【ワンピースネタバレ考察】ガンズイはアプーの父親?1155話で判明したロックス海賊団の血縁関係

ワンピース1155話でついに判明したロックス海賊団の密輸海賊ガンズイ。

これまでウルージの父親という説が有力でしたが、実はスクラッチメン・アプーの父親である可能性が浮上しています。

ビジュアルの類似点や血縁の伏線から、ガンズイとアプーの親子関係を徹底考察します。

最悪の世代とロックス海賊団を繋ぐ重要な血縁の秘密とは?

ガンズイの正体とプロフィール

ロックス海賊団の密輸海賊

ガンズイは密輸海賊として活動し、ロックス海賊団結成以前の初期メンバーの一人でした。密輸海賊という肩書きからも分かるように、彼は正面からの戦闘よりも裏稼業に長けた人物だったようです。

エルバフ編の回想シーンでは、大きな黒い果物(砲弾?)に威勢よくかぶりつく姿が描かれています。ロックス海賊団のメンバーとして豪快にもてなしを受ける様子が印象的でした。サングラスをかけた大男というビジュアルが特徴的ですね。

密輸海賊という職業は、表立って活動できない商品を扱う海賊を指します。ワンピースの世界では武器や悪魔の実、さらには人身売買まで様々な密輸が横行しており、その道のプロフェッショナルとして重宝されていたと考えられます。

過去の登場シーンを振り返る

実はガンズイの姿は、今回が初登場ではありません。1096話「くまちー」のゴッドバレー事件のシーンと、450話「将軍ゾンビNights」のスリラーバーク編に登場していました。

ゴッドバレー事件では兜を被った姿で描かれており、普段のサングラス姿とは印象が異なります。一方、スリラーバーク編では将軍ゾンビとして登場し、長いひげや髪の毛を確認することができました。金色の鎧と兜を装備した騎士の姿は圧巻でした

あにま
スリラーバーク編で見た時は誰だか分からなかったけど、今思えば伏線だったのね!

アプーの父親説を検証する根拠

ビジュアルの共通点を比較

ガンズイとスクラッチメン・アプーの父子説を支持する声も上がっています。特に新世代のアプーには雰囲気も似ているという指摘があります。

アプーは手長族の男で、身長256cmと大柄な体格を持ちます。ガンズイも同様に大男として描かれており、体格面での共通点は確かに存在します。また、どちらも派手な外見と個性的なキャラクターという点で似ています。

しかし、アプーの特徴的な鍵盤のような歯並びや辮髪(べんぱつ)とガンズイの長いアゴヒゲは、ビジュアル的にはかなり異なる印象を与えます。年月を経た変化として捉えることもできそうですが、決定的な証拠とは言えないでしょう。

音楽と密輸の意外な関係性

アプーはオンエア海賊団船長として「戦う音楽」を操る能力者です。一見すると密輸海賊との接点は薄そうに見えますが、実は音楽業界と密輸には深い関係があります。

音響機器や楽器の密輸、さらには海賊版音楽の流通など、音楽に関わる違法取引は現実世界でも問題となっています。ガンズイが密輸していた商品の中に、音楽関連のアイテムが含まれていた可能性は十分考えられますね。

アプーの所属していた百獣海賊団では、彼が情報屋としても活動していました。情報収集と密輸業は、どちらも裏社会でのネットワークが重要という共通点があります。

ウルージの父親説との比較検証

従来の有力説を検証

ガンズイの息子候補として最も有力視されているのが、怪僧ウルージです。歯の雰囲気やヒゲの様子など瓜二つで、これもほぼ100%の確率でウルージの父親はガンズイでしょうという考察が多数見られます。

ウルージの特徴的な長いヒゲと、ガンズイの長いアゴヒゲは確かに似ています。また、両者とも大柄な体格を持つ点も共通しています。ウルージの「怪僧」という肩書きと、ガンズイの「密輸海賊」という対照的な職業も、親子の因縁として興味深い設定です。

密輸団だったので、ウルージもまたそういう集団を作り上げているのでしょうかという推測もあり、表向きは僧侶でありながら裏の顔を持つという可能性も考えられます。

どちらが真実に近いのか

現時点では、ビジュアルの類似性からウルージの父親説の方が有力といえるでしょう。しかし、アプーの父親説も完全に否定できるものではありません。

ガンズイという名前の響きや、密輸海賊という職業の特殊性を考えると、複数の子供がいる可能性も考えられます。最悪の世代の複数メンバーと血縁関係があるという展開も、尾田先生なら描きそうな構想ですね。

あにま
どちらの説も面白いけど、真相は今後の展開次第ね!

ロックス海賊団の血縁関係

最悪の世代との繋がり

王直がカリブーの父親、マーロンがベッジの父親という説と併せて考えると、ロックス海賊団と最悪の世代には深い血縁関係があるようです。これは偶然ではなく、尾田先生が意図的に設定した世代を超えた因縁と考えられます。

ガンズイ→ウルージ、王直→カリブー、マーロン→ベッジという構図が成立すれば、ロックス海賊団の血統が現代に受け継がれていることになります。悪の血統が新時代の海賊たちに脈々と流れているという壮大な設定ですね。

このような血縁関係は、最終章に向けて重要な意味を持つ可能性があります。特に黒ひげティーチとロックスの関係も明らかになりつつある中で、過去と現在が複雑に絡み合う展開が予想されます。

現代に受け継がれる血統

ロックス海賊団のメンバーたちが現代の海賊たちの父親だとすれば、彼らの思想や野望も受け継がれている可能性があります。ガンズイが密輸海賊だったように、ウルージにも表の顔とは異なる裏の顔があるかもしれません。

「怪僧」という異名も、単なる僧侶ではない何かを暗示しているようにも思えます。密輸や裏社会との関わりが今後明かされる展開も期待できそうです。

最悪の世代の血統設定は、物語の核心に関わる重要な要素となる可能性があります。特にラフテルやワンピースの秘密と関連している可能性も考えられるため、今後の展開に要注目です。

1155話で判明した新事実

エルバフでの新たな描写

1155話では、48年前のエルバフを訪れたロックス海賊団のメンバーとしてガンズイが登場しました。エルバフという巨人族の国での活動は、ガンズイの活動範囲の広さを物語っています。

ハラルドによってアウルスト城に免れたロックスの一味として、ガンズイは遠慮なくご馳走を頬張っています。この豪快な食事シーンからは、彼の人柄の一端が垣間見えます。大らかで親しみやすい性格だったのかもしれません。

サングラスをかけた状態でも「顔が大きくサングラスが小さく見える」ほどの体格は、まさに圧倒的な存在感を示しています。

今後の展開への影響

ガンズイの正体が明かされたことで、最悪の世代の出自に関する謎解きが本格化しそうです。特にウルージやアプーの過去編が描かれる可能性が高まりました。

また、密輸海賊という職業設定は、世界政府の秘密や禁止されている技術・情報との関わりを示唆している可能性もあります。ガンズイが何を密輸していたのか、それが現在の物語にどう影響するのか、今後の展開が非常に楽しみです。

あにま
エルバフ編がさらに盛り上がりそうで期待大!

密輸海賊ガンズイの正体は、ロックス海賊団と最悪の世代を繋ぐ重要な鍵となりそうです。ウルージとアプー、どちらの父親なのか、あるいは別の真実が隠されているのか。血統の謎が解き明かされる日を楽しみに待ちたいと思います。

 

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