呪術廻戦170話ネタバレ|レジィvs伏黒、戦闘開始!!

いよいよ、レジィと伏黒の本格的な激突が幕を開けました。
レジィの術式は想定以上に複雑で、強力な効果を持つものでした。
これにより、伏黒は再び窮地に立たされます。
しかし伏黒もただ追い詰められていたわけではありません。
彼は、レジィを確実に領域に引き込むための作戦を持っていたのです。

それでは、レジィと伏黒の激しい戦いが描かれた170話「東京第1結界⑩」のネタバレです。

『呪術廻戦』前回169話のおさらい

突如として乱入してきた芸人術師・髙羽。
彼は伏黒に手を貸すことを申し出、黄櫨と髙羽の戦闘が始まりました。
一見おふざけばかりで笑いを取ることに力を入れているように見える髙羽ですが、レジィが驚くような動きを見せ、活躍します。
黄櫨は髙羽に調子を狂わされた上に、予想外に高かった髙羽の攻撃力に押されてしまいます。

一方で伏黒は、黄櫨との戦いを髙羽に任せることで、レジィへの攻撃に集中することができる状況になりました。
ルールの追加は、既に虎杖が日車に接触し、成功したことも把握します。
得点を奪うことにこだわる必要のなくなった伏黒は、本気でレジィとぶつかるつもりでいました。
もちろん、仲間を倒されポイントを失ったレジィも、このまま伏黒を見逃すつもりはないようです。

2対2の構図が完成し、いよいよそれぞれの戦いが本格化することになったのでした。

『呪術廻戦』170話ネタバレ①|伏黒の猛攻

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「満象」「脱兎」を駆使し、伏黒はレジィと渡り合います。
伏黒は「満象」の水を使うことで、レジィの術式を邪魔することを狙っていました。
もちろん、レジィがそれをみすみす見逃すはずもありません。
包丁や網などを次々具現化し、伏黒の攻撃をしのぎます。

この短い時間の戦闘で、レジィは伏黒の式神の性質を既に把握していました。
例えば、脱兎は他の式神と性質が違い、いくら倒しても召喚できることをしっかり把握している様子が見られます。
こういった描写からも、レジィの実力の高さが見て取れますね。

さらにレジィは、伏黒が「水を用いた攻撃」をしてきたことから、何を狙っているのかも看破していました。
数の不利は解消できたものの、まだまだ伏黒にとって不利な要素が多いこともわかります。

『呪術廻戦』170話ネタバレ②|レジィの術式「再契象」

伏黒も、読者の私たちと同様にレジィの術式は、「レシートから物体を具現化するらしい」ということは把握していました。
これに関して、レジィ自身は「説明が難しい」と前置きしてから、「契約の再現」であると自分の術式を説明していました。

どうやら、レシートに書かれている「物体を具現化」するのではなく、レシートに書かれている「内容を再現する」と表現した方が正しいらしい術式です。
これを説明するためにレジィは、温泉施設のレシートを利用して「回復&自身にバフの付与」という状況を作ってみせました。
ケガを治療したわけではありませんが、「温泉に浸かったのと同じ状況」を、自分自身に与えると言う形で回復した、と言えます。
反転術式による治癒とは違う、回復やバフの付与という効果を持った術式は、おそらく呪術廻戦に初登場する術式でしょう。
単純に「物体を具現化する」より、数段厄介な術式ですね。
読者が思っている以上に、レジィは厄介な相手であるようです。
伏黒はどう立ち向かうのでしょう。

『呪術廻戦』170話ネタバレ③|伏黒の作戦

温泉に浸かったのと同じ効果を得たレジィに対し、伏黒はボロボロです。
そのボロボロ具合を、レジィは的確に見抜いていました。
玉犬を出せないことも、そのせいで一芸特化の式神を併用せざるを得ない状況であることまでお見通しです。
これに対し、伏黒がとった作戦は、

「逃げる」

でした。
「お互いに出力の高い大技を持たない消耗戦」とレジィは表現しています。
確かに、このままでは呪力を削りあうだけと言えるでしょう。
しかし伏黒は諦めず、鵺でその場を離脱します。
レジィはそれを、スクーターを具現化して追跡しました。

伏黒が移動した先は総合体育館です。
この場所を伏黒が選んだのには、ちゃんと理由がありました。
追いかけて来たレジィは、ここに大型トラックを突っ込ませます。
「呪術師は、嘘ついてなんぼよね」
との言葉が示しているのは、先ほどの「大技を持たない」ということに対してでした。

レジィは、レシートさえあれば大きなものを具現化し、操ることも可能なのです。

『呪術廻戦』170話ネタバレ④|伏黒、領域展開を発動

トラックに加えて植木鉢、さらには大根に仕込まれた包丁まで繰り出して、レジィは伏黒を追い詰めます。
レジィがレシートから再現した物体は、式神と同じようなものとして扱えるとのことでした。
だから、ある程度レジィの意思で操作もできるというのです。
レジィに対抗するため、伏黒はついに「領域展開」を使います。
体育館へと移動したのは、体育館の空間にそのまま自分の領域を広げるイメージを掴むため、でした。

ここでおさらいしておきたいのは、伏黒の領域はまだ未完成だった、というところです。
だから伏黒は、領域展開を発動して勝負をかけることをためらっていたのでしたよね。

今回、ついに覚悟を決めて領域展開を伏黒は行います。
これがなんと、レジィにとって大きな誤算だったことが描かれることになります。
レジィはどうやら、伏黒が領域展開できるほどの力を持っているとは想定していなかったようなのです。
これは伏黒にとっては、戦闘を有利に進める大きな要素になりそうですよね。

また、今回描かれる伏黒の領域は、以前八十八橋で描かれていたものとだいぶ様子が違います。
これが「完成された領域」になったことを意味しているのかどうかも気になるところと言えるでしょう。

ここから一気に形成は伏黒優位へと傾くのでしょうか。
それとも、レジィにはまだ隠し玉があるのでしょうか。

『呪術廻戦』170話の感想と考察!

いかがでしたか?

物体を具現化する、という単純な術式ではなかったレジィですが、それ以上に厄介な相手であることが浮き彫りになりました。
伏黒も、これまでの戦いより遥かに成長している様子は描かれていますが、それでもまだレジィの方が上手、といった印象が感じられます。
そんな中で、ついに伏黒が繰り出した「領域展開」には、さすがのレジィも圧倒されていました。
伏黒が領域展開できるということを、レジィが想定していなかったらしいという事実が、今後有利に働いてくれるといいのですが、どうなるのでしょうか。

また、今回は髙羽の方の様子には触れられていませんでした。
先週大活躍だった髙羽のことですから、あっさり負けてしまうことはなさそうですよね。
しかし、相手はレジィが高く評価しているらしい黄櫨です。
簡単に勝てる相手だと、安心していて良いのかは疑問ですね。

戦いの行方がどうなるか、次回しっかり確認しましょう。

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