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第1085話にて、アラバスタ王国の王家・ネフェルタリ家がDの一族であることが明らかになりました。そこで、同時に光月家に関しても、Dの一族ではないかという考察が急浮上しています。
そこでこの記事では、光月家の正体について考察していきます。
光月家とは?

まずは、光月家の基本的な情報からおさらいしていきましょう。
光月家はワノ国将軍家
光月家は、新世界にあるワノ国の将軍家です。
一時的に黒炭オロチに将軍の座を奪われていたものの、長年ワノ国の将軍の座を襲名していました。
これまで、光月家として下記のキャラクターが登場しています。
- 光月スキヤキ
- 光月おでん
- 光月トキ
- 光月モモの助
- 光月日和
なお、光月トキに関しては、もともと天月家であり、光月の血が流れているわけではありません。
光月家は代々石工職人
光月家は、石工職人の一族でもあります。
石工職人とは、ポーネグリフを作る役職です。
光月おでんの代までは、代々石工職人の技術を伝承してきました。
しかし、光月モモの助に伝承される前に、光月おでんが死亡してしまったため、その技術の伝承は途絶えてしまいました。
ただし、光月スキヤキの生存が確認されたため、スキヤキからモモの助に伝承されている可能性もあります。
夜明けのために光月家は必要
ヤマトによると、世界の夜明けのためには光月モモの助の存在が必要なようです。
これは、言い換えると、夜明けのために光月家が必要だということでしょう。
また、光月モモの助はズニーシャと対話することができます。
そして、ズニーシャの力を借りることで、古代兵器プルトンを復活できるのです。
この点で、光月家の力は重要だと考えられます。
光月家とアラバスタ王国の共通点

次に、光月家とアラバスタ王国の共通点について解説していきます。
太陽がシンボル
アラバスタ王国は、太陽のようなマークのシンボルを抱えています。
一方で、光月家の家紋は九曜紋のようなものが描かれています。
九曜紋とは、太陽の周りに8つの惑星を描いていた平安時代から使われている家紋です。
このように、両者ともに太陽をシンボルとして抱えているという共通点があります。
古代兵器プルトン
古代兵器プルトン関連でもつながりが見られます。
アラバスタ王国に隠されたポーネグリフには、古代兵器プルトンの在り処が記されています。
そして、その在り処こそ、光月家が治めるワノ国なのです。
アラバスタ王国のポーネグリフを読み解くことで、鎖国国家であるワノ国に人が集まる危険性があるでしょう。
それにもかかわらず、ワノ国に古代兵器プルトンの在り処を記すポーネグリフを置いていたということは、ワノ国がアラバスタ王国を信頼していた証と言えるのではないでしょうか。
800年前にジョイボーイ側に加担
また、ポーネグリフつながりから、800年前にジョイボーイ側に加担していた可能性が高いという共通点もあります。
第1085話にて、アラバスタ王国のネフェルタリ家は、Dの一族であり、800年前に世界政府側を裏切っていたと考えられる描写が描かれました。
世界政府側を裏切ったということは、世界政府と敵対していたであろうジョイボーイ側に加担していた可能性が高いです。
光月家に関しても、光月おでんが「いつか”ジョイボーイ”が現れる日までに”開国”せねば…!!」という発言から、ジョイボーイとのつながりが伺えます。
また、両者ともに”夜明け”というキーワードを残しており、現状の世界の崩壊を意味するであろう”世界の夜明け”を求めていると考えられます。
光月家はDの一族?

次に、主題の光月家がDの一族である可能性について考察していきます。
ネフェルタリ家もDの一族だった
先述したように、第1085話にて、ネフェルタリ家もまたDの一族であることが明らかになりました。
とはいえ、ネフェルタリ家はもともと現世界政府側である20の王たちの1つです。
にも関わらず、敵対していたであろうDの一族であることには矛盾が生じるでしょう。
しかし、白ひげの「”血縁”を絶てどあいつらの炎が消える事はねェ…」という発言から、Dの一族には血筋が関係していないと考えられます。
それを裏付けるように、第1085話では、ルフィがサボに「やろうか”D”サボ!」と発言していました。
この発言は、ギャグ要素と思わせて、実はDの一族にはその意志があれば誰しもがなり得ることを示唆しているのではないでしょうか。
死に際に笑うDの一族
これまでDの一族であるロジャーやエース、そして生存が確認されたとはいえ、死に際に立ったサウロは死に際に笑っていました。
ここから、Dの一族は死に際に笑うという共通点が挙げられます。
そして、光月おでんに関しても、死に際にDの一族を象徴するかのように笑っていました。
前章で考察したように、Dの一族に血筋が関係ないのであれば、光月家もまたDの一族であると言えるのではないでしょうか。
Dの一族は夜明けを求めている
第1085話にて、ネフェルタリ・D・リリィの手紙の一部が明らかになりました。
その一部は「…ゆく世界に夜明けの旗をかかげ」というものです。
また、光月家と関わりの深いミンク族やラフテルで世界の全てを知ったおでんの航海日誌を読んだヤマトは「夜明け」というキーワードをよく発しています。
これらから、Dの一族は世界の夜明けを求めていると考えられます。
世界の夜明けのために光月家ができること

世界の夜明けのためには、光月モモの助の存在が必要だと言われています。
そこで、世界の夜明けのために光月家ができることについて考察していきます。
モモの助はプルトン使用のために必要な存在
まず、光月モモの助の力からおさらいしていきます。
光月モモの助はズニーシャに命令できる唯一の存在です。
そして、ズニーシャにワノ国の壁を壊させることで、開国され、さらに古代兵器プルトンを復活させます。
つまり、光月モモの助は古代兵器プルトンを動かすために必要な存在なのです。
石工職人が受け継がれている
とはいえ、古代兵器プルトンが世界の夜明けと関連するかは、現状わかりません。
そこで、光月家のもう1つの役割について解説していきます。
その役割とは、石工職人です。
光月家は代々、石工職人の技能を引き継いでいます。
とはいえ、すでにポーネグリフは出来上がっているのですから、石工職人の力は現代に必要なのかという疑問が生まれるでしょう。
ポーネグリフを読み解くだけであれば、古代文字の読み書きだけで問題ありません。
しかし、石工職人としての技術が受け継がれている点から、いずれポーネグリフを作るときが来ると考えられているのではないでしょうか。
Dの意志を後世に残す役割
では、なぜまたいつかポーネグリフを作るときが来ると考えられているのでしょうか。
結論からいうと、それはDの意志を後世に残すためだと考えられます。
現在残っているポーネグリフは、空白の100年の謎やラフテルに関するヒントが記されています。
そして、これも全て、Dの意志を受け継ぐためだと考えられています。
つまり、ポーネグリフとは、Dの意志を受け継ぐためのものなのです。
そうすると、Dの意志を消さないためにも、今後もポーネグリフを作るときが来ると考えられるのが妥当でしょう。
光月家の正体のまとめ
いかがだったでしょうか。今回は第1085話から光月家の正体について考察してきました。
今回、光月家はDの一族であると考察しましたが、今後他にも実はDの一族だったという事例が描かれることでしょう。そして、どんどんDの一族に関する謎が解き明かされそうですね。