
目次
リゼロに登場するフェルトは貧民街の少女ですが、王選参加者として驚きの再登場を果たしました。
さらにルぐニカ王族の生き残りの可能性もあり、多くの謎を持っています。
フェルトの能力や過去、王選参加者としての活躍などについてネタバレ解説します。
【リゼロ】フェルトのプロフィール
貧民街出身で王選参加者の一人

名前 | フェルト(本名不明) |
年齢 | 14歳 |
誕生日 | 8月8日 |
身長 | 153cm |
特技 | スリ、逃げ足、利きミルク(古い新しいがわかる) |
趣味 | 貧民街脱出計画(資金を貯めて掃き溜めを出る計画・現在中断) |
加護 | 風の加護ではないが詳細不明 |
声優 | 赤﨑千夏 |
フェルトは、貧民街出身のルグニカ王国の王選参加者です。
エミリアの徽章を盗んだスリとして登場しましたが、手に持った徽章が光ったことで王選参加者に推薦されました。
貧民街でロム爺に拾われた孤児とされていますが、出生に秘密があり、出自に関するさまざまな伏線が貼られています。
資金を貯めてロム爺と一緒に貧民街を出るつもりでしたが、王選参加者になったことで領地運営や人材登用で才能を見せています。
正体はルグニカ王国の王弟のご息女?

貧民街でロム爺に拾われたとされているフェルトですが、滅亡したルグニカ王国の王族の生き残りの可能性があります。
徽章が光ったことは王選参加が認められただけで、彼女の素性とは関係ありません。
しかし、過去にルグニカの王弟のご息女が行方不明になっており、年齢が丁度フェルトと同じです。
フェルトの容貌はルグニカ王族の特徴と一致しているだけでなく、王弟にそっくりとも言われています。
これらの事実から、フェルトは奥底のご息女の可能性があるのです。
【リゼロ】フェルトの性格や過去などを考察
真っすぐな心の持ち主で王の資質を持つ

貧民街で育ったフェルトですが、真っすぐな心の持ち主で王としての資質も見せています。
貧民街で後ろめたい生き方をしてきたと認めていますが、決して卑屈ではありません。
義理や恩をないがしろにすることはなく、家族のロム爺を大切しています。
王選参加者になってからはハクチュリを拠点にさまざまな改革を行い、五大都市の1つであるフランダースではかなりの人気です。
在野の人物を取り立てて領地の問題を解決しており、領地運営でも才能を発揮。
堂々した物言いは騎士団長のマーコスをたじろがせるほどで、カリスマ性も持っています。
盗みで生計を立てていた

貧民街にいた頃のフェルトは盗みで生計を立てており、依頼を受けて盗みをするほどでした。
フェルトのプロフィールの特技はスリとなっており、物を盗むのが非常に得意です。
初登場時はエミリアから徽章を盗んで、飛ぶような動きで逃げていました。
外伝では依頼を受けて、盗みをしていたことも明かされています。
徽章を盗んだ時も、エルザの依頼で動いていました。
ただ、盗みだけしていたわけではなく、壊れた物の修理もしていたようです。
赤ん坊の頃に王弟からロム爺に託された?

フェルトは赤ん坊の頃に、ロム爺に預けられた可能性が高いです。
フェルトは、王弟が赤ん坊の自分をロム爺に託す夢を何度も見るようになります。
行方不明の王弟のご息女は誘拐されたことになっていました。
しかし、この夢が正しいなら、王弟はフェルトを助けるためにロム爺に預けた可能性が高いです。
ルグニカの王族は謎の病で全滅したことになっていますが、実際は病に見える方法で殺されたのかもしれません。
【リゼロ】フェルトの強さ・能力
武器は短剣で動きが非常に素早い

フェルトは、短剣を使って非常に素早い動きで戦います。
それなりに短剣を使い慣れており、初登場の時点で躊躇いなくスバルに切りつけていました。
作中の人物が強すぎるせいで弱く見えますが、現在はロム爺よりも強いとされています。
加護のおかげで非常に動きが素早く、スピードは作中でもトップレベルです。
フェルト自身もラインハルトに出会うまで、自分より速い相手はいないと感じていました。
エルザと戦った時は返り討ちに会いましたが、五章では大罪司教と激しい戦いを繰り広げています。
風の加護に似た謎の加護の持ち主

