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転スラは、異世界にスライムとして転生した主人公が活躍する人気小説です。
今回は小説最新21巻までのあらすじをネタバレしながらご紹介します。
アニメや漫画は小説の何巻までなのか、Web版と書籍版の違いなども解説するのでぜひ最後までご覧ください。
【転スラ】ネタバレ1巻~2巻:主人公が異世界でスライムに転生
1巻地位向上編:ネタバレあらすじ

主人公の三上悟は通り魔に刺されて死亡し、異世界でスライムに生まれ変わります。
主人公は暴風竜ヴェルドラと友達になり、「リムル」という名前をもらうことに。
リムルはヴェルドラの封印を解いて自由にするために、体内に取り込んで解析を始めます。
ゴブリンや餓狼族を配下にしたリムルは、ドワーフの鍛冶師も雇って魔物の町を作り始めました。
リムルは自分と同じく日本から来た女性の冒険者・シズと出会います。
シズに同化していた炎の精霊が暴走したことで、彼女の体は限界に。
シズの最期の願いを聞いたリムルは、彼女の体を捕食します。
リムルは、シズそっくりの人間の姿に変身できるようになっていました。
2巻森の騒乱編:ネタバレあらすじ

町を大きくしていたリムルは、オークを恨む大鬼族の襲撃を受けます。
大鬼族はリムルがオークを操る黒幕と思い込んでいましたが、誤解が解けてリムルの仲間に。
オークロードが率いる軍勢が、リザードマンの土地にも侵攻しようとしていました。
リムルはオークロードを倒し、リザードマンも救います。
リムルは、リザードマンと生き残ったオークを配下に加えることに。
ジュラの大森林で大きな勢力を持ったリムルは、ジュラの森大同盟の盟主に選ばれます。
【転スラ】ネタバレ3巻~6巻:リムルが魔王になる
3巻魔王襲来編:ネタバレあらすじ

リムルは、オークロードの背後にいた魔王たちから目を付けられます。
リムルは、ドワーフの国ドワルゴンと友好関係を結び、魔王ミリムと親友になることに成功。
魔王カリオンの部下フォビオがミリムと揉め事を起こし、彼女を逆恨みします。
フォビオは魔王クレイマンの策謀で、巨大な怪物に変貌してリムルの町に向かって侵攻。
フォビオはミリムによって撃退され、リムルは正気に戻ったフォビオを許します。
フォビオの件でリムルは、魔王カリオンからも一目置かれる存在に。
リムルは、フォビオを利用したクレイマンを敵として警戒します。
4巻人魔交流編:ネタバレあらすじ

ジュラの森大同盟は魔国連邦となり、複数の国と貿易を行うようになっていました。
リムルはシズが心配していた教え子の子供達に会うために、イングラシア王国にある自由組合に向かいます。
自由組合総帥のユウキ・カグラザカにあったリムルは、子供達が数年しか生きられないと知らされます。。
リムルは子供達を助けるために、精霊棲家に向かい魔王ラミリスと出会うことに。
子供達は上位精霊と同化し、普通に生きられる状態になりました。
しかし、子供の1人クロエが同化したのは正体不明の存在で、そのことをラミリスは不安視します。
テンペストに戻る途中でリムルは、シズの教え子の聖騎士ヒナタに襲撃されます。
5巻魔王覚醒編:ネタバレあらすじ

ヒナタに消滅させられたリムルでしたが、戦ったのが分身体だったおかげで無事でした。
しかし、テンペストはファルムス王国とクレイマン配下の襲撃を受け、多数の犠牲者が出てしまいます。
またミリムによってカリオンの国・ユーラザニアの首都が壊滅していました。
リムルは魔王に覚醒すれば、死んだ仲間達を復活できると聞かされます。
しかし、魔王になるためには、大量の魂が必要でした。
覚悟を決めたリムルは、進軍中のファルムス軍2万人を壊滅。
リムルは魔王となり、仲間も進化して復活しました。
リムルはユーラザニアの難民を引け入れ、ヴェルドラが封印から解放されます。
6巻八星輝翔編:ネタバレあらすじ

