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ワンピース1151話で再び注目を集めるモサ公の正体について、ついに決定的な手がかりが明かされました。
これまで謎に包まれていたロキの友人「モサ公」ですが、1151話での通話内容や行動パターンから、その正体がエルバフの長老ヤルルである可能性が非常に高まっています。
本記事では、1151話で新たに判明した3つの重要な伏線を詳しく分析し、モサ公=ヤルル説を徹底検証します。
まず、電伝虫の外見的特徴、通話の状況、そして恐怖体験の内容まで、あらゆる角度からモサ公の正体に迫ります。
モサ公=ヤルル説を支持する根拠
電伝虫の外見が示すヒント
モサ公との通話で使用された電伝虫の外見に、重要な手がかりが隠されているかもしれません。この電伝虫は長いひげのような触角を持っており、これがヤルルの特徴的な山ひげと一致しているのです。
電伝虫は通話相手の特徴を反映する性質があることは、作中で何度も描かれてきました。サンジが電伝虫で話すときは眉毛がぐるぐるになり、チョッパーのときは角が生えるように表現されています。
この法則に従うなら、モサ公の電伝虫のひげはヤルルの山ひげを表していると考えるのが自然でしょう。単なる偶然とは思えないほど、特徴が一致しているのが気になるところです。
山ひげのヤルルとの一致点
ヤルルといえば、エルバフの戦士として知られる巨人族の一人です。彼の最大の特徴は何といってもあの立派な山ひげでしょう。一方、モサ公の声は震えており、何かに怯えているような様子が伺えます。
100年前のドリーとブロギーの決闘を見守っていたヤルルなら、現在はかなりの高齢になっているはずです。年を重ねた戦士が、何らかの理由で故郷を離れ、孤独な状況に置かれているとしたら、あの震え声も説明がつきます。
さらに、ヤルルは戦士としての誇りを持つキャラクターですが、現在の状況では戦えない理由があるのかもしれません。それが彼の声の震えにつながっているのではないでしょうか。
1151話で明かされた3つの伏線
1151話では、モサ公に関する重要な情報が複数示されました。まず、彼がエルバフの外にいることが明確になっています。次に、通話が困難になる理由として、何らかの外的要因があることが示唆されました。
そして最も重要なのは、モサ公が過去に恐ろしい体験をしたことを匂わせる描写です。この3つの要素は、すべてヤルル説を支持する材料になりそうです。
エルバフの外にいる理由、通話が困難になる状況、そして恐怖体験。これらすべてが一つの物語として繋がるとき、ヤルルの過去に何かとんでもない出来事があったのかもしれません。
通話が困難になる理由の真相
エルバフ外にいる決定的証拠
モサ公がエルバフの外にいることは、通話の内容から明らかになっています。彼の発言から、現在の居場所がエルバフではないことが読み取れるのです。
もしヤルルがエルバフを離れる理由があったとすれば、それは相当な事情があったはずです。巨人族にとってエルバフは神聖な故郷であり、簡単に離れるような場所ではありません。戦士としての誇りを持つヤルルなら、なおさらでしょう。
しかし、何かしらの使命や責任を果たすために、あえて故郷を離れた可能性も考えられます。それが現在の状況につながっているのかもしれません。
モサ公の恐怖体験の正体とは
モサ公の震え声の原因となっている恐怖体験。これが何なのかが、彼の正体を解く鍵になりそうです。声の震えから察するに、かなりトラウマティックな出来事を経験したようです。
ヤルルの場合、100年前からエルバフで生きてきた戦士です。長い人生の中で、数々の戦いや出来事を経験してきたでしょう。そんな彼が恐怖を感じるほどの体験とは、一体何だったのでしょうか。
もしかすると、その恐怖体験こそが彼をエルバフから離れさせた原因なのかもしれません。過去の出来事が現在の状況を作り出しているという構図が見えてきます。
ビッグマムによる冬至祭の悲劇
ヤルルの恐怖体験として最も可能性が高いのは、ビッグマムが引き起こした冬至祭の悲劇です。あの事件では多くのエルバフの住民が犠牲になり、ヤルルも直接その場面を目撃していた可能性があります。
当時まだ子供だったシャーロット・リンリンが暴走し、巨人族たちを次々と倒していく光景。戦士として誇りを持つヤルルにとって、あの悲劇は忘れられない傷となったでしょう。
特に、仲間たちが無力に倒されていく様子を見ていたとすれば、それは戦士としてのプライドを深く傷つける体験だったはずです。あの日の記憶が、現在でも彼を震わせているのかもしれません。
頭に刺さった剣の真相
他の正体候補との徹底比較
モサ公の正体については、ヤルル以外にも複数の候補が挙げられています。しかし、それぞれを詳しく検証してみると、ヤルル説が最も筋が通っていることがわかります。
まず音声の特徴から考えてみましょう。モサ公の声は明らかに男性で、しかも年配の印象を受けます。電伝虫のひげの特徴も考慮すると、候補はかなり絞られてくるのです。
さらに、エルバフとの関連性を考えると、ヤルルほど条件に合致するキャラクターは他にいないというのが現実的な結論でしょう。
しらほし説・アンジェ説の検証
一部では人魚姫しらほしや天竜人アンジェが候補として挙げられることもあります。しかし、これらの説には明らかな矛盾点があるのです。
まず、しらほし説について検証してみましょう。彼女は人魚であり、声の特徴も全く異なります。また、魚人島にいるはずの彼女が、なぜエルバフ関連の話に登場するのかという点でも疑問が残ります。
アンジェ説についても同様です。天竜人の彼女がモサ公のような震え声で話す理由が見当たりません。年齢や立場を考えても、あの恐怖に満ちた声との整合性がとれないのが現実です。
イム様説・フクロウ説の可能性
より大胆な説として、イム様やCP9のフクロウを候補に挙げる声もあります。確かに謎めいた雰囲気は共通していますが、やはり決定的な証拠に欠けているのが実情です。
イム様については、あの威厳ある存在がモサ公のような震え声で話すとは考えにくいでしょう。世界政府の頂点に立つ人物が、電伝虫で怯えた様子を見せるという設定には無理があります。
フクロウ説についても、CP9の諜報員として活動する彼が、このタイミングでモサ公として登場する必然性が見当たりません。物語の流れと整合性を重視すると、やはりヤルル説が最も自然な結論に辿り着くのです。