
物語もいよいよ最終章に突入しているワンピース。1054話にて「神の騎士団」の存在が明らかになり、1083話にてさらにその存在に注目が集まりました。
当記事では神の騎士団の正体や目的について徹底考察していきます。
神の騎士団とは
神の騎士団は1054話と1083話にて名前のみ登場
神の騎士団の存在について明らかになったのは、本編1054話にて登場しました。
場面は海軍本部。「チャルロス聖殺人未遂」についての話題が出た際に、海軍元帥「赤犬」が「ミョスガルド聖が犯人を逃したことに関しては、神の騎士団が介入してきて話がややこしくなってる」と発言したことにより存在が明らかになりました。
当初はこの一部分のみの登場だったので、「神の騎士団」とは一体何なのか?と読者の間で考察が広がりました。
そして1083話にて、神の騎士団の名前が再登場しました。
革命軍本部にて、任務を終えたサボとドラゴンが革命軍の作戦について話している場面でのこと、ドラゴンが「神の騎士団が動き出したら、戦いはそこからだ」と発言し、存在が再び明らかになりました。
神の騎士団と天竜人はどのような関係があるのか
先程も書いた通り、チャルロス聖殺人未遂において、ミョスガルド聖が犯人を逃がしたことで介入してきた組織として存在が明かされています。
そして、第1086話にて、神の騎士団の最高司令官であるフィガーランド・ガーリング聖がミョスガルド聖の処刑を執行したことが明らかになりました。
ここから、神の騎士団とは天竜人を裁く立場であることが考えられます。
また、ガーリング聖はかつてゴッド・バレーで活躍した”王者”と紹介されました。
もしかすると、神の騎士団はゴッド・バレーと関わりがあったのかもしれません。
神の騎士団のモデル
神の騎士団は、中世ヨーロッパで活躍した騎士修道会「テンプル騎士団」がモデルになっていると考えられています
ワンピースの物語は、しばしば中世ヨーロッパでのフランス革命がモデルになっているのではないかと考えられており、中世ヨーロッパで海賊と関連の深い騎士団ということでテンプル騎士団がモデルになっているのではないかと考察できます。
また、テンプル騎士団の歴代船長には「D」の名前がついていることから、「Dの意思」とも何らかの関連があるのではないかと考察されており、ワンピースとテンプル騎士団の間には間違いなく関係があると考えられるでしょう。
神の騎士団の正体を考察
神の騎士団は天竜人を裁く組織
第1086話にて、神の騎士団は天竜人を裁く組織であることが明らかになりました。
ワンピースの世界において、天竜人は絶対的な権力を有しており、海軍の様な民間組織に介入することは不可能です。
しかし、天竜人の間にももちろん友好関係や社会などは存在すると考えられるので、トラブルが起きた場合は血が流れる様な争いに発展することも考えられます。
そこで、神の騎士団は天竜人の治安維持のために存在する組織として活躍していると考えられます。
神の騎士団の役割とは?
神の騎士団は天竜人を裁く立場にあると考えられますが、天竜人を裁くことはそう多くないでしょう。
ここから、神の騎士団には他の役割もあると考えられます。
では、神の騎士団の役割とは一体何でしょうか。
天竜人を守るための組織として「CP-0」が存在するため、目的は天竜人を守る以外にあると考えられるでしょう。
先程も記載した通り、神の騎士団は天竜人同士の治安維持のために存在していると考えられますが、1083話にて革命軍が「8カ国革命」で、天竜人へ兵糧攻めをしていると話している場面にて、ドラゴンが「当然それに黙って耐えるような相手じゃない。神の騎士団が動き出したら、戦いはそこからだ」と発言しています。
つまり、神の騎士団は、天竜人の中での武装組織。攻撃するための軍のような役割を持っているのではないかと考えられるでしょう。
ドフラミンゴと神の騎士団は関係がある?
ドンキホーテ・ドフラミンゴは元王下七武海の一人で、ドレスローザの国王およびドンキホーテ海賊団の船長だった人物です。
このドフラミンゴと神の騎士団の間には、何かしらの関係があるのではないかと考察されています。
ドフラミンゴは元々天竜人だった人物です。そして聖地マリージョアにある国宝について、何か秘密を知っている人物でもあります。
最初こそ天竜人から命を狙われていたものの、今は非常に協力的になったと発言していることから、天竜人と何かしらのコネクションを持っていると考えられます。
マリージョアの国宝は存在自体が世界を揺るがすとされているため、天竜人の中でもさらに上の存在、すなわち神の騎士団とも何かしらの関係があると考察することができるでしょう。
マリージョアについてはこちらの記事でも紹介しています。ぜひ読んでみてください。