
目次
リゼロのシャウラは、第六章でプレアデス監視塔の番人として登場しました。
三英傑の1人と考えられていましたが、魔獣の姿になる驚きの展開になります。
シャウラの強さや目的、正体についてネタバレ解説します。
【リゼロ】シャウラとは
賢者と呼ばれるプレアデス監視塔の番人

シャウラは賢者と呼ばれており、プレアデス監視塔の番人として封印された嫉妬の魔女を監視しています。
シャウラは賢者と呼ばれる三英傑の1人で、嫉妬の魔女を封印したとされていました。
魔女を封印した祠を見張るために建てられたプレアデス監視塔の番人で、塔に近づく者を無差別に狙撃しています。
賢者の知識を頼る者もいますが、塔にたどり着いてシャウラに会えた者は400年間1人もいませんでした。
見た目は露出度の高い長身の美女

賢者と呼ばれているシャウラですが、見た目は露出度の高い美女で軽いノリで話すことから威厳は全くありません。
シャウラの見た目は長身の美女で、服装はビキニとホットパンツにマントを羽織っただけです。
髪型はポニーテールですが、本人はスコーピオンテイルと主張しています。
400歳越えの賢者のはずですが下っ端のようなしゃべり方をするため、知性や威厳はありません。
スバルをフリューゲルと思い込んでお師様と呼ぶ
シャウラは、スバルのことを自分の師匠のフリューゲルだと思い込んでいてお師様と呼びます。
シャウラは目が悪く匂いが似ていることで、スバルのことをフリューゲルだと認識。
そのため、スバルのことをお師様と呼んで慕うようになります。
スバルはフリューゲルであることを否定していますが、シャウラは最後までお師様と読んでいました。
スバルがフリューゲルだと勘違いされるのは、スバルがフリューゲルの複製体という説や同一人物説があります。
スバルに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【リゼロ】シャウラの正体・過去・目的は?
正体は三英傑の1人ではなく魔獣紅蠍から作れた存在

シャウラは三英傑ではなく、紅蠍という魔獣から作られた存在です。
シャウラの本来の姿は紅蠍という名前の魔獣ですが、フリューゲルとかか様によって人間の姿にされました。
さそりの姿になると、シャウラの自我は消えてしまいます。
賢者で三英傑と呼ばれていたのは、フリューゲルが自分の功績をシャウラのものにしたからです。
シャウラの正体は、魔獣が人間の姿に変えられた説と紅蠍から作られた人工精霊説があります。
かか様が誰なのかも不明ですが、魔獣を作り出したダフネ説と人工精霊を作り出すエキドナ説があります。
誰も監視塔に近づけるなとフリューゲルに命令されている

シャウラはフリューゲルから誰も監視塔に近づけるなと命令を受けており、攻撃しても構わないと言われていました。
そのため、彼女は塔に近づくものを無差別に攻撃していたのです。
誰も塔に近づけさせないように言ったのは、近づくものが魔女を復活させようとする者か、別の目的を持つ者かわからないからと思われます。
フリューゲルに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
400年間フリューゲルの帰りを待ち続けている

シャウラは400年の間フリューゲルの帰りを待っており、スバルと会った時は非常に喜んでいました。
シャウラはフリューゲルのことが大好きで、400年間帰りを待ち続けていました。
そのため、フリューゲルと同じスバルが塔に来たことを非常に喜んでいました。
塔の5番目のルールを教えなかったのも、スバルが出ていくのを遅らせるためです。
消滅する際も、「またあーしを見つけてください」と言い残しています。
【リゼロ】シャウラの強さ・能力を解説
近づくものをヘルズ・スナイプで殲滅する

シャウラの必殺技とも言えるヘルズ・スナイプは、塔に近づく者を抹殺する熱線です。
高射程の熱線でプレアデス監視塔に近づくものを遠くから、狙撃のように攻撃できます。
魔獣軍団が近づいても簡単に薙ぎ払われており、塔にたどり着く者がいなかったのも納得の威力です。
作中最強のラインハルトですら、ヘルズ・スナイプの攻撃を突破できませんでした。
ヘルズ・スナイプを打ち出す場所はスコーピオンテールで、さそりになった時に尻尾に当たる場所から打ち出しています。
塔のルールが破られるとさそりの姿に

