【ワンピースネタバレ考察】まさかのロジャーが原因?グロリオーサの恋煩いで島を出た3つの理由

ワンピース最新話で衝撃の事実が判明!アマゾン・リリー先々々代皇帝グロリオーサ(ニョン婆)の恋煩いの相手が、まさかのゴール・D・ロジャーだったことが明らかになりました。

男子禁制の女ヶ島で皇帝の座にありながら、なぜグロリオーサは島を飛び出すことになったのか?

1156話で描かれたロジャー海賊団と九蛇海賊団の交流から、その真相が見えてきます。

本記事では、グロリオーサが恋煩いで島を出た3つの理由を最新情報をもとに徹底考察。

ロジャーとシャクヤクの関係性、そしてロックス海賊団との意外な繋がりまで、ニョン婆の波乱に満ちた過去を完全解説します。


44年前のロジャー海賊団との出会いで明かされた、グロリオーサ(ニョン婆)の切ない恋心。1156話で描かれた九蛇海賊団の過去から、彼女がなぜ島を出ることになったのか、その真相に迫ってみたいと思います。

1156話で判明したロジャーへの想い

恋煩いとは?死に至る病の恐怖

九蛇の女たちを襲う「恋煩い」は、単なる失恋の痛みではありません。恋焦がれ死にと呼ばれるこの病気は、文字通り命に関わる深刻な症状なのです。

作中でハンコック同様に描かれたグロリオーサの症状を見ると、体調に明らかな異変が現れていました。倒れてしまうほどの重篤な状態は、九蛇の女性たちにとって避けられない宿命とも言えるでしょう。

あにま
恋煩いって実際に死んじゃうなんて怖すぎる!

この病気から逃れるには、島の外に出る以外に方法がないとされています。つまり、グロリオーサが皇帝の地位を捨ててでも旅立ったのは、まさに生死をかけた決断だったのです。

九蛇の歴代皇帝は、このように恋煩いによって島を出ることが多く、それが皇帝交代の一つのパターンとなっているようです。

グロリオーサが島を出た3つの理由を徹底考察

【理由①】ロジャーがシャクヤクに夢中で片思い

1156話で明かされた最も切ない真実がこれでしょう。グロリオーサがロジャーに恋心を向けても、ロジャー自身はシャクヤクに完全に心を奪われていたのです。

当時「海のアイドル」と呼ばれた九蛇海賊団の中でも、副船長シャクヤクの美貌は別格でした。ロジャー海賊団の男たちが軒並みメロメロになる中、ロジャーも例外ではありませんでした。

グロリオーサがストレートに好意を伝えても、ロジャーの視線は常にシャクヤクに向いている。この状況は、グロリオーサにとって何よりも辛い現実だったに違いありません。

【理由②】恋焦がれ死にを回避するため

報われない恋による恋煩いの症状が悪化する中、グロリオーサは生命の危機に直面しました。九蛇の女性にとって、恋焦がれ死には現実的な脅威なのです。

皇帝としての責任を全うしたくても、命を失っては元も子もありません。グロリオーサの選択は、苦渋の決断だったことがうかがえます。

島を出ることで物理的にロジャーから距離を置き、恋心を諦めざるを得ない状況に身を置く。これが唯一の生存手段だったのかもしれません。

【理由③】皇帝の責任を放棄した罪悪感

アマゾン・リリーの皇帝という重責を担いながら、恋に身を焦がして職務を全うできなくなった自分への失望。グロリオーサは、皇帝としての威厳を保てなくなったことに深い罪悪感を抱いていたのではないでしょうか。

国民の前で恋煩いの症状を見せてしまうことは、皇帝の権威失墜につながります。そうなる前に自ら身を引くことで、次の皇帝(シャクヤク)に道を譲る配慮もあったと思われます。

あにま
責任感の強さがかえって辛さを増幅させちゃったのね

ロックス海賊団参加の隠された動機

対抗心からロジャーの敵対勢力に参加

グロリオーサがロックス海賊団に参加した理由として最も考えられるのが、ロジャーへの複雑な想いです。愛していた男性への愛憎入り交じった感情が、彼の敵対勢力への参加という形で表れたのかもしれません。

ロックス海賊団は当時、ロジャー海賊団にとって最大の脅威でした。そこに身を置くことで、ロジャーと再び関わりを持ちつつ、同時に彼に対する怒りや悔しさを表現していたとも考えられます。

愛の裏返しとしての敵対という、非常に人間らしい心理が働いていたのではないでしょうか。

ただし、グロリオーサのロックス海賊団参加については、まだ原作で詳しく描かれていない部分も多く、今後の展開で明かされる可能性があります。

バッキンとの確執も恋が原因だった

ロックス海賊団内でのバッキンとの関係についても、恋愛要素が絡んでいる可能性があります。同じ海賊団にいた女性同士として、何らかの恋の三角関係が存在していたかもしれません。

特に、白ひげやロックス本人を巡る感情のもつれがあったとすれば、バッキンとの確執も説明がつきます。グロリオーサの性格を考えると、恋愛関係での競争には真正面から立ち向かっていきそうです。

グロリオーサと歴代皇帝の恋煩い比較

シャクヤクはレイリーと結ばれて成功例

九蛇の皇帝たちの恋煩いの中で、シャクヤクは唯一の成功例と言えるでしょう。1156話でも描かれていたように、レイリーだけがシャクヤクの美貌に動じない唯一の男性でした。

「誰のものにもならない」と豪語していたシャクヤクが、レイリーにだけは特別な関心を示していた描写も印象的です。この時から既に、二人の間には特別な空気が流れていたのがわかります。

シャクヤクとレイリーの関係は、ワンピース2年後編のシャボンディ諸島再上陸編で、共にバーを営む姿として描かれています(60巻第598話)。

シャクヤクの場合、恋焦がれ死にに至る前に相手からの愛情を得ることができ、九蛇の呪縛から逃れた稀有な例となりました。

ハンコックとルフィの関係性との共通点

現在のハンコックとルフィの関係は、かつてのグロリオーサとロジャーの関係と驚くほど似ています。どちらも、女性側からの一方的な恋心という構図です。

ルフィもロジャー同様、恋愛に対してはかなり鈍感で、ハンコックの想いになかなか気づきません。この状況が続けば、ハンコックもグロリオーサと同じ運命を辿る可能性があります。

興味深いことに、九蛇の皇帝たちが恋する相手は皆、海賊王の資質を持つ男性たちです。ロジャー、そしてルフィという共通点は偶然ではないのかもしれません。

ただし、ルフィの性格や麦わらの一味の結束を考えると、ハンコックの恋には違った結末が待っている可能性もあります。グロリオーサの経験が、後輩皇帝への教訓として活かされることを期待したいですね。

あにま
ハンコックには幸せになってほしいな!
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