ネタバレ③ 先輩・棘田恵那

棘田
出典:理系が恋に落ちたので実験してみた。 | TVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』公式サイト

 

前回ラストに少しだけ登場した棘田恵那は同じ研究室の大学院2年、氷室たちとの先輩です。
学問を修める研究室で両手を駆使して3つのゲームを同時に行い、さらにお菓子も食べ散らかすなど、やりたい放題です。
しかし、決して自堕落なわけではなく、非常に優秀な学生です。
先述の通り、氷室と雪村の実験の問題点を即座に見抜いて指摘する思考力の持ち主です。
さらには学部生の奏にも分かるように問題点を解説するという説明力も持ち合わせています。
棘田は氷室と雪村をからかいながらも研究テーマ自体には興味を持ったようです。
今後も二人に助言をしてくれるのか、それとも自分が楽しむだけなのか。
掴みどころがない先輩です。

アニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」第2話の感想

筆者感想

今回注目しておきたいところは料理に対する氷室と雪村の考え方の違いです。
あくまで正確に測ろうとする雪村と『料理は愛情』と主張する氷室。
これは前回、デリカシー無く奏の恋愛経験を聞き出そうとする雪村と彼をたしなめる氷室から繋がっているものだと考えられます。
やはり、比較的まともな感性の持ち主である氷室に対し、雪村はどこまでも論理に忠実なようです。
この差が後々のすれ違いに繋がるのではないでしょうか。

奏
出典:理系が恋に落ちたので実験してみた。 | TVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』公式サイト

 

あらすじ、ネタバレで触れませんでしたが、氷室と雪村が作っていた料理は奏のためのものでした。
氷室と雪村のことを変人と思いながら嫌いになれない奏。
今は『氷室と雪村』ですが、『氷室』と『雪村』に分かれてそれぞれに向ける感情が変わるのか。
こちらも少し気になります

今回の理系用語の解説は『有効数字』について。
これは高校で習ったような気がします。
詳細・正確な説明はさておき、この考え方を作中で説明した意図は分かりました。
『卵……2.00000002526個』
そこまで細かくする意味があるのか?
細かくしたところでそれを正確に測れるのか?
その差が料理の味として認識できるのか?
そんなことより愛情を込めたほうが大事じゃないか?
こういうことかと。合ってますかね?

みんなの感想・口コミ

今回も秀才二人のやり取りが微笑ましかったですね。
また、今回の最後は少しいい話らしくなっていました。
今後はこういう話もしていくのでしょうか。
作品は盛り上がるでしょうけど、理系という軸は大事にして欲しいところです。

大学の監修も入っている作品ですが、そこにさらにツッコミを入れてくる方も。
作品内外を巻き込んで活発な議論をしていきましょう。

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