ワンピース1061話でついに登場したベガパンク。
読者の中には、ベガパンクが登場するのを心待ちにしていた方もいるのではないでしょうか。
というのも、ベガパンクが登場するときには、これまで謎に包まれていた「悪魔の実」という存在がどのようなものか明かされると言われているためです。
今回はベガパンク登場で明かされるであろう悪魔の実の情報について考察していきましょう。
ベガパンクと悪魔の実とSBSのコーナー
ベガパンク登場時に悪魔の実の謎が明かされるのではないかと言われている理由は、48巻のSBSのコーナーにあります。
48巻のSBSのコーナーでは、読者から「悪魔の実は二つ以上存在しないのに、なぜ図鑑があるのですか?」といった内容の質問が寄せられました。
これに対して尾田先生は、「同時期に同じ能力は二つ存在しないという意味です」というような内容の回答をしています。
そして、この回答に続けられた言葉がベガパンクにつながってくるのです。
「詳しくは、本編にいずれ登場する、ある博士が、”悪魔の実”という存在がどういうものなのか、説明してくれるハズです。」
悪魔の実とは
ワンピースの世界に存在する不思議な果実で、たった一口でも食べれば、カナヅチになってしまう代わりに異能を手に入れることができます。
食べた実によって得られる能力が変わり、同じ時期に同じ能力を持つ実は存在しません。
悪魔の実を食べた能力者が亡くなると、その能力を宿した悪魔の実が世界のどこかに再び現れる仕組みです。
しかし、これらの基本的な仕組みにとらわれず、「物に悪魔の実を食べさせる」ことをベガパンクは実現させました。
明かされる謎とは能力の伝達条件?
ベガパンクが説明できるような悪魔の実の謎といえば、能力の伝達条件ではないでしょうか。
物に悪魔の実を食べさせる技術にも通ずる話です。
まず悪魔の実には、以下のようなルールが存在します。
- 同時期に同じ能力を持つ能力者は存在しない
- 能力者が亡くなると、その能力を持った悪魔の実が世界のどこかに復活する
- すでに能力を持っている人が悪魔の実を口にすると、体が跡形もなく飛び散って亡くなる
- 悪魔の実で能力を得られるのは最初の一口だけで、二口目以降には能力は宿っていない
そして、悪魔の実の能力の伝達について気になる点がいくつか存在します。
- 黒ひげは体の構造が異形なため二つの能力を手にしている
- バンダー・デッケンは先祖からマトマトの実の能力を継承した
- アラバスタの守護神ジャッカルとファルコンも代々能力を継承している可能性が高い
- ビッグ・マムは前任者のマザー・カルメルを食べたことで能力を受け継いだ
これらのことから読者の間では、悪魔の実を食べると魂に悪魔が宿り、魂を取り込むことで悪魔の実の能力を継承できるのではないかと言われています。
確かにブルックのヨミヨミの実も、魂が体に戻ることでその能力を発揮しました。
また、ローがスモーカーとたしぎをシャンブルズで入れ替えた時も、操作の対象になったのは精神であるため、魂とは別物と考えることができそうです。
具体的に魂をどのように継承するのかは不明ですが、ベガパンクの口からその伝達の方法なども併せて解説されるのではないでしょうか。
悪魔の実とベガパンクについてのまとめ
今回はベガパンク登場によって明かされるのではないかと言われている悪魔の実についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
48巻である博士について触れられてから随分長く時間がたち、とうとうその答えが明かされるのではないかと期待が膨らみますね。
この後の展開に注目していきましょう!