また、千雪から言葉をかけられた際にも、同様に「着てくれる人が喜んでくれれば」という想いを告白。

そして服の魅力についても語っており、服は足りないものを補ってくれるものであると考えていました。

研二に再び会う時も、育人は服の力を借りて面会に来ており、彼に足りない勇気を服から与えてもらっていることが分かります。

同時に研二に対しては、やはり育人の才能とセンスに驚愕させる結果となりましたから、服に対する相当な愛着や思い入れを持っていることが見えてくるばかりです。

ネタバレ②:デザイナーという仕事の厳しさ

 

藤戸千雪からきっかけを貰って、都村育人は藤戸研二にもう一度会いに行きました。

そこでブランドを立ち上げたばかりの元スタッフ・柳田一を紹介してもらえたため、育人は彼のブランド「HAJIME YANAGIDA」のスタッフとして働くことになります。

柳田のアトリエに足を踏み入れた育人は、さっそく指示に従って生地の縫い付けを始めることに。

しかし初めて仕事として服作りに携わった育人は、柳田からキツイダメ出しを喰らってしまい、さらには初日から「もう来なくていい」と門前払いを受けてしまいました。

ここでも育人は挫けそうになってしまいますが、引き返そうとした際、千雪の言葉が後押しとなって、柳田にしつこく食い下がろうとします。

柳田は自身のブランド初となる展示会を明日に控えていたため、ピリピリしながらも、最終的には育人を受け入れていくことに。

育人はまず、自分が縫い付けに失敗した服の作り直しから始めていきます。

同じスタッフとして働く森山からアドバイスを受けながら、育人はなんとか柳田が求める服を完成させました。

最終的に育人は、展示会を控えていることもあって、徹夜で一緒に作業をしていた様子。

森山とはすっかり打ち解けている様子で、しかし柳田からは技術も才能もないとみなされているため、邪魔者扱いをされてしまいます。


ネタバレ③:トラブル続きのコレクション

柳田一初の展示会は、ファッション業界の誰もが注目していました。そして柳田自身も、失敗は絶対に許されないと意気込んでいます。

ところがふたを開けてみると、彼の初となる展示会はトラブルの連続に。

まず手配していたモデルの到着が遅れてしまい、代わりのモデルがやってくることになったこと。

これはミルネージュに所属する藤戸千雪が来るということで解決しますが、ただ柳田にとっては身長の低いモデルを起用しては、コレクションが成り立たないとして受け入れません。

しかしあらかじめ用意していたモデルたちの出番を増やそうとしても、どうしても1着分だけを千雪に任せるほかない状況となってしまい、柳田は千雪の出演を渋々了承します。

次に起きたトラブルは、千雪のサイズに合わせるために急ピッチで衣装のフィッティングを行なうこと。

現場には森山しか手を出せるものがいませんでしたが、彼女では千雪のサイズに衣装を合わせるだけの技術や経験がありませんでした。

さらには連日の過労がたたってか、森山は鼻血を出してその場で倒れてしまう始末。


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