②ヤミヤミの実でイムの不死を封じる

ヤミヤミの実の最大の特性は「あらゆる能力を無効化・吸収する」こと。もしイム様が何らかの悪魔の実の能力や特殊な力を持っているとすれば、ヤミヤミの実はその天敵になり得ます

黒ひげが「イムの不死性を封じる手段を持つ」と世界中に知れ渡れば、イム様にとって黒ひげは単なる敵以上の「交渉相手」になります。これが最も現実的な同盟成立シナリオかもしれません。弱点を握られた状態での同盟は、もはや対等ではなく、実質的にはイムが黒ひげに屈した形になります。

③利用し合ってどちらかが裏切る

これが最もワンピースらしい展開ではないでしょうか。イムは黒ひげを「ルフィを倒す道具」として利用し、黒ひげはイムを「世界政府の権力へのパスポート」として使う。互いに腹の中では相手を消す算段をしながら、表面上は協力し合うという構図です。

問題は「どちらが先に裏切るか」です。個人的には黒ひげの方が一枚上手で、イムを出し抜く展開の方がワンピースのテイストに合っているように思われます。ただ、800年生き続けた存在がそう簡単に騙されるとも考えにくく……どちらが先手を取るかが、物語の最大の見どころになりそうです。

エルバフ後の世界はどうなる?

革命軍・ルフィとの三つ巴構図

エルバフ編が決着を迎えた後、世界は大きく三つの勢力に分かれていく可能性があります。イム様率いる世界政府、ドラゴン率いる革命軍、そしてルフィ(と黒ひげ)という海賊勢力です。

革命軍の目的は「世界政府の打倒」であり、イム様こそが最大の標的です。一方でルフィの戦いは基本的に「仲間を守る」という個人的な動機から始まります。革命軍とルフィの目的は完全に一致しているわけではなく、この微妙なズレが終盤の三つ巴構図を生む伏線になっているとも考えられます(原作第1085話周辺の展開より)。

この三つ巴にさらに黒ひげが加わることで、最終章はかつてない複雑な勢力図になりそうです。誰と誰が手を結び、誰が誰を裏切るか——その読み解きこそが、最終章最大の楽しみかもしれません。


黒ひげが「世界の王」に座る未来

黒ひげの目標は「黒ひげ王国を作ること」、すなわち世界の支配者になることです。これはロックスが果たせなかった夢でもあります。

もしイム様を倒し、革命軍もルフィも排除した上で世界の頂点に立つという展開になれば、それはある意味「Dの意志の歪んだ成就」とも言えます。しかし、ルフィが象徴する「解放」の精神と黒ひげが象徴する「支配」の野望は、最後に必ずぶつかるはずです。世界の王の座を巡るルフィと黒ひげの最終決戦こそ、この物語のクライマックスになるのではないでしょうか。

どんな形であれ、イムと黒ひげの因縁はまだ始まったばかり。エルバフ以降の展開から目が離せません。

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