アニメ【ほしのこえ】のあらすじや魅力は?感想・評価をご紹介!
出典:amazon.co.jp

【ほしのこえ】の基本情報・あらすじ

【ほしのこえ】の基本情報

<スタッフ>

監督新海誠
脚本新海誠
原案新海誠
音楽天門
制作コミックス・ウェーブ・フィルム

この作品が出るまでたくさんの短編アニメーション作家として活動していた新海誠監督にとって初の劇場公開作品になります。

25分のフルデジタルアニメーションになります。

監督・脚本・演出・作画・美術・編集のほとんどを深海誠監督がたった1台のパソコンで行っています。

制作は「コミックス・ウェーブ・フィルム」です。

今後様々な深海誠監督作品を生み出す制作会社になります。

しかも、この作品は素人とされていた新海誠ですが、様々な賞を受賞していました。

受賞した賞
・『第6回文化庁メディア芸術祭』特別賞
・『第8回AMD AWARD』Best Director賞
・『デジタルコンテンツグランプリ2002』エンターテイメント部門・映像デザイン賞。

<登場人物・キャスト>

登場人物キャスト
長峰 美加子(本作の主人公)篠原美香(オリジナル版)
寺尾 昇 (本作もう一人の主人公)新海誠(オリジナル版)

【ほしのこえ】の制作スタッフや登場人物についてご紹介しました。

ここからはあらすじを紹介していきます。

【ほしのこえ】は携帯電話のメールをモチーフに、宇宙に旅立ってしまった少女と地球に残った少年の遠距離恋愛を描く作品になっています。

【ほしのこえ】のあらすじ

2047年の未来

関東の中学に通う長峰美加子と寺尾昇は同級生。

同じ部活で仲の良かったふたりだが、中学3年の夏にミカコは国連軍の選抜メンバーに選ばれた事をノボルに告げる。

2047年の冬にミカコは地球を後にし、ノボルは高校に進学する。

地上と宇宙に離れたミカコとノボルは携帯電話のメールで連絡を取り合うが、リシテア号が木星のエウロパ基地を経由して更に太陽系の深淵に向かうにつれて、メールの電波の往復にかかる時間は開いていく。

ノボルはミカコからのメールだけを心待ちにしている自身にイラだちつつも、日常生活を送っていくのであった。やがてミカコが搭乗するリシテア艦隊はワープを行い、ミカコとノボルの時間のズレは決定的なものとなってしまう・・・

以上があらすじになります。

メールが届くのになんと8年以上。

8年という長い月日がお互いの気持ちをどう動かしていくのかも見どころの一つですね!

次に【ほしのこえ】の魅力についてご紹介していきたいと思います。

【ほしのこえ】の魅力とは?

【ほしのこえ】には主に3つの魅力があります。

【ほしのこえ】の魅力
1.初作品なのに新海誠監督の天才っぷりが見える作品
2.今まで描かれたことがないようなラブストーリー
3.時間と空間を飛び越えた恋が描かれている

初作品なのに新海誠監督の天才っぷりが見える作品

この作品は、監督、脚本、絵コンテ、美術、声などをほぼ一人で作り上げた作品です!

一人で仕上げたから「薄い内容なんでしょ?」とも割れがちですが、全くの素人が作った作品とは思えないほど素晴らしい作品に仕上がっています。

新海誠監督といえば莫大な資金をかけて制作されると思われていますが、そんな低資金で制作された作品があったというのは驚きでした。

この作品があったからこそ現在に至る様々な有名作品が生まれてきたのではないでしょうか?

新海誠監督の人気になる要因や原点を知るためにはとてもお勧めな作品です!

今まで描かれたことがないようなラブストーリー

人のすれ違いに集点を当てた作品になっています。

昔好きだった人やモノ、思い出などが失われてしまう不安や喪失感。

時は必ず過ぎていくものでもあり、思い出すものでもあるということがとても切ない気持ちにさせてくれました。

たった24分のアニメ映画ですが、胸が締め付けられるような青春のもどかしさなどがぎゅっと詰まった切ない作品になっており濃い24分間になります!

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