時、彼女は何を思うのでしょうか。
先述のように彼女は戦いを続けると思います。
しかし、悩みを抱えながら戦う彼女のフラクトライトには相当な負荷がかかることは容易に想像できます。
その負荷に彼女自身が耐えられるのか、悲しい結末が待ち受けていないことを願うばかりです。

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