クレイマンは魔王を名乗ったリムルを抹殺するために、魔王達の宴に招待します。
リムルはワルプルギスに出席し、決着をつけることを決めました
クレイマンは他の魔王達の前でリムルを悪役にしようとしますが、逆に論破されます。
テンペストの軍勢もクレイマンの軍を圧倒し、敵の本拠地は陥落。
クレイマンに洗脳されたと思われたミリムは、操られたフリをしていたと判明します。
リムルは、魔王達の前でクレイマンを倒し完全に消滅させました。
魔王カリオンと魔王フレイがミリムの配下となり、魔王はリムルを含めて8人に。
リムルの発案で、魔王達は八星魔王を名乗ることになりました。
【転スラ】ネタバレ7巻~9巻:西方教会との戦いと開国祭
7巻聖魔対立編:ネタバレあらすじ

テンペストは、ファルムス王国に賠償を求め、英雄ヨウムを新しい国王にしようとします。
しかし西方教会の陰謀によってテンペストは悪役にされ、ヒナタ達聖騎士が派兵されました。
リムルは話し合うつもりでしたが、仕方なく戦闘
リムルはヒナタに勝利しますが、七曜の老師達の攻撃でヒナタが致命傷を受けます。
しかし、魔王ルミナスとディアブロの活躍で七曜の老師達は粛清され、テンペストの汚名も晴れることに。
七曜の老師は全員倒されたかに見えましたが、首謀者のグランベル・ロッゾは生きていました。
グランベルとその孫マリアベルが、テンペストを潰すために動き出します。
8巻領土掌握編:ネタバレあらすじ

ルミナス教の神でもあるルミナスが現れたことで、テンペストと西欧教会は一気に和解。
テンペストは開国祭を行うことになり、各国の参加が決まっていきました。
ラミリスがテンペストに移住するつもりだと知ったリムルは、彼女の力で地下迷宮を作り、冒険者用のアトラクションにすることを考えます。
しかし、西欧諸国で有名な勇者マサユキが、魔王リムルを討伐に動いたという情報が入ってきました。
リムルは勇者の名前から異世界人の可能性を考え、話し合って味方にしようとします。
9巻魔都開国編:ネタバレあらすじ

その後、マサユキはスキルの影響で勇者として扱われているだけの一般人だと描かれます。
マサユキがテンペストに来る目的は討伐ではなく、助けたエルフを送り届けに来ただけでした。
マサユキが武道大会で戦う姿を見たリムルは、勇者に祭り上げられているだけだと理解。
リムルの境遇を知ったマサユキは、彼を慕うようになりました。
ロッゾ一族の妨害工作は失敗し、開国祭は大成功で終了します。
そんな中、リムルはクレイマンの背後にいた黒幕がユウキだと気づきます。
【転スラ】ネタバレ10巻~12巻:ユウキの暗躍が明らかに
10巻魔人暗躍編:ネタバレあらすじ

リムルは、西欧諸国評議会に参加することになりました。
マリアベルに操られた議員が嫌がらせをしてきますが、リムルは洗脳を解いて正気に戻します。
リムルは遺跡調査に行く機会を利用して、敵をおびき寄せることに。
マリアベルはユウキを操って攻撃しますが、リムルには敵わずに敗走しました。
しかし、操られたフリをしていたユウキは、マリアベルのスキルを奪い取ってから始末します。
操られた被害者のフリをするユウキですが、リムルは彼を疑っていました。
11巻勇者覚醒編:ネタバレあらすじ

テンペストでは魔導列車の試作機が完成し、原初の悪魔3人娘と悪魔の軍団がリムルの配下に。
ルベリオスで開催された音楽交流会をグランベルが襲撃します。
ヒナタがグランベルの攻撃を受けますが、次の瞬間ヒナタの体が輝いて仮面の勇者クロノアが出現。
クロエは過去に戻る能力を持っており、二千年前に飛んで勇者クロノアになっていたと判明します。
クロエに宿った謎の存在は、未来の自分の思念体でした。
無差別に攻撃を繰り返すクロノアはリムルの力で正気になり、クロエとヒナタは救出されます。
グランベルは倒され、クロエは真なる勇者として覚醒しました。
12巻戦争前夜編:ネタバレあらすじ

