
ワンピース1167話では、ロキの壮絶な過去が明らかに!生みの母に地獄に投げ込まれ、イーダに救われたロキが、彼女を毒殺した醸造村を破壊する衝撃的な展開が描かれます。
さらにシャンクスの左目の傷が15年前にはすでに存在していたことや、神の騎士団への加入の真相も判明。
エルバフの闇と神の騎士団の秘密が交錯する重要な回です!
ワンピース1167話のあらすじ
ワンピース1167話のあらすじ箇条書き
- ハラルドが世界政府から「巨人の誓い」として海軍支援の任務を受ける
- 五老星がハラルドに「神の刃」の称号を与え、三段階契約システムを説明
- 15年前、フィッシャー・タイガー脱出時にシャンクスが関与した可能性
- シャンクスが神の騎士団に加入、すでに左目に包帯をしている
- エルバフでイーダが病に倒れ、ロキとハイルディンが心配する
- 醸造村の巨人がエストリド派閥としてイーダを毒殺したと判明
- ロキの生みの母が彼を地獄に投げ込んだ衝撃の過去が明らかに
- ロキが醸造村を破壊し、イーダを毒殺した巨人に復讐する
ワンピース1167話ネタバレ【速報】
ワンピース1167話ネタバレ①|ハラルドの「神の刃」昇格と三段階契約の真実
1167話のサブタイトルは「イーダの息子」です。物語はハラルドが世界政府から重要な任務を受ける場面から始まります。その任務とは、濃い霧の中を漂流する海賊船を止めることで、これは「巨人の誓い」の一環として課せられました。
ハラルドは海賊船を真っ二つに切断し、海軍を救出します。フロリアントライアングルを悩ます巨大な怪物の噂は、実はハラルドの活躍が誇張されて広まったものだったのです。
ロジャーの死後、ハラルドは五老星によって「神の刃」に昇格させられます。五老星は彼の左腕に印を刻み、契約の三段階について説明しました。「浅海契約」は表面的な繋がりに過ぎず、「深海契約」と「海底契約」こそが真の誓いであると語られたのです。
ヌスジュロウは「神の騎士の称号を与えられる日が来るかもしれない」とハラルドに告げ、将来的なさらなる昇格の可能性を示唆しました。ハラルドは誇らしげに「エルバフも世界政府の輪に加わるだろう!」と宣言します。
ワンピース1167話ネタバレ②|フィッシャー・タイガー脱出とシャンクスの謎
神の騎士団の領域で、ハラルドはガーリング聖と対面します。ガーリングは彼に即座の連絡用として特殊な電伝虫(デンデンムシ)を手渡しました。
その後、ハラルドはネプチューンと酒を酌み交わします。ネプチューンは娘が生まれたことを告げ、冗談めかして「ロキと婚約させたらどうだ」と提案しました。ハラルドはその娘を「モサモサ(もじゃもじゃ髪)」と呼んでいます。これは後のシラホシのことでしょう。
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15年前の回想シーンでは、フィッシャー・タイガーの脱出が描かれます。この時、ハンコックとその姉妹も登場しています。謎の人物がタイガーの拘束を解き、逃走を手助けしたのです。
メアリージョアに戻ったハラルドは、シャンクスとシャムロックという二人の若者に紹介されます。重要なのは、シャンクスがすでに神の騎士団の制服を着ており、左目に包帯をしていたことです。この怪我がいつ、どのように負ったものなのかは説明されていません。
ワンピース1167話ネタバレ③|シャンクスの違和感と神の騎士団への複雑な想い
シャンクスとシャムロックは、フィッシャー・タイガーの事件について話していました。シャンクスは熱心に「行こうシャムロック、聖地についてもっと教えてくれ。犯人を捕まえて役に立ちたい!手がかりはあるのか?」と語ります。
しかしシャムロックは慎重で、「完全に治るまで待った方がいい、シャンクス...」と忠告しました。これに対してシャンクスは怒りを露わにし、衝撃的な言葉を口にします。
