ネタバレ③ コード871の不自然さ

右目の封印、コード871の存在の不自然さにアスナが気付きます。
人工フラクトライトの行動を制限するコード871は、自由に行動できるAIを作るという菊岡たちの目的に明らかに反します。
これに気付いたアスナはこのコード871は襲撃者の妨害工作であるとし、この情報を人界軍とも共有します。
しかし今度は、それを聞いたベルクーリが疑問を持ちます。
これを話す前にアスナは『アンダーワールド人とリアルワールド人の違いは右目の封印の有無だけ』と言いました。
それが真実であるならば、右目の封印を破った光の巫女、アリスはリアルワールド人と何も変わらないはず。
何故アリスを求めるか、その目的が分からないと質問します。
アスナはこれに対して『答えられない』と言って、その場をしのぎました。
戦争にも使える人工フラクトライトを作ること、そのためには右目の封印を解いた人工フラクトライトが必要であること、その目的を隠しました。
アンダーワールド人が人工フラクトライト、作られた存在であることを知られないためには伏せるべき情報でしょう。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU」第10話の感想

筆者感想

前回ついに登場したアスナが持ってきた情報によって話が大きく動こうとしています。
筆者も期待していた通りにアンダーワールドとリアルワールドがリンクしていきます。

その一方でキリトはまだ目覚めないようです。
アスナが来たことに気付いたもののうめき声をあげて涙を流すのみの反射的な行動です。
アスナは『もういいよ、後は私に任せて』と言い、彼を抱きしめます。
『もういいよ』の涙が『おかえり、キリトくん』の喜びの涙に変わる日がなるべく早く来てもらいたいと願っております。

アスナ
出典:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション

 

それはさておき、出会っていきなり打ち合ったアスナとアリス。
その場はベルクーリの手によって中断されましたが、すぐに別の争いが起こりました。
アリスが『自分に無断でキリトに近づくなと言えばアスナが『私のキリトくんを呼び捨てにしないで』と言い返し、キリトを巡った争いが始まりました。
アスナと人界軍の戦いが終わった後にその争いは再燃し、さらにそこにロニエとソルティリーナまでもが加わります。
人界軍と闇の軍勢、ラースと襲撃者、様々な争いが起こっていますが、そこにキリトをめぐる争いまで勃発です。
こちらからも目が離せません。微笑ましい話ですけどね。

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