目次
育人もまた、妹たちの想いに触れたことで、現状を説明しました。
柳田のアトリエで働いていること、デザイナーの仕事に関わらせてもらっていること、改めてデザイナーを目指すという想いを伝えていきます。
ほのかは自分たちが育人の夢の邪魔になっていると感じており、その想いから素直な気持ちを伝えきれずにいました。
結局は彼女の空回りだった部分もありますが、育人が夢を追いかけていることを知ると、安堵してその場で崩れ落ち、涙を流しながら兄の夢を応援します。
ネタバレ②:デザイナーの世界に触れる育人
コレクション後、百貨店やセレクトショップのバイヤーたちがやってくる展示会に、都村育人はスタッフとして参加します。
展示会には有名モデルのセイラをはじめとした業界関係者が集まっており、とんでもない場所に居合わせている状況に委縮しそうになる育人。
ただそんな余裕もなく、育人は柳田一がデザインした服に興味を持つ人たちの案内を続けていきます。
そんな中で有名百貨店のバイヤーが現れると、200着ほどの買い付けをするのでした。また、特設コーナーを設けて販売する予定であることも、その場で柳田に伝えます。
柳田の成功を確信した表情を見て、育人はデザイナーが上にのし上がっていく瞬間を目撃したかのように息を呑みます。
しかし大量の注文を受けたところで、柳田のアトリエにいるスタッフは育人くらいのもの。
そのため、柳田は会場にいた服飾芸華大学の学長を見つけてスタッフを派遣してもらえと指示を出します。
学長はタイミング良くその場に居合わせていたようで、柳田の事情をしっかりと聞いており、育人に協力すると承諾。
後日、育人は日本一のデザイナーを育成する服飾芸華大学へと足を運んで、柳田のアトリエで働いてくれるスタッフを集めようと行動します。
ネタバレ③:別格の存在である遠
芸華大学のエントランスには、在学生がデザインした服が展示されていました。
そこには「綾野遠」という名前ばかりが並んでおり、彼は芸華大学の歴史が始まって以来、抜きん出た才能を持っている人物だと説明されます。
すると育人は、話していた遠と出会うことに。
彼は日本のトップデザイナーである綾野麻衣の孫で、トップブランド「Aphro I dite(アプロアイディーテ)」ですでにスタッフとして働いているほどの人物でした。
そのことを知らずに育人は、柳田一のアトリエで働いてほしいとお願いをしますが、事情を知るとあっさりと引きます。
しかし遠は、後輩のチュニックを誰にも気づかれずに手直した後、育人に何をしたのかを尋ねられ、彼がデザイナーとして優れた目を持っていることに気づきます。
最初こそ断った遠でしたが、育人に強い興味を持ったことで、柳田のアトリエで働くことを承諾。
さっそく育人と遠は一緒に働くことになりますが、遠は育人がどれほどの技量を持っているのかを知るために、難しい作業をさせてみるのでした。
技術こそいまいちではあるものの、それでも服のパターンを正確に取ることができる目を持っている育人。
そんな彼にますます強い興味を抱き、やがて自分のブランドを立ち上げた際には、彼をスタッフとして招き入れたいという想いすら抱くのでした。
一方で育人のほうは、遠がデザイナーとして持っている知識や技術が別格であることを見せつけられることに。
自信を喪失するというよりも、上手い人が服を作っている瞬間を見て興奮をしていました。
アニメ「ランウェイで笑って」第4話の感想
筆者感想
柳田一のアトリエに、新しく綾野遠という卓越した技術を持つ人物がやってきます。