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【2025年10月最新】待望のワンピース1162話「G・V・B・R(God Valley Battle Royal)」がついに掲載されました。今回はヤマトの花の都帰還から始まり、ゴッドバレーではロックスがエリスとティーチを救出、さらにカイドウがビッグマムからウオウオの実を奪って龍に変身するという衝撃の展開が描かれました。そして最終ページではイムがサターン聖の身体に降臨する圧巻のシーンで終わります。
本記事では、1162話の詳細なあらすじから重要ポイントの解説、次回への考察まで徹底解説します。
ワンピース1162話の掲載情報
ワンピース1162話は2025年10月13日(月)発売の週刊少年ジャンプ46号に掲載されました。前回は作者の体調不良により休載となりましたが、現在は回復され、全17ページの超ボリュームで連載が再開されました。
・タイトル:G・V・B・R(God Valley Battle Royal)
・ページ数:17ページ
・次回:来週も連載予定(BREAK next week表記なし)
ワンピース1162話の詳細あらすじ
1162話は複数の場面が同時進行で描かれる、非常に密度の濃い内容となっています。カバーストーリーから本編のクライマックスまで、見どころ満載の展開を時系列で解説していきます。
カバーストーリー:ヤマトの花の都帰還
オグレチャイルド ヤマトの黄金収穫代理巡礼、Vol.44(最終回)「ルフィへ、ワノ国でまた平和な一日が過ぎたでござる!」というタイトルで、長らく続いていたカバーストーリーが完結しました。
ヤマト、モモの助、錦えもんたちがワノ国の花の都を散歩している平和なシーンが描かれています。この描写は、ワノ国が完全に平和を取り戻したことを象徴しており、ヤマトが今後もワノ国の守護者として留まることを示唆しています。
ゴッドバレーの戦場:レイリーがシャッキーを救出
1162話の本編は、レイリーがシャッキーを抱えてゴッドバレーから脱出しようとするシーンから始まります。前回1161話でレイリーがソマーズ聖からシャッキーを救出したところで終わっていましたが、今回はその続きです。
シキは他の海賊たちがレイリーを攻撃しないよう制止します。これはシャッキーが「ハチノスの宝」として重要な存在だったためです。レイリーとシャッキーは無事に脱出への道を開きます。
ニューゲートの命令:宝物を狙え
ニューゲート(白ひげ)は全海賊に対して「宝物を狙え」と命令を下します。これによりゴッドバレーの戦場は、海賊たちが宝物を奪い合う大混戦となります。この命令の真意は、戦闘の焦点を宝物に向けさせることで、無用な殺戮を避けるためだったと考えられます。
ガープの衝撃:民間人の死体を発見
ガープはゴッドバレーで死んだ民間人たちの遺体を発見し、衝撃を受けます。彼はセンゴクに「これを全部知っていたのか?」と尋ねますが、センゴクも答えに窮します。
この場面は、天竜人による先住民狩りゲームの残虐性を改めて示すとともに、ガープが「海軍の英雄」という称号を嫌う理由の一つとなっています。正義のために戦っているはずの海軍が、実は天竜人の蛮行を隠蔽する役割を担っていたという事実に、ガープは深く傷ついたのです。
ロックスがエリスとティーチを発見・救出
ゴッドバレーの戦場で、ロックスがついに妻エリスと息子ティーチを発見します。エリスは元々海賊でしたがデービー一族に迎え入れられた経緯がありました。三人とも、ガーリング聖率いる神の騎士団に追われていました。
エリスとティーチはロックスとルルシアで再開することを約束し、別れます。しかし、彼らはガーリング聖と他の神の騎士団メンバー、さらに悪魔化したデービー一族(ロックスの父と祖母を含む)に追われていました。
登場人物 | 状況 |
ロックス | 妻子を発見し、ルルシア王国への脱出を計画 |
エリス | ロックスの妻、デービー一族出身 |
ティーチ(幼少期) | ロックスとエリスの息子、後の黒ひげ |
デービー一族の悪魔 | ロックスの父と祖母が悪魔化した姿 |