未来の記憶を持つクロエは、リムルが東の帝国との戦争で命を落としたと話します。
テンペストは、帝国との戦いに備えて軍備を整えることに。
帝国のスパイが亡命を希望したため、リムルは味方に引き入れます。
東の帝国ではユウキが軍団長の1人になっており、クーデターを起こそうとしていました。
ヴェルドラの姉であるヴェルグリンドが、帝国の元帥として登場。
様々な思惑が交錯する中で、ついに帝国が侵攻を開始します。
【転スラ】ネタバレ13巻~15巻:帝国との戦争
13巻帝国侵攻編:ネタバレあらすじ

ドワルゴン攻防戦で、テンペストは先発隊を壊滅させて勝利します。
味方側の被害はないという圧勝でした。
テンペストまで来た帝国の本体53万人は地下迷宮に誘い込み、一方的な戦いで全滅させます。
迷宮の周りで待機していた17万人も壊滅し、帝国との最初の戦いは無傷の完全勝利となりました。
結果として大量虐殺を行ってしまったことを後悔したリムルは、70万人の帝国兵を復活させることに。
死亡したのに復活した帝国兵たちは、リムルを神として崇めるようになりました。
14巻竜魔激突編:ネタバレあらすじ

リムルは帝国で功績を上げた12人を最高幹部にして、聖魔十二守護王という称号を与えます。
その頃クーデターを起こそうとしていたユウキは、皇帝ルドラの力で洗脳されていました。
帝国側はヴェルグリンドが攻撃を開始し、圧倒的な強さを見せます。
ヴェルドラがヴェルグリンドと互角の戦いをしますが、こちらも皇帝に操られてしまいます。
ヴェルドラが敵の手に落ちたと感じたリムルは、今までにないほどの怒りを見せるのでした。
15巻深淵解放編:ネタバレあらすじ

リムルはヴェルドラを取り戻すために、単身で立ち向かいます。
竜種2体に劣勢を強いられますが、智慧之王にシエルと名前を付けたことで神智核に進化することに。
桁外れの演算能力を手に入れたリムルは圧倒的な強さを見せ、ヴェルドラを正気に戻すことに成功します。
リムルは竜の因子を獲得したことで、第5の竜種となるアルティメットスライムに進化しました。
リムルはヴェルグリンドが受けていた支配も解き、ルドラがミカエルに人格を乗っ取られていたことが判明。
ミカエルが撤退したことで、帝国との戦争は終わります。
帝国は利用されていたことが判明し、天使との戦いが始まろうとしていました。
【転スラ】ネタバレ16巻~21巻:天魔大戦勃発
16巻遊戯終了編:ネタバレあらすじ

リムルがヴェルドラを助けようとしていた時、地下迷宮は天使の軍勢の攻撃を受けていました。
目的はルドラの生まれ変わりであるマサユキの殺害して、ラミリスの身柄を押さえること。
地下迷宮を守るメンバーは、何とか天使を撤退させることに成功します。
帝国の新しい皇帝にはマサユキがなることが決定し、完全に味方側の勢力になりました。
テンペスト・ドワルゴン・帝国は、三国同盟を結びます。
ルドラの存在が消えたことで世界の覇権をかけたゲームは終了し、天魔大戦が始まろうとしていました。
17巻時空断章編:ネタバレあらすじ

17巻は16巻の続きではなく、5人のキャラクターを主人公にした短編が収録。
タイトルや短編の内容は以下のようになっています。
タイトル | 主人公 | 内容 |
ミョルマイルの野望 | ミョルマイル | テンペストの幹部で商人のミョルマイルの野心が語られる |
遠い記憶 | ヴェルグリンド | バラバラになったルドラの魂を集めるヴェルグリンドの物語 |
激動の日々 | カリギュリオ | 帝国幹部のカリギュリオが過去を振り返りながら、帝国を立て直そうと奮闘する |
青い悪魔のひとり言 | レイン | ギィのメイドとして働くレインの視点で、今までの登場シーンが描かれる |
ベスターの相談 | ベスター | テンペストの研究部門で働くべスターの物語 研究を行う日常やドワルゴンへの報告内容に悩む姿が描かれる |
18巻野望終焉編:ネタバレあらすじ

リムルは魔王達の宴で、天使と戦うための対策を立てることに。
同時に妖魔王フェルドウェイは天使の軍勢を集結させ、戦いの準備を進めていました。
天使軍の目的はヴェルダナーヴァを蘇らせることで、最初に魔王レオンが狙われます。
リムルのところにスパイのディーノから連絡が入り、カガリが天使軍から逃げようとしていることが判明。
ユウキとカガリは逃げようとしますが、敵の攻撃を受けてしまいます。
19巻王都騒乱編:ネタバレあらすじ

