
目次
ワンピース1150話「黒転支配(ドミ・リバーシ)」で、ついにイム様の正体が「悪魔」であることが確定しました。
ワンピース1150話ネタバレ『黒転支配(ドミ・リバーシ)』 ドリー・ブロギーが悪魔の契約 +3軍子の身体に憑依したイム様は、コウモリのような巨大な翼と三叉槍を持つ悪魔の姿を現し、読者に衝撃を与えています。
さらに恐ろしいのは、イム様が使用した「悪魔契約(アー・クワール)」と「黒転支配(ドミ・リバーシ)」という能力です。 Onepiece-logAnimatetimesこの力により、エルバフの英雄ドリーとブロギーが悪魔化され、イム様の配下として操られる事態となりました。
本記事では、1150話で明かされたイム様の悪魔としての正体について、能力の詳細から過去の伏線回収まで徹底解説します。世界政府の真の支配者が見せた恐るべき力の全貌を、最新情報とともにお届けします。
イム様の正体が「悪魔」と確定
長年の謎に包まれていたイム様の正体が、ついに明らかになりました。第1150話「黒転支配(ドミ・リバーシ)」では、軍子の身体を乗っ取ったイム様が悪魔の姿で登場し、その圧倒的な能力を披露しています。
これまで聖地マリージョアに潜み、五老星さえ跪かせていた謎の存在。その真の姿は、コウモリのような巨大な翼と三叉の槍を持つ悪魔そのものでした。
1150話で明かされた悪魔の姿
イム様は軍子の体を乗っ取る形でエルバフに降臨し、悪魔のような風貌を披露しました。その外見は正に悪魔を彷彿とさせるもので、コウモリのような巨大な翼、矢印型の尻尾、手には三叉槍といった要素が揃っています。
劇中でも「悪魔」という言葉が明確に使われ、五芒星を描いて契約を結ぶ儀式的な描写も見られました。これまでの伏線がついに回収される瞬間となったのです。
イム様の悪魔としての特徴は、単なる外見だけではありません。「悪の力を授ける」「悪魔こそ生命のあるべき姿」といった発言からも、イム様が悪魔の存在であることが確定的になっています。
軍子への憑依で見せた真の能力
イム様は軍子の体を乗っ取る形で下界に降臨し、凄まじい覇王色の覇気を放ちました。その威力は付近の巨人や子供たちはもちろん、少し離れた位置の巨兵海賊団まで気絶させるほどでした。
イム様は手から本を出現させ、そこから剣や銃を取り出す様子や、空中に魔法陣を描くなど、これまでにない超常的な能力を披露しています。これらの能力は悪魔の実の範疇を超えているかもしれません。
憑依という形での降臨にも注目すべきです。本体は聖地を離れられない理由があるのかもしれません。太陽の光を浴びれないといった弱点があり、全身を覆った長いドレープはそのためかもしれません。
「ドミ・リバーシ」の衝撃的な能力解説
悪魔契約で不死身化する恐怖
イム様の「悪魔契約(アー・クワール)」は、対象の寿命と引き換えにイム様の支配のもとで不死の体と腕力を与え悪魔化させる能力です。この能力によってドリーとブロギーが悪魔へと変貌してしまいました。
悪魔契約をすると「不死の体」が与えられ、サターン聖が200年前から生きていたり、五老星が何度攻撃しても復活するといった現象は、このカラクリによって実現していたことが判明しました。
五老星の不死身の謎もついに解明されました。彼らは皆、悪魔契約によって不死身となっていたのです。そして見た目の老化も止まっているのは、契約を交わした年齢で固定されるからかもしれません。
オセロのように支配が拡散する仕組み
「黒転支配(ドミ・リバーシ)」は、リバーシ(オセロ)の文字通り、生成された悪魔に挟まれた対象も"悪魔"とすることができる恐ろしい能力です。これによって複数の悪魔が一度に誕生してしまいます。
ドリーとブロギーの体が魔法陣を軸に回転し、その体は悪魔へと変貌する様子は、まさにオセロゲームで白いコマが黒に変わるかのようでした。
支配の拡散システムは、一度発動すれば連鎖的に悪魔が増えていく恐ろしい能力です。神の騎士団が冷酷に悪事を働いているのも、このドミ・リバーシの影響かもしれません。
イム様と過去キャラの共通点
ロビンの悪魔咲きとの類似性
ロビンがワノ国で披露した「悪魔咲き(デモニオフルール)」の姿が、イム様の悪魔の姿と驚くほど似ていることが話題になっています。黒い翼、角、牙といった特徴が共通しているのです。