この場面で重要なのは、ロックスが「デービー」一族と関係があるという点です。彼の本名が「デービー・D・ジーベック」であることは既に判明していますが、エリスは元々デービー一族でありませんが、どちらにせよティーチ(黒ひげ)はデービー一族の血を引いていることになります。
エリスの覚悟
エリスとティーチはロックスにルルシアで再開することを約束し、その場を離れました。エリスがいてはロックスの足手まといになるからです。彼の傍に付いて守ってもらうのではなく、自分一人でもティーチを守る覚悟があります。
リンリンがウオウオの実を入手
場面は変わり、ビッグマム(リンリン)がウオウオの実を手に入れたことが明かされます。リンリンは非常に喜んでおり、カタクリに食わせて自分の海賊団を強くすることを夢見ていました。
しかし、この直後にカイドウがリンリンを背後から襲撃し、悪魔の実を奪って即座に食べてしまいます。リンリンはイワンコフの助けを得ていたようですが、カイドウの奇襲には対応できませんでした。
カイドウの龍変身:「ウォロロロロ!!」
ウオウオの実を食べたカイドウは、その場で龍に変身して空へ飛び去ります。リンリンは怒り狂いますが、カイドウは既に遠くへ逃げた後でした。このシーンでカイドウは初めて「ウォロロロロ!!」という彼の象徴的な笑い声を発します。
カイドウが龍になったことで、ゴッドバレーの戦況は大きく変わります。空を飛べるようになったカイドウは、戦場全体を見渡せる圧倒的なアドバンテージを得たのです。
ワノ国編でビッグマムは「お前は一生私に借りがある」とカイドウに語っていました。これはゴッドバレーでビッグマムがカイドウの命を救ったという意味だと思われていましたが、実際には「カタクリに与えるはずだった最強の悪魔の実を奪われた」という恨みも含まれていた可能性があります。
ロックスがデービー一族の悪魔を討伐
ロックスはデービー一族に変装していた悪魔たち(彼の父と祖母を含む)を次々と倒します。ロックスは激しい戦いの末に彼らを殺害しました。この場面では、ロックスがガーリング聖からも激しい攻撃を受けていますが、それでも家族を守り抜こうとする姿が描かれています。
イムの降臨:サターン聖の身体に憑依
そして1162話最大の衝撃が、最終ページでイムがサターン聖の身体に降臨するシーンです。イムは「牛鬼」の姿で現れ、サターン聖の上に影のように覆いかぶさります。これは全読者が知っている影の姿です。
ロックスの元に、力を試したいカイドウと白ひげが援護に現れました。
最終ページでは、ロックスとニューゲートとカイドウがニヤリと笑い、イムと対峙する覚悟を決める場面で終わります。
1162話の重要ポイント徹底解説
ここからは、1162話で明かされた重要ポイントをさらに深掘りして解説していきます。
デービー一族の正体と黒ひげの出自
エリスとティーチがデービー一族であるという事実は、黒ひげの出自に関する最大の謎を解く鍵となります。デービー一族は、デービーバックファイトの起源となった海賊一族であり、海賊文化の根幹を作った存在です。
ロックスの本名が「デービー・D・ジーベック」であることと合わせて考えると、以下のことが分かります。
- ロックスはデービー一族と深い関係がある
- エリスは海賊で、嫁入りしてデービー一族になった
- ティーチ(黒ひげ)は純粋なデービー一族の血を引いている
- ゴッドバレーはデービー一族の故郷だった可能性
特に重要なのは、ロックスの父と祖母が悪魔になったという点です。これは、デービー一族と悪魔の間に何らかの関係があることを示唆しています。
カイドウがウオウオの実を食べた経緯の詳細
カイドウがビッグマムからウオウオの実を奪ったシーンは、二人の複雑な関係性の原点を示しています。ビッグマムは明らかにカタクリにこの実を与えるつもりでしたが、カイドウの奇襲により計画は失敗しました。
もしもの展開 | 影響 |
カタクリが龍になっていたら | 見聞色+龍の力で最強キャラに |
ビッグマム海賊団の戦力 | 間違いなく最強の海賊団になっていた |
ワノ国編の展開 | ルフィでも倒せなかった可能性 |
カイドウがこの実を奪ったことで、海賊世界の勢力図が大きく変わったと言えるでしょう。もしカタクリが龍になっていたら、ビッグマム海賊団は四皇の中でも圧倒的な力を持っていたはずです。