塔には以下のルールがあり、破られるとシャウラは人の姿からさそりの姿に変化します。
- 一、『試験』を終えずに去ることを禁ず。
- 二、『試験』の決まりに反することを禁ず。
- 三、書庫への不敬を禁ず。
- 四、塔そのものへの破壊行為を禁ず。
- 五、試験の破壊を禁ぜず。
紅蠍になったシャウラは自我を持たない状態になり、スバルを真っ先に攻撃します。
紅蠍のシャウラもかなり強く、スバルは何回も殺されて死に戻りしました。
切り離した腕が爆弾になる
紅蠍になったシャウラは、自分で斬った腕を爆弾として使用できます。
紅蠍は戦いで不利になると腕を自切させ、少し時間が経つと閃光と共に爆発。
かなりの威力でベアトリスと襟ドナがこの攻撃で死亡しました。
ただし、腕が爆発するのが分かっている場合は、対処するのは難しくありません。
死に戻りしたスバルは、仲間に知らせることで爆発を回避しました。
【リゼロ】シャウラの登場や正体が発覚するシーンをネタバレ解説
スバルを見て大喜び

第6章で初登場したシャウラは、スバルの姿を見て400年ぶりにお師様と再会できたと大喜びしていました。
監視塔に入ろうとするスバルたちは、シャウラの狙撃で何度も全滅します。
しかし、ディメンションゲートが解除されたことで、スバルの存在に気付いたシャウラは一行を塔の中に招き入れます。
シャウラはお師様と叫んで、スバルに抱き着き喜びを爆発させていました。
シャウラの口から自分は三英傑ではないことが明かされ、三英傑のレイドやボルカニカと親しいことが語られます。
本来の塔の役割は、賢者の知識を残した大図書館だと明らかに。
スバルたちは賢者の知識を得るために、塔の試練に挑むことになりました。
スバルの前でさそりの姿に変身

シャウラはスバルたちに友好的でしたが、塔のルールが破られたことで紅蠍になってしまいました。
シャウラは塔の階層を説明し、図書館を完全に開放するには試験を突破しなければならないと話します。
塔の試験にも協力しますが、すぐにスバルと別れなくないシャウラは、5つ目のルールを隠していました。
しかし、暴食の大罪司教が塔に侵入したことでシャウラはさそりの姿になり、スバルたちを攻撃します。
エミリアが試験をクリアしたことで消滅
さそりの姿になったシャウラは、エミリアが一階層の試験を突破したことで役目を終えて消滅しました。
スバルは何度か死亡しますが、仲間と協力してシャウラの動きを封じます。
メイリィの力でシャウラは、さそりのままで自我を取り戻すことに成功。
しかし、エミリアが一階層の試験を突破したことで、役目を終えたシャウラは灰になってしまいました。
スバルとシャウラは白い空間で会話し、シャウラは「またあーしを見つけてください」と再会を約束します。
シャウラが灰になった中から小さな紅蠍が現れ、メイリィの頭の上で過ごすことになりました。
【リゼロ】シャウラ復活の可能性を考察
シャウラは最後の主要キャラ?

六章のラストで消滅したシャウラですが、最後の主要キャラと言われています。
シャウラについて、作者が最後の主要キャラとコメントしたことがありました。
六章終盤でもスバルはシャウラを仲間と見なして救うために奮闘しましたが、消滅してしまいます。
ただ、いなくなった後もスバルの回想で登場しており、以外に出番が多いです。
作者のコメントやスバルとの最後の会話を考えると、復活する可能性はありそうです。
精霊として復活する?

シャウラは精霊として再登場するかもしれません。
シャウラが人工精霊ならオド・ラグナに還った後で、微精霊として戻って来る可能性があります。
シャウラが言った「見つけてください」は、戻ってきた自分を見つけて欲しいという意味なのかもしれません。
また、記憶の回廊の主はフリューゲルの可能性があります。
レイドはオドの記憶と経験を消されずに、試験官として一時的に復活しました。
試験管のレイドのような形で、シャウラが復活する展開もありそうです。
【リゼロ】シャウラの正体についてまとめ
Re:ゼロから始める異世界生活のシャウラについて解説しました。
主要キャラの最後の1人とも言われ仲間入りも期待されましたが、最後は消滅という展開になったシャウラ。
ただ、回想シーンでの登場は多く、何らかの形で復活する可能性は高いです。
シャウラの再登場に期待しましょう。