イムが敗れたら何を求める?

黒ひげが得られる利益とは?

黒ひげの野望は「黒ひげ王国を作ること」、つまり世界の支配者になることです。そのためには、現在の世界政府という巨大な壁を崩す必要があります。

黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)は現在39億9600万ベリーの懸賞金を持つ四皇の一角です。ヤミヤミの実(闇系ロギア)とグラグラの実(白ひげから奪った地震系パラミシア)の2種類の悪魔の実を持つ唯一の能力者でもあります。

もしイム様が失脚した場合、黒ひげが最も欲しいのは世界政府の支配権そのものでしょう。マリージョアに眠る国宝や古代兵器ウラヌスへのアクセス権、ポーネグリフの知識——これらを手に入れれば、文字通り「世界の王」への道が開けます。

イムが持つ800年分の歴史情報と権力基盤こそ、黒ひげが本当に狙っているものかもしれないとも思われます。ヤミヤミの実の「吸収」能力を考えると、最悪の場合、イム様の力そのものを奪いにいく可能性もゼロではありません。

ロックスとの因果が繋ぐ接点

ロックス・D・ジーベックは、生前に「世界の王になる」という野望を持っていました。黒ひげもまた、同じ夢を語っています。父と息子が同じ夢を持つ——この一点だけでも、二人の物語的なつながりの深さがうかがえます。

ロックスはなぜイムを狙った?

ロックスが花の部屋に侵入し、イムをけん制した理由は原作でまだ明確には語られていません。しかし「おれは戻ってくるぜ」という言葉には、単なる挑発以上の意味が込められているように感じられます。

ロックスはイムが世界の頂点に君臨する「偽りの秩序」を知っていて、それを壊しにいこうとしていたのかもしれません。Dの一族が代々「神の天敵」と呼ばれてきたことを考えると、ロックスもまたその使命を意識していた可能性はあります。

「Dの一族」はワンピース世界で「神の天敵」とも称される一族です。世界政府に危険視され続けており、その名を持つ者たちが歴史の節目に必ず現れるとされています。ロックス・D・ジーベック、ゴール・D・ロジャー、モンキー・D・ルフィ——いずれも時代を揺るがした人物です。

黒ひげはロックスの意志を継ぐ?

黒ひげの船「サーベル・オブ・ジーベック号」の名前には、父ロックスの名(ジーベック)が刻まれています。意識的にか無意識にか、黒ひげはロックスの影を背負って生きているようです。

ただし、黒ひげが純粋にロックスの「意志」を継いでいるかどうかは疑問です。ロックスが「世界を変えようとした革命家」だったとすれば、黒ひげは「世界の頂点を奪いたい野心家」という印象が強い。方向性は同じでも、動機の純粋さは全く異なるかもしれない——そこに黒ひげというキャラクターの深みがあると思われます。

同盟成立シナリオを3つ予想

以下は完全に考察・推測の領域です。原作で確定している情報ではありませんので、あくまでひとつの「IF」として楽しんでください。

①世界政府崩壊後の暫定休戦

エルバフ編の後、世界政府が革命軍やルフィたちによって大きな打撃を受けた場合、イム様は一時的に黒ひげに「共闘」を持ちかけるかもしれません。互いに消耗した状態での暫定的な停戦です。

ただしイム様がそこまで追い詰められるかどうかは未知数です。800年間頂点に立ち続けた存在が、簡単に頭を下げるとは思えません。それだけに、もしそんな場面が訪れたとしたら、物語上の大きな転換点になりそうです。

あにま
イムが頭を下げる場面なんて想像できない……でも見てみたい!
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