リムルの到着でカガリは救出されますが、ユウキは消滅してしまいました。
魔王軍は操られたレオンと戦いますが、リムルが正気に戻します。
天使軍の幹部だったオベーラが裏切ってミリムの配下となり、ミリム領でも蟲魔族との戦いが勃発。
マサユキがフェルドウェイに命を狙われますが、ルドラの人格が一時的に復活して撃退します。
リムルはミカエルを打ち破り吸収することで、すべての竜の因子と天使系の究極能力を揃えることに成功しました。
20巻天地鳴動編:ネタバレあらすじ

フェルドウェイは、ミカエルの力と竜の因子を吸収して大幅に力を増しました。
ミリム陣営は、敵の軍勢を追い返すことに成功。
しかし、突然現れたヴェルザードの攻撃で、ミリムの仲間たちは氷漬けにされてしまいます。
怒りで暴走したミリムが襲い掛かりますが、フェルドウェイの力で操られることに。
ミリムを助けに来たリムルですが、フェルドウェイによってどこかわからない場所に転移されてしまいます。
21巻迷宮侵蝕編:ネタバレあらすじ

リムルが消滅した状況に配下の魔物達は動揺しますが、主が生きていると確信する彼らは自分達だけで戦うと決意。
ルベリオスと地下迷宮が主な戦場になり、以下の戦いが繰り広げられます。
- 豊かな土地を求める魔王ダグリュールがルベリオスを襲うが、ヴェルドラに倒されて消滅
- 地下迷宮がゼラヌスに襲撃されるが、ディアブロとゼギオンの活躍で倒される
- ヴェガがゼラヌスの死骸を吸収してパワーアップするが、虚空に追放されて退場
リムルが、帰還しようととしたところで21巻は終了です。
【転スラ】漫画やアニメと書籍版の小説との関係を解説
小説は漫画・コミックとアニメの原作で物語の内容はほぼ同じ

転スラの小説版は、漫画やアニメの原作に当たる物語です。
漫画やアニメと比較すると多少の変更やカットされる内容はありますが、基本的なストーリーは全く変わりません。
漫画全巻・最新話は小説の9巻まで

漫画版は2024年6月の時点で25巻まで発売されていますが、内容は小説の9巻の途中です。
最新話の118話も9巻の内容ですが、アニメ放送中に10巻の内容に突入するでしょう。
アニメも小説9巻までの可能性が高い

転生したらスライムだった件のアニメ3期も、描かれるのは9巻までになる可能性が高いです。
アニメ3期の第1クールは7巻の聖魔対立編の内容で、西欧教会との対決がメインでした。
第2クールで開国祭が描かれるのは確実なので、9巻の最後まで描かれると思われます。
ロッゾ一族がアニメでも登場していますが、3期で本格的な対決が描かれることはないでしょう。
小説家になろうのWeb版と書籍版の違いとは
書籍版はWeb版にはいないキャラが登場しストーリーもかなり違う

転スラ書籍版の小説は、Web版をプロットとして書き直した完全版のような内容です。
書籍版にはWeb版には登場しないキャラも増え、14巻以降のストーリーはかなり変わりました。
元の内容よりも詳細に描写された場面も多く、Web版を読んでいる人でも楽しめるようになっています。
書籍版の最後はWeb版の最終話から変わるのか考察

Web版の最終話は夢オチと誤解される内容だったため、小説版では変更になるかもしれません。
Web版の最終話はリムルが元の世界に戻り、死んだ自分を分身として生き返らせるラストでした。
スライムのリムルの存在は無くなりませんが、三上悟が今までの物語を夢で見たと言ったせいで夢落ちと勘違いされることもあったようです。
夢落ちは評判が良くなかったため、書籍版ではリムルがテンペストで過ごす場面がラストになるのではないでしょうか。
【転スラ】全話のネタバレあらすじまとめ
転スラ全話のあらすじをネタバレしながらご紹介しました。
すでに書籍版の物語も終盤に突入しており、22巻か23巻で完結すると思われます。
転スラのラストがどうなるのか楽しみに待ちましょう。