ネタバレ③タクミと竜胆の白熱した戦い!

一方で司の次に強い位に定着している、十傑第2席の竜胆が登場。相手はタクミ・アルディーニで、幸平と良いライバル関係を築いている実力者でもあります。二人が使う食材は”ヤリイカ”に決まり、二人は早速調理に取り掛かっていきました。

しかしそこで審査員が変わるという事態が起こります。審査員はセントラル側の長でもある薊総帥や、WGOの執行員でもあるクラージュとデコラだったのです。元々務めていた審査員はその場から離れざるを得なくなってしまい、その3人が審査をすることに決まってしまいます。

反逆者側は不利にとらえますが、その中でも黙々とタクミは調理を進めていきます。料理を先に完成させたのは竜胆!完成させた品は”ケーキ”のようなあまり制作しないスタイルの料理でした。タクミも追いつくように料理を完成させます。完成させた品は”カラマリ・リピエーニ”という南イタリア等で愛される郷土料理だったのです!

薊は先に完成させた竜胆ではなく、タクミの料理から食べることにします。実食すると、審査員はその美味しさに浸ります!タクミはオリーブオイルやニンニク、赤唐辛子などを使いながら料理を作っていました。イカワタやアンチョビなども使用し、よりイタリアンに近づけていきます。

薊も認めるほどの料理を差し出しますが、竜胆は”カウサ”を作り出し、タクミの味を難なく超えていきます。カウサはペルーの定番料理ともいえるもので、マッシュポテトなどをうまく使いながらケーキ上に仕立てていくものだったのです。そして隠し玉としてピラルクを使用し、食感や旨味を増すことにも成功。

ヤリイカの持てる魅力を最大限に発揮させ、3対0で竜胆がタクミに勝利するのでした・・・。

アニメ「食戟のソーマ 第4期 神ノ皿」8話の感想

筆者感想

一色の料理は本当にいつみても完成度が高く素晴らしいです!そしてテーマ食材の”野ウサギ”という難しい料理から、和をテイストとしたテーマであそこまでの品が出来上がるのは、本当に素晴らしい腕前を持った人物だなと実感させられました。一色は食戟の時でも裸エプロンを見せるのは笑える部分です!

一色の味噌汁に変化する部分は、餅を使う事で再現できているというのは興味深い場面でした。そして紀ノ国と一色の関係性は、本当にここで初めてわかる部分が多く感動しました。紀ノ国も一色の想いを初めて聞いて、困惑している部分もある中で嬉しさがあったのではないかと考えられます。

一方で竜胆とタクミの食戟対決も見ごたえがありました。”ヤリイカ"という食材を駆使して、お互いに素晴らしい料理を作っています。竜胆は普段あまり作らない可愛らしい料理を作りましたが、味は別格でタクミとの実力差を見せつけました。

しかしタクミもイタリアン料理という貫き、薊に旨いと言わしめます。そこは自信をもって今後の料理にさらなる磨きをかけてほしいなと思いました。

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