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四皇として君臨し、「この世における最強の生物」と呼ばれるカイドウ。
彼の圧倒的な強さには、悪魔の実の能力だけでは説明できない謎が隠されているのかもしれません。
中でも気になるのが、カイドウの頭部に生える立派な角ですよね。
実は最新のエルバフ編で、「角を持つ者は古代巨人族の血を引く」という興味深い情報が明かされました。
これって、カイドウの正体を解く大きなヒントになりそうです。
そしてもう一つ注目したいのが、ロックス海賊団時代の話。なぜロックス・D・ジーベックは、見習いだったカイドウを特別視していたのでしょうか?
もしかすると、その理由こそがカイドウの驚くべき正体に繋がっているかもしれません。
今回は最新の情報を踏まえながら、カイドウの真の正体について一緒に考察していきましょう!
エルバフ編の展開でハラルド王の姿が明かされ、その容姿がカイドウと驚くほど似ていることが話題となっています。ロードが語った「古代巨人族の名残である角」という言葉が、カイドウの正体に新たな光を当てているようです。
カイドウの角が示す古代巨人族の血筋
古代巨人族の特徴とカイドウの共通点
これまで古代巨人族として確認されているのは、オーズとリトルオーズJr.だけでした。しかしロードの発言により、角を持つ者が古代巨人族の血を引いている可能性が浮上しています。
カイドウを見てみると、彼には立派な角が生えています。さらに人間を遥かに超える巨躯と、「この世における最強の生物」と称される圧倒的な強さを誇っているのです。これらの特徴は、まさに古代巨人族の血筋であることを裏付けているともいえるでしょう。
興味深いことに、カイドウの娘であるヤマトにも角が生えています。これは血統による遺伝の証拠かもしれません。
ハラルド王との驚愕の類似性
エルバフ編で明かされたハラルド王の容姿は、読者に大きな衝撃を与えました。その理由は、カイドウとの類似性があまりにも高いからです。
両者は角の形状、顔立ち、体格など多くの共通点を持っています。ロードによればハラルド王も古代巨人族の血を引いているとのことですから、カイドウとハラルド王が血縁関係にある可能性も考えられるのです。
もしカイドウがハラルド王の血筋だとすれば、彼の桁違いの強さにも納得がいきます。古代巨人族の血が、カイドウに最強の生物としての力を与えたのかもしれません。
エルバフ編1142話の扉絵では、ヤマトとロキの雷撃シーンがリンクして描かれていました。これは両者の血統的な繋がりを匂わせる演出だったのでしょうか。
ロックスが見抜いたカイドウの特異性
見習いながら一軍入りした理由
カイドウがロックス海賊団に入団したのは15歳の時でした。見習いという立場ながら、その実力は既に並外れていたようです。
海賊島ハチノスにやって来たカイドウは、そこで大物海賊を撃破する実力を見せました。その力が最終的にロックス・D・ジーベックの目に留まり、白ひげのスカウトによってロックス海賊団への入団が決まったのです。
通常なら見習いは雑用などの下働きをするものですが、カイドウは違いました。見習いでありながら一軍メンバーとして扱われていたのです。これは彼の出自が特別だったことを物語っているかもしれません。
ロックス海賊団での特別扱いの真相
ロックス海賊団は「個性の集団」と呼ばれ、船内でも仲間殺しが絶えない凶暴な一味でした。しかしカイドウは、9歳年上のビッグマムに弟のように可愛がられていたとされています。
これは単なる年齢差による庇護ではなく、カイドウの血筋や潜在能力をビッグマムが見抜いていたからかもしれません。実際、ゴッドバレー事件の日にビッグマムがカイドウにウオウオの実を与えたのは「一生の恩」と評されています。
ロックス自身も、カイドウの特異性を理解していたのでしょう。古代巨人族の血を引く戦士として、その価値を認めていたと考えられます。
カイドウの正体を裏付ける決定的証拠
不死身の肉体と古代巨人族の関係
カイドウは「この世における最強の生物」と称され、これまで数々の伝説的なエピソードを残しています。1人で海軍及び四皇に挑み、捕まること18回。処刑を宣告されることは40回にも及びました。
それでも死ぬことのない不死身の肉体は、古代巨人族の血統から来ているのかもしれません。オーズも500年以上前から伝説として語り継がれるほどの存在でした。その血を引くカイドウが、現代においても最強の生物として君臨するのは自然なことかもしれません。
古代巨人族は「戦争の時代を想起させる」存在だとロードは語りました。カイドウの戦闘狂ぶりと暴力至上主義も、古代巨人族の戦闘本能が現れていると考えることができます。
ナンバーズとの血統的繋がり
百獣海賊団の戦力として活躍したナンバーズは、「古代巨人族の失敗作」と呼ばれていました。これらはパンクハザードで作られ、20年前にカイドウが買い取ったものです。
興味深いのは、生物実験において被験体の血統因子が重要だという点です。もしカイドウが古代巨人族の血を引いているなら、彼の血統因子を用いてナンバーズが生成された可能性があります。
ナンバーズの特徴的な角や歯並びは、オーズと多くの共通点を持っています。しかし同時に、カイドウとの類似点も見受けられるのです。これは偶然ではないでしょう。
カイドウの血統因子が古代巨人族の再現実験に使われたとしたら、彼の正体がより明確になってきます。
古代巨人族説が物語に与える影響
ワノ国への執着の本当の理由
カイドウがワノ国を支配した理由として、海楼石の産地であることや武器工場の確保が挙げられています。しかし作中では「ワノ国ではないとダメな理由は他にもある」と匂わされています。
もしカイドウが古代巨人族の血を引いているなら、ワノ国に古代巨人族ゆかりの何かがあるのかもしれません。鬼ヶ島の存在も、古代巨人族と関連している可能性があります。
ワノ国では「明王」として扱われているカイドウ。これは単なる恐怖による支配ではなく、何らかの歴史的背景があるのではないでしょうか。
古代巨人族が「戦争の時代を想起させる」存在なら、ワノ国の武器製造への執着も血統からくる本能的な欲求だった可能性があります。
今後の展開で明かされる可能性
エルバフ編の進行により、古代巨人族に関する情報が次々に明かされています。カイドウの正体についても、今後詳細が語られる可能性が高いでしょう。
特に注目すべきは、神の騎士団とエルバフの関係です。シャンクスとカイドウの「小競り合い」も、実は神の騎士団によるスカウト活動だったのではないかと推測されています。
古代巨人族の血を引く強い戦力として、カイドウも勧誘の対象だったのかもしれません。しかし彼は断り、独自の道を歩んだということでしょうか。
ヤマトとロキの関係性についても、今後明かされる可能性があります。両者の父親が酷似していることから、血縁関係がある可能性も否定できません。
今後のエルバフ編の展開で、カイドウと古代巨人族の関係がついに明かされる日が来るかもしれません。その時、ワンピースの謎がまた一つ解明されることでしょう。