ネタバレ②慎導らによる捜査

一方、他のメンバー達は第五話でテレーザ陵駕の家宅捜査の際に見つかったデータを早急に解析。その結果、テレーザ陵駕と久利須=矜治・オブライエンが貸倉庫を共同保有おり、その倉庫で大量の「何か」が運ばれていることが判明しました。慎導灼、廿六木天馬、入江一途、六合塚弥生は問題の倉庫へ向かい捜査を開始。

そこには自爆テロ人間を施したと思われる使用済みのベッドが5つ並んでおり、ベッドに残っていた微量な成文を解析すると爆破事件の爆発物と同じ成分ということが発覚しました。

つまり爆弾を仕込んだ人間があと3人残っているということになります。また、ここで処理された人間はアウマの工場に運ばれているということも判明し、彼らは直ちにアウマの工場へと向かいます。

しかしそこでは既に3人目の自爆テロが起きており、アウマが巻き込まれて亡くなった直後でした。

アウマの死に方に違和感を覚える慎導。なぜならアウマはトラックで移動し、貯水池に犯人を落として爆発に巻き込まれているからです。その行動は既に犯人がわかっていて事故を未然に防ごうとした行動にも思えますが、通常であれば工場で爆発が起きてしまうと工場事態が稼働しなくなるので、資材置き場まで連れ込んだ方が被害を抑えられるはずなのです。資材置き場に何かを隠していると睨んだ一係は廃屋へと向かいます。そこには沢山の売春被害者の姿がありました。売春を強要している組織があり、アウマはそこから逃がした人々をこうして資材置き場にかくまい、彼らを守って死んだということが推測できます。なお、彼ら被害者は慎導が霜月にかけあって出島に移してメンタルケアを行うことが決まります。また隠しているものがそれだけではないと気づいた慎導らは奥の部屋に案内され、鉄の部品を見つけます。これはライフルの部品の一つで、海外で高値で売られている代物のようです。

テレーザ陵駕は、武器を買って海外のゲリラへ支援をしていたことが判明。捜査を続けているとシスターから連絡が来ます。「次の自爆テロはそこだから逃げなさい」と。直後、4人目の自爆テロ犯と対面し、一戦を交えますが廿六木の放ったデコンポーザーで排除し、爆発は逃れます。アウマとテレーザ陵駕は爆弾テロを知っていて、それを阻止しようとしていたということに慎導は気づき、テレーザ陵駕の居場所を逆探知して向かいますが、そこに本人の姿はなく、保護していたオブライエンの息子が寝ているだけでした。わざと自分の居場所を伝え公安局に保護させようとしたようです。

これらの捜査からこの事件が特区推進派潰しという名目ではなく、爆発された人にもされるだけの理由があることがわかります。また、テレーザ陵駕、アウマ、久利須、仁世は同じ懐中時計を持っており、時計にチップが埋め込まれていることをが解析でわかりました。何かの計画表のがメモリに入っているようですが4つの時計を集めなくては計画表の内容まで読みとれません。この4人は協力体制にあり、4人で立てた計画が何者かによって邪魔をされているのではないかと慎導監視官は推測します。そしてこの自爆テロ事件の犯人の目的は日本が入国者に強いてきた犯罪の告発ではないかというところまで辿りつくのでした。

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