ネタバレ②エリとの再会

一方でミリオは治崎に追いついていました。

治崎はミリオに向かってエリにとってお前はヒーローではないと言いますが、ミリオはそれに対してだから来たのだと答えます。

ミリオは突如視界がぐらついて壁に頭を打ち付けます。

平衡感覚を失わせる能力を持つ酒木の仕業でした。

そして音本に個性は何か問われ、透過の能力について話してしまいます。

個性も知られ、3対1という圧倒的に不利な状況下でもなおミリオは折れず必殺技を酒木に命中させます。

抱きかかえられていたエリを自分の懐へ。大切そうに抱きかかえるともう決して君を悲しませないと伝え、俺が君のヒーローになると続けます。

治崎はエリに向かってお前は人を殺す呪われた存在だと言いますが、ミリオは自分の子になんてことを言うんだと叱咤します。

すると治崎は俺に子などいないと返すのでした。

その直後、ミリオのもとに向かって一直線に地面が崩れます。治崎の対象を分解し修復する能力によって地面はちりぢりになり、棘のようなものでミリオを攻撃します。

エリごと狙った攻撃に驚くミリオでしたが、治崎は壊れても原型を留めていなくても修復すれば蘇生できると言います。

治崎の分解によってミリオの逃げ道は塞がれ、また、エリを抱えたままだと透過が使えないということも知られてしまいました。

個性を消す薬を仕込んだ銃弾をミリオの腕を狙って攻撃しますが、マントで身を隠し、狙いをそらすよう誘導します。

その隙を狙ってミリオは透過で地中を潜り、音本に攻撃。

拳銃を地面を滑り、敵の手元から離れます。

ミリオが透過したということはマントにエリを残してきたことだと気づいた治崎は一目散にエリを壊しに向かいますが、ミリオは既に予測済みでした。

治崎にも攻撃を決め、ヒーローがマントを羽織るのは痛くて苦しんでいる女の子を守るためだと言います。

ネタバレ③ミリオVS治崎

治崎が攻撃を食らったその直後、音本の名前を叫ぶと彼に何かを投げつけます。

それは銃弾のストックでした。個性を完全に消滅させることの出来る銃弾です。

治崎の撃てという言葉に反応して音本は銃を構えますが、躊躇します。

この銃弾はかなりのコストと時間が生んだ大切なものであり、音本はその重みを知っていました。5発分作るのに1ヶ月かかるものでした。

無駄撃ちは避けたいところですが、治崎が弾の入った箱を投げた時点でミリオには気づかれています。そしてミリオの能力は透過。普通の撃っても透過で弾がすり抜けてしまうのが目に見えていました。

どうしたら確実に一発をミリオに撃ち込むことが出来るのか考えた音本は思考を巡らせて、一つの答えを閃きました。

エリに銃が向けられます。

咄嗟に何が起きるか予測できたミリオはエリのもとへ飛び込みます。目を瞑り、恐怖を殺すような表情のエリにミリオは笑顔を作ってその小さな体を抱きしめ、肩に銃弾を食らうもでした。

ミリオは今までの思い出が走馬燈のように駆け巡ります。

ヒーローになると父親の前で宣言した日。環と共にヒーローえお目指して切磋琢磨した学生生活。ナイトアイの事務所に配属された日のこと。

17年生きて自分のものにした能力が無になる瞬間でした。

治崎はミリオを嘲笑います。自分が救おうとしたエリの能力で自信の能力を失い滑稽だと言います。

そして今まで培ってきた者が無駄になったなと言う治崎にミリオは一撃を入れ、これまでの全ては何も無駄になっていない、俺はルミリオンだと言い放ちます。

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第4期」第11話の感想

おすすめの記事