イムの降臨とギューキ(牛鬼)形態
最終ページで明かされたイムがサターン聖に降臨する場面は、1162話最大の衝撃でした。イムは「ギューキ(牛鬼)」の姿で現れ、これは日本の妖怪伝承に登場する恐ろしい存在です。
この降臨シーンから分かることは以下の通りです。
- イムは五老星の身体を媒体として使用できる
- 遠隔地にいても、五老星を通じて力を行使できる
- ギューキ形態は強大な戦闘力を持つ
- ロックスとニューゲートでも簡単には勝てない相手
エッグヘッド編でサターン聖が見せた再生能力や変身能力を考えると、イムと五老星の間には特殊な契約や能力の共有があることは間違いありません。
次回1163話の展開予想
1162話の衝撃的な終わり方から、次回1163話ではロックス&ニューゲートvsイムの戦いが本格的に描かれると予想されます。
ロックスとニューゲートの共闘
最終ページでロックスがニューゲートに「助けてくれ」と頼んだことは重要です。これまでロックス海賊団は仲間割れが多いと言われていましたが、真の危機には団結することが示されました。
ニューゲートの「飲むな!俺はずっとタブで飲んでいた!」というセリフの意味は不明ですが、以下の可能性があります。
- 何らかの薬や毒を飲んでいた(能力強化or毒耐性)
- 酒を飲まずに戦闘準備をしていた
- 特殊な作戦の合図
ガープとロジャーの登場タイミング
現状ではロックスとニューゲートがイムと戦っていますが、ガープとロジャーがいつ参戦するかが最大の注目ポイントです。歴史的には「ロジャーとガープがロックスを倒した」とされていますが、実際にはイムとの戦いで消耗したロックスを討ったという可能性が高まっています。
ファンの反応|SNSで話題沸騰
ワンピース1162話は発売と同時にSNSで大きな話題となりました。特に注目を集めた反応をご紹介します。
ワンピース1162話やばすぎる!!イムがサターン聖に降臨してギューキ形態で現れるとか想像超えてた…ロックスとニューゲートが共闘するシーン熱すぎる!来週が待ちきれない😱🔥 #今週のワンピ #ワンピース1162話
— 海賊王になる男 (@mugiwara_dream7) October 13, 2025
カイドウがビッグマムからウオウオの実を奪って龍になるシーン衝撃!カタクリが龍だったらマジで最強だったよね…運命って残酷。でもこれで「借り」の意味がやっと分かった🐉 #今週のワンピ #ゴッドバレー事件
— ワンピース考察隊 (@op_kousatsu_8) October 13, 2025
ロックスが家族を守ろうとする姿に泣いた😭「死んでも生き延びろ」って言葉、黒ひげの生き方に繋がってるよね。デービー・D・ジーベックっていう本名も判明したし、ロックスの人間性が見えてきた #今週のワンピ #ロックス
— グランドライン航海中 (@grandline_op99) October 13, 2025
まとめ|1162話の重要ポイント
ワンピース1162話は、ゴッドバレー事件の核心に迫る超重要回となりました。イムの降臨、カイドウのウオウオの実入手、ロックスの家族愛という3大要素が明らかになり、物語はクライマックスへと向かっています。
判明した事実 | 今後への影響 |
イムがサターン聖経由で降臨 | 五老星との特殊な繋がり、ギューキ形態が判明 |
カイドウがウオウオの実を奪取 | ビッグマムとの「借り」の原点が明らかに |
ロックスの本名と家族 | デービー・D・ジーベック、エリスとティーチの関係 |
デービー一族の存在 | 黒ひげの出自と特殊能力の秘密に繋がる |
ロックスとニューゲートの共闘 | イムとの決戦が次回本格化 |
次回1163話では、ロックス&ニューゲートvsイムの戦いが本格的に描かれると予想されます。さらに、ガープとロジャーがいつ参戦するのか、エリスとティーチの運命はどうなるのかなど、見逃せない展開が続くでしょう。
ワンピース1163話は通常通り連載予定!イムvsロックス海賊団の全面戦争、ガープとロジャーの参戦タイミング、そしてゴッドバレー消滅の真実――歴史を揺るがす戦いがついに始まります!
