ネタバレ② 名探偵・穴井戸

自分が本堂町と接触した時の情報や鳴瓢の様子を基に穴空きこと富久田 保津(ふくだ たもつ)はミヅハノメを用いた捜査方法について、その詳細を見事に言い当てました。
鳴瓢が懲罰房に入れられており、蔵としての活動が止まっていることから局長である早瀬浦 宅彦(はやせうら たつひこ)は鳴瓢の代わりに富久田をイドに投入することになります。
しかし、富久田こと名探偵・穴井戸はイドに潜ってすぐに死んでしまいます。
鋭い洞察力を持つ富久田ですが、名探偵としての素質は無かったようです。

『穴空き』が名探偵になったから『穴井戸』という名前なのでしょうか。
そうなると『酒井戸』という名前にも『酒』にまつわる由来があるのでしょうか。
ちなみに、『瓢』は植物のヒョウタンなどの総称であり、『鳴り瓢』という日本酒もあります。
それと関係があるのか無いのか、とりあえず頭の片隅に置いておきましょう。

ネタバレ③ 鳴瓢の殺意

事件を解決した鳴瓢は被害者の安否を気にしますが、間に合わなかった事を聞いて項垂れます。
百木はこれまでと同じように犯人を自殺に追い込むのかと尋ねます。
鳴瓢はこれまでも自分の殺意で殺人犯を殺してきたが、殺したいわけではなかったと言います。
しかし、耐えきれない殺意が湧いて「俺には殺せる」と思い、殺したとのことです。
百木はこれからも殺すのかと尋ねますが、鳴瓢は自分がまだヒトであれば衝動だけで行動を決定しないと答えます。
百木は鳴瓢のことをヒトだと肯定し、もう一つ質問を重ねます。今でもお前は自分たちの仲間だという意識はあるのかと。
鳴瓢は、それこそが最終的すがる理性の対象だと言います。

鳴瓢が何度も人を自殺まで追い詰めていたことは示唆されていましたが、このやり取りを聞く限りはその対象は殺人犯のようです。
そうなると鳴瓢がなぜ収監されているのか、という話になります。
鳴瓢に隠されているものはまだまだありそうです。

アニメ「ID: INVADED イド:インヴェイデッド」第4話の感想

筆者感想

また本堂町ちゃんが巻き込まれた……。
脳に損傷を与えるほどの重症が絆創膏を貼り付けるだけになるほどに回復していたので安心しました。
ですが、その直後に明らかに怪しい数田と接触してしまいました。
ただ、怪しいだけで数田が何者かは未だ分かりません。
劇中に出てきたタイミングとしては真の墓掘りではないか、という気もします。
ただ、取り押さえの現場が報道されたわけでもないだろうし、たまたま現場に居合わせたとも考えづらいです。
もう一つ関係がありそうなのは第1,2話で出たきりさっぱり話題に上がらないジョンウォーカーでしょうか。
こちらも関係があるという根拠は無いですが、そろそろ進展が欲しいところです。
ともかく、本堂町ちゃんの安否が心配です。

酒井戸
出典:ID: INVADED イド:インヴェイデッド|The Official Site for Animation

 

映像面では今回はわりと派手でした。
燃え盛り崩れていく建物を舞台に少女を救うために動き回る酒井戸はなかなかかっこよかったです。
崩れていく足場を駆け抜けていく様はアクションゲームのようでしたし、倒れていくパイプを足場にして飛んで少女に手を伸ばしそうでギリギリ届かないところは手に汗を握りました。
前回はおとなしめだったので不安でしたが、次回もこの調子で期待していたところです。

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