目次
ネタバレ②:解析屋・レインと協力
リングを失ったものの、なんとか命拾いをしたカナメ。
そこに解析屋のレインと名乗る少女が現れると、エレベーターには乗らない方が良いと助言されます。
彼女の言葉を無視して下層階に行こうとするカナメでしたが、室内は植物によって覆われてしまっており、さらには先ほど接敵したプレイヤーの姿もありました。
レインは状況からエレベーターに乗ると敵のトラップが待ち構えていること、非常階段にも植物が通路を塞いでいるため、ホテルの建物から出られない状況だと分析。
そしてそのまま、カナメと脱出するまでの協力関係を結ぶことを提案します。
カナメも1人より2人の方が安心できるとして、彼女の要請を受け入れました。
レインはカナメのシギルを取り寄せる能力だと思い込んでおり、電動ノコギリなどで植物をなんとかできるのかと期待していましたが、残念ながら水泡と化します。
どうにかして脱出する方法を模索する2人。
カナメは植物を操っているプレイヤーの情報を知るため、レインに正体を知っているのかを質問しますが、どうやらプレイヤーは「花屋」と呼ばれていること以外は分からないとのこと。
相手の素性も知らず、さらに脱出不可能な状況下で、カナメとレインはなんとかしてホテルから抜け出す方法を探していきますが、そこに3人のプレイヤーが迫ってきます。
ネタバレ③:追われる立場から反撃開始へ
カナメの頭の回転の早さがずば抜けていることが分かりますが、そのことに気づいてもすでに遅く、花屋によって倒されたプレイヤーは、花屋の支配下に入ってカナメたちを攻撃していきます。
そもそもダーウィンズゲームにおいて、倒されたプレイヤーはブロック状に消されてしまうのが普通。
しかしエレベーター室内にいたプレイヤーの身体はそのままでしたので、倒されたことには間違いありませんが、死んでいるわけではないのでしょう。
その結果、まるでゾンビであるかのようにカナメとレインを付け回していきます。
カナメは再び、なぜ操られているプレイヤーが正確に自分たちを追えているのかに疑問を持ちます。
すると1つの答えが浮かび上がり、カナメは拳銃を構えて”防犯カメラ”を撃ちます。
要するに、花屋は管理人室でホテル内のプレイヤー全員を把握しており、脱出を試みようとするカナメとレインの行動はすべて筒抜けだったのでした。
そして非常階段を封鎖して、完全有利な狩りを始めていることになります。
回転の早さで監視カメラを破壊し回っているカナメとレインですが、花屋は彼らの行動に対して好奇心を覚えていました。
同時に彼らが手ごたえのある相手だと認識したうえで、殺すことになっても問題なく殺せることに対して、安堵感を覚えているような素振りも見せます。