ネタバレ③部下と融合した治崎対デク

デクは咄嗟に状況整理をします。エリとミリオはナイトアイが守っており、イレイザーと治崎の部下クロノがいなくなっていました。

治崎は音本と融合し、先ほどまでの傷がなくなっていました。

治崎はミリオに対してエリや俺に関わらなければ個性を永遠に失うこともなかったのに残念だったなと言い放ちます。

その発言を聞いて初めて事実を知るデクとナイトアイは驚き、血の気が引くような表情に変わります。

直後、治崎はエリの元へ駆けますがデクが阻止。治崎の相手は自分がすると声をあげるナイトアイの指示のもと、デクは戦闘から外れ、ミリオとエリの保護へ。

しかし、ナイトアイは個性を発動して未来を予知しながら交戦していましたが地形でできた太い棘で腹部を貫かれ、戦闘不能になってしまいました。

デクは先ほどよりも個性を発動して治崎と再び対峙しますが劣勢。攻撃が全く決まりません。

一方ミリオは動かぬ体を無理矢理引きずるように戦闘してる場所からエリの手を引いて離れます。少しでもエリを安全な場所に移動させようと歩みを進めていましたが疲労や怪我の蓄積で体は動かなくなります。

治崎はエリに聞こえるくらい大きな声でお前のせいでまた死ぬぞと叫びます。これがお前の望みなのかと問う治崎の発言を聞いて、エリはミリオの元から離れて望んでないと伝えに元いた場所に戻って来てしまいます。

戻るから、皆を元通りにしてと懇願するエリ。

治崎は今度はデクに対してお前はエリに淡い期待を持たせて残酷な仕打ちをしているし求められてすらいないのだと言い放ちます。

デクはそれでもなお、余計なお世話だとしても君は泣いているじゃないかと言い、助けると再び約束を交わすのでした。

その直後に壁が一カ所破られ、衝撃によって突風が巻き起こります。壁から現れたのはリューキュウ、麗日、蛙吹の姿でした。

アニメ「僕のヒーローアカデミア 第4期」第12話の感想

筆者感想

ミリオがボロボロになってまで守ったエリの姿。本当にこの回は胸が痛む話ばかりです。

ナイトアイがミリオに駆けつけて褒めながら抱きしめるシーンで号泣しました。

ナイトアイは師であり、親のような目線でミリオを見守っていたように感じました。

そこまでしてミリオが守ってきたもの全てを白紙に返すように状況は一気に劣勢になってしまいます。

一番自分を信頼していた部下を壊して取り込んだことには驚きました。治崎はエリを道具として扱っていたように部下すらも目的の為には手段を選ばない冷徹な人間でしたね。

エリは自分が傷つくだけなら皆が死ぬ最悪の事態は免れると予想して治崎のもとに戻ってしまいますが、泣きながら皆を元に戻してと言う姿にも、デクやミリオにごめんなさいと泣いているシーンにもずっと胸が痛かったです。

状況は最悪でナイトアイの未来予知にもヒーロー皆が負ける様子が見えている絶望的展開ですが、どうかその未来を変えるようデクが切り開いて欲しいなと強く思った12話でした。

エリが幸せになる未来に進んで欲しいです。

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