ロビンの瞳がイム様と同じく渦巻き模様になっていた場面もあり、何らかの関係性があることを示唆しています。エルバフで神の騎士団に怒りを露わにしたロビンの瞳が渦巻き模様だったのも気になるところです。
悪魔の姿の共通性は単なる偶然ではないでしょう。ロビンとイム様の間には何らかの深いつながりがあると考えられます。ロビンが年齢を「16です」と告げるシーンも「16=イム」という伏線かもしれません。
壁画に描かれた悪魔との関連性
軍子に憑依したイム様の姿は、エルバフに伝わる壁画に描かれていた悪魔のような者にも似ていることが明らかになっています。あの壁画に描かれているのは、かつてのイム様自身だった可能性が高いでしょう。
エルバフの壁画に描かれていたイム様の姿にロビンのデモニオフルールが似ていることも、偶然ではないはずです。これは800年前からの因縁を物語っているかもしれません。
古代の記録として残る壁画は、イム様が古くから悪魔として存在していた証拠です。太陽の神ニカとの戦いの記録が壁画として残されているのでしょう。
エルバフ編で判明した新事実
ドリー・ブロギーが悪魔化の経緯
イム様はドリーとブロギーに対し、ヤルルを殺して「エルバフの王になれ」という指示を出しました。当然、二人は要求を断りましたが、そこでイム様の恐ろしい能力が発動されることになります。
「黒転」の文字通り、体がひっくり返り逆さまに転換したブロギーは、黒い翼やキバの生えた悪魔の姿に変貌してしまいました。ツノも元々の形から黒く長さのある悪魔らしいビジュアルに変化しています。
巨兵海賊団の変貌は、読者にとって衝撃的な展開でした。長年親しまれてきたキャラクターが敵になってしまうという残酷な現実に、多くのファンが心を痛めています。
巨兵海賊団への支配拡大
イム様の目的は、ヤルルの討伐とエルバフの完全支配で、ドリーとブロギーを率いた「悪魔巨人軍団」が陽界を襲うことになります。一方、ルフィたちは冥界にいるため、事態の深刻さをまだ把握していません。
イム様は彼らを「エルバフの新たな王」と認定し、ヤルル討伐へ向けた進軍を開始しています。これによってエルバフ全体が危機に陥ることになるでしょう。
支配の連鎖は止まらず、オセロの法則により更なる悪魔化が拡散していく恐れがあります。エルバフという巨人の国全体が悪魔に支配される可能性もあるのです。
イム様の正体に関する最新考察
800年前から続く不老不死の謎
イム様の能力は悪魔の実によるものなのか、それとも生まれながらの悪魔なのかという疑問が浮上しています。「悪魔こそ生命のあるべき姿」という発言からは、イム様自身が純粋な悪魔である可能性も考えられます。
ルフィ=ニカが太陽の神なら、イム様はその対になる存在で月や夜と関わるのが妥当でしょう。光月家やミンク族が月に縁があるのも、実は深い意味があるのかもしれません。
800年という長い時間を生き続けているイム様の正体は、悪魔の実を超越した存在である可能性が高いでしょう。もしかすると、悪魔の実そのものの創造主なのかもしれません。
Dの一族への敵対理由
Dの一族が「神の天敵」と呼ばれることから、神と悪魔の戦いという構図が見えてきます。イム様が悪魔なら、Dの一族は悪魔払いの一族なのかもしれません。
「黒転・支配(リバーシ)」という能力が、単に人格を反転させるだけでなく、「世界の秩序」をひっくり返す力だとすれば、正義と悪、陸と海、太陽と月、神と悪魔といった二項対立が本来のあり方から反転させられている可能性があります。
Dの一族の使命は、イム様によって歪められた世界を元に戻すことなのでしょう。ルフィがニカとして覚醒したのも、その運命の一部なのかもしれません。
イム様の正体が悪魔であることが確定し、その恐ろしい能力も明らかになりました。ドミ・リバーシという能力によって、これまでの味方が次々と敵に変わってしまう展開は、まさに最終章にふさわしい絶望的な状況と言えるでしょう。
しかし同時に、ルフィたち麦わらの一味がこの危機をどう乗り越えるのかも非常に楽しみです。太陽の神ニカの力と仲間たちの絆が、悪魔の支配に立ち向かう鍵となるのではないでしょうか。