フェルトは風の加護に似た加護を持っていますが、その正体は不明です。
作中でフェルトは、複数の人物から風の加護を持っていると言われてきました。
風の加護は風を纏って素早い動きを可能にするもので、フェルト能力に似ています。
ただし、作者コメントでフェルトの加護は、風の加護ではないと否定されています。
秘めた力があることも示唆されており、フェルトは風の加護より強力な力を持っている可能性が高いです。
【リゼロ】フェルトの登場回と活躍を解説
初登場でエミリアの徽章を盗みスバルと出会う

第一章のフェルトはエミリアから徽章を盗み、スバルと出会うことになります。
フェルトは依頼でエミリアから徽章を盗み、異世界に来たばかりのスバルとすれ違います。
依頼主のエルザに徽章を渡そうとしますが、トラブルになって殺されることに。
スバルの死に戻りの4周目で、ラインハルトに助けを求めてエルザを撃退します。
しかし、フェルトの持つ徽章が光るのを見られたことで、ラインハルトに連行されてしまいました。
王選参加者となり王族の生き残り疑惑も浮上

しばらく登場しなかったフェルトですが、王選参加者として再登場し、王族の生き残りである疑惑も浮上します。
第三章で行われた賢人会で、ラインハルトがフェルトを王選参加者として推薦。
貧民街出身のフェルトに対して非難の声が上がりますが、ラインハルトは彼女が王族の生き残りかもしれないと告げます。
フェルトは王選の参加を拒否しますが、連れ戻しに来たロム爺が捕まることに。
フェルトはロム爺を助けるために、王選に参加することを宣言します。
第五章で大罪司教と戦闘し本当の名前があると判明

第五章でフェルトは水門都市プリステラで、大罪司教と戦うことになります。
フェルトは他の王選参加者と再会しますが、大罪司教4人がプリシラを襲撃する事態に。
フェルトはロム爺に貰ったミーティアを取りに向かい、暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスと遭遇します。
ミーティアを使ってライを追い詰めますが、ライはルイ・アルネブに変貌。
ルイは逃走しますが、フェルトは本当の名前ではないことを告げられます。
戦いが終わり、憤怒の大罪司教シリウス・ロマネコンティが捕らえられていました。
フェルトとラインハルトは、シリウスを王都に連行していきました。
【リゼロ】ファルト陣営のキャラを紹介
ラインハルト・ヴァン・アストレア

初代剣聖で、作者公認の作中最強キャラです。
彼1人いるだけで、戦力的にはフェルト陣営が王選参加者で最強の陣営になっています。
かなりの数の加護を所持しており、なぜか料理関係の加護が多いです。
ラインハルトはフェルトが王にふさわしい人物と確信しており、忠誠を誓っています。
フェルトは無理やり王選に駆り出されたことで、ラインハルトを嫌っていました。
現在、最低限の信頼関係は生まれていますが、フェルトにとってラインハルトは苦手なタイプです。
ラインハルトに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
ロム爺

ロム爺はフェルトの育ての親で、彼女を貧民街で拾ったとされる人物です。
ただし、王宮への隠し通路を知っており、実際は王宮から連れ出した人物かもしれません。
フェルトは夢の中で王弟が自分をロム爺に預ける光景を見ており、全て知った上で彼女を育てた可能性が高いです。
また、ロム爺の本名はバルガ・クロムウェルであり、亜人戦争で活躍した亜人側の大参謀と同一人物と思われます。
王国と敵対していた彼が、なぜフェルトを育てることになったのかは大きな謎です。
ロム爺の本心が語られる時は、フェルトに関する最大の謎が明らかになるのかもしれません。
トンチンカン

トンチンカンは、物語の初期にスバルに絡んできたチンピラ3人組です。
ラッセルに追われているところをフェルトにスカウトされて、陣営に参加ました。
ただのチンピラでしたが、3人ともフェルトの下で意外な才能を発揮していきます。
居場所のない人物を登用して、意外な才能を引き出すフェルトの手腕を象徴するキャラです。
トンチンカンはスバルが適当に付けたあだ名で、それぞれの名前を繋げたものになっています。
本名は大柄な男がガストン、痩せているのがラスチン、小柄な男がカンバリーです。
【リゼロ】フェルトについてまとめ
Re:ゼロから始める異世界生活のフェルトについて解説しました。
フェルトは主人公でもおかしくない境遇のキャラで、王選でも意外な才能を発揮しています。
王族の生き残りの可能性も高く、物語に深くかかわって来る可能性が高いです。
アニメ3期では久しぶりに活躍しますし、原作の新章もフェルト陣営が活躍すると言われています。
フェルトの活躍を楽しみに待ちましょう。