特に注目すべきは、ロックスが語った「死んでも生き延びろ」という言葉の真意です。この言葉が黒ひげティーチの異常な能力(複数の悪魔の実を食べられる、眠らない体質など)と関係している可能性が高く、デービー一族の秘密が今後明かされるでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. ワンピース1162話はいつ読める?
A. 2025年10月13日(月)発売の週刊少年ジャンプ46号に掲載されました。電子版も同日配信されています。
Q2. カイドウはどうやってウオウオの実を食べた?
A. ビッグマムがカタクリに与えるつもりだったウオウオの実(フィッシュフィッシュフルーツ、モデル:アズールドラゴン)を、カイドウが背後から奇襲して奪い取り、その場で食べてしまいました。
Q3. イムはどうやってゴッドバレーに現れた?
A. サターン聖の身体を媒体として使用し、「ギューキ(牛鬼)」の姿でゴッドバレーに降臨しました。五老星とイムの間には特殊な繋がりがあることが示唆されています。
Q4. ロックスの本名は?
A. デービー・D・ジーベックです。デービーバックファイトの起源となったデービー一族と深い関係があり、D一族としての重要性も確認されました。
Q5. エリスとティーチはどこの出身?
A. デービー一族の出身です。エリスはロックスの妻であり、ティーチ(黒ひげ)はロックスとエリスの息子です。デービー一族は海賊文化の根幹を作った重要な一族とされています。
Q6. ニューゲートの「飲むな!俺はずっとタブで飲んでいた!」の意味は?
A. 現時点では不明ですが、何らかの薬や特殊な液体を飲んでいた可能性、または酒を飲まずに戦闘準備をしていたという意味かもしれません。次回以降で明かされるでしょう。
Q7. 次回1163話はいつ掲載される?
A. 10月27日月曜日。
Q8. カタクリがウオウオの実を食べていたらどうなっていた?
A. カタクリの未来予知能力(見聞色の覇気)と龍の圧倒的な破壊力が組み合わさり、おそらく最強クラスのキャラクターになっていたでしょう。ビッグマム海賊団が四皇の中でも圧倒的な戦力を持つことになり、ワノ国編の展開も大きく変わっていた可能性があります。
Q9. ガープが民間人の遺体を見つけたシーンの意味は?
A. 天竜人による「先住民狩りゲーム」の残虐性を示すシーンです。ガープが「海軍の英雄」という称号を嫌う理由の一つがこれであり、海軍が天竜人の蛮行を隠蔽する役割を担っていたことに深く傷ついたことを表しています。
以上、ワンピース1162話の詳細なネタバレと考察をお届けしました。ゴッドバレー事件はいよいよ最終局面を迎え、イムvsロックス海賊団の全面戦争が次回から本格化します。休載を挟んでの連載再開でしたが、その分内容は極めて濃密で、ファンの期待を裏切らない神回となりました。
ロックスとニューゲートの共闘、カイドウの龍変身、そして家族を守ろうとしたロックスの人間性――38年前の真実が次々と明かされ、現代の物語へと繋がっていきます。特に「死んでも生き延びろ」という言葉は、黒ひげティーチの謎を解く重要な鍵となるでしょう。
次回1163話では、ロジャーとガープがいつ参戦するのか、エリスとティーチは無事に脱出できるのか、そしてイムの真の力はどれほどのものなのか――歴史を揺るがす戦いがついに幕を開けます。ワンピースファンとして絶対に見逃せない展開が続きますので、来週の掲載を楽しみに待ちましょう!
本記事が、ワンピース1162話を読んだ皆様の理解を深める一助となれば幸いです。次回1163話のネタバレ・考察記事もお楽しみに!