ネタバレ④刑事課と行動課による会議

ビフロストはシュビラシステムの盲点をつく存在だと霜月は話し始めます。犯罪係数の測定が可能かも不明。

イグナトフはコングレスマン、インスペクターという言葉を聞いたと話します。コングレスマンがトップでインスペクターがその部下にあたります。キツネは末端組織で自分が何をやっているかわからない一般市民にあたります。つまり、何の意識もなく、自分が何をやっているかがわからないからキツネは犯罪係数が上がらないということです。

彼らの居場所が特定できない理由は梓澤の経歴がでたらめのためでした。おそらく他人のIDを使って生活しているから足取りが追えないのではないかと慎導は推測します。

彼らの隠れている盲点に何らかの問題が発生し、安全に暮らしていた連中がそうはいかなくなったためリスクを選んだのではないかと狡噛は言います。

つまり、都知事がまた狙われるのではないかというところに話は落ち着きました。

また、ビフロストとは別に重火器を持った犯罪者が確認されました。ピースブレイカーの残党です。今はパスファインダーと名乗っています。

ピースブレイカーというのは闇経済や海外の略奪などに関わる極秘の特殊部隊。

行動課が生まれた理由の一つです。

キツネつまり如月が身内に潜んでいる件について、信用していいのかと問われますが霜月が全責任を負うと答えます。

ピースブレイカーの件は行動課、都知事護衛は刑事課と割り振りを決めます。梓澤の捜索については早い者勝ちにすることになりました。

ネタバレ⑤イグナトフと慎導

一方、イグナトフの妻の舞子が退院を取り消しになりました。理由はイグナトフの暴力行為が報道されていたからです。顔や名前は伏せていたものの、ニュースに取り上げられ、問題視されています。

そして小宮護衛にもイグナトフに対して入国者を護衛につけるのはやめて欲しいと言われます。

入国者関連のニュースもあり、状況を考えた霜月はイグナトフに待機を命じます。

イグナトフは腹立たしさを感じながらもキツネ狩りに集中できることを好機と考えることにしました。

キツネ狩りは廿六木、如月、イグナトフが担当。都知事の護衛は慎導、雛河、入江が担当。このような割り振りを霜月は命じます。

しかし、都知事は執行官を嫌うため、護衛は慎導一人でいいのではないかとイグナトフは提案します。

慎導とイグナトフがエレベーターで二人になったタイミングでイグナトフはメンタルトースはどこまで人を誘導出来るのかと慎導に問います。慎導は下手なカウンセリングよりは効果があると返します。

慎導の父はどうだったか、自分や舞子を誘導したことがあるかということも問います。自分のために使ったことはないと慎導は答えますが、自分のメンタルケアをするべきだと言い残し、イグナトフは去って行きます。

ネタバレ⑥キツネの発見・潜入作戦実行

慎導は一人で小宮都知事の護衛につきます。車の周りにはパパラッチドローンが多く飛び交っています。慎導はこのドローンの出所の捜査を依頼します。

出所を調べ上げた後、一人のキツネのしっぽを掴みます。しかしドミネーターを向けても犯罪係数は規定以下。クリアな状態ですが任意同行を要請し、聴取を開始します。

一方、囮となった如月に梓澤と思われる人物から連絡が来ます。イグナトフは廿六木や如月の反対を押し切って、怪しまれぬよう1人で呼び出された場所に乗り込みます。

そこに待っていたのはコングレスマンの宝斑でした。キツネではないがビフロストに関わり、今ここで命を狙われているとイグナトフに言います。ピースブレイカーの二人が追ってくると。

宝斑は条件を提示してきます。自分の存在を誰にも口外せず守ってくれれば見返りのイグナトフの妻を解放すると言います。協力し、宝斑に逃げ道をイグナトフは教えることにします。

宝斑を追ってきた人物は行動課の狡噛と宜野座が対峙しますが逃げられてしまいます。狡噛は気になることがあると呟きます。

宝斑はお前が一番願っているものを叶えることが出来ると囁きます。イグナトフにデバイスを受け渡します。それに生体認証をすれば自分の元で真実を知ることが出来ると言い残すのでした。

その後、イグナトフは生体認証を行い、13番目のインスペクターとなります。契約は成立。約束通りに舞子は解放され、イグナトフの元に帰ります。

舞子と慎導は電話で話します。イグナトフと揉めたことを知る舞子は心配をしていますが、イグナトフは怒りすぎたと反省していると教えます。

そして、舞子は怖いのはこの世界ではなく、私達が絆を失うことだと言います。

イグナトフが慎導を殴ったのを知っている舞子は、慎導にイグナトフを殴り返していいと言います。慎導はそれはいいねと返し、殴って謝って仲直りをすると言います。

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