「お前らは分からないだろう、24年間無駄にした人生がどんな感じか!!俺はいつも自分が場違いだと感じていた...すべてが嫌だった!!!」
シャンクスの内面の葛藤は、彼がなぜ海賊の道を選んだのか、そしてなぜ神の騎士団を離れたのかを理解する重要な手がかりとなります。彼は生まれた環境に馴染めず、自由を求めてロジャーの元へ走ったのでしょう。
ワンピース1167話ネタバレ④|ロキの壮絶な過去とイーダへの愛
エルバフでは、イーダが重病に倒れます。ハラルドは任務で忙しく、彼女に連絡することができませんでした。ハイルディンが医者を探すために出航の準備を始め、ロキも心配していますが、表には出しません。この時点で二人とも大人に成長しています。
イーダは親しい友人たちに、感動的な言葉を残します。「血の繋がりがなくても、ロキはハイルディンと同じく大切な息子」と語ったのです。
章の終わり、衝撃的な真実が明らかになります。醸造村の巨人たちがイーダを毒殺したのです。巨人は叫びます。
「女王になるなんて部外者の女を認めるのはおかしい!!確かにお前も同意するだろうロキ!!俺たちは真の女王エストリドと同じ一族だ!!すべての財宝と権力は俺たちのものだ!だから彼女を毒殺した...このエルゴットで。もう誰も止められない、彼女の運命は決まった!!」
最後の見開きページでは、ロキが醸造村を破壊し、村が炎上する衝撃的な場面が描かれます。ロキは毒を盛った巨人の首を掴み、怒りを爆発させました。
「イーダはこれで死なないだろう...?生物学的な母を覚えている...!!地獄に投げ込まれた!!財宝なんてクソくらえ!!!イーダがこれで死んだら許さない!!!彼女だけが唯一の...!!」
この発言で、ロキの生みの母が彼を地獄(おそらく冥界)に投げ込んだという壮絶な過去が明らかになりました。イーダは彼を救い、母として愛してくれた唯一の存在だったのです。
過去のシーンで、イーダがロキに優しく語りかけます。「寂しそうだねロキ、私のところに来ない?」
ロキは涙を流しながら答えました。「...母と呼んでもいいか!!!」
ワンピース1167話ネタバレまとめ
今回の1167話では、ロキの心を揺さぶる壮絶な過去が描かれ、読者の涙を誘う展開となりましたね!生みの母に捨てられ、イーダに救われたロキが、彼女を守るために村を破壊する姿は、彼の深い愛情と痛みを物語っています。
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シャンクスの左目の傷が15年前にはすでに存在していたこと、そして彼が神の騎士団での生活に強い違和感を抱いていた事実も重要です。醸造村の巨人たちによるイーダ毒殺は、エルバフ内部の権力闘争を示しており、エストリッダ派閥の存在が明らかになりました。ロキの暴走は単なる破壊衝動ではなく、愛する母を守るための必死の行動だったのです。次回、イーダの運命とロキのその後がどう描かれるのか、非常に気になる展開が続きそうですね!
ワンピース1167話考察のポイント
ワンピース1167話で考察すべき重要ポイント
- エストリッダがロキを地獄に投げ込んだ真の理由と禁忌の掟
- シャンクスの左目の傷が15年前に存在していた謎とゴッドバレー事件
- ロキの父親の正体とエルバフで忌み嫌われた理由
- エルバフの「地獄」の正体と冥界への入口システム
- イーダとハラルドの関係とハラルドの現在の行方
- エストリッダ派閥の現在の権力とロキ拘束の政治的背景
ワンピース1167話考察【徹底解説】
ワンピース1167話考察①|エストリッダがロキを捨てた理由は父親の血筋!?禁忌の掟
実の母であるエストリッダがロキを地獄に投げ込んだ理由について、最も説得力のある仮説は、ロキの父親が巨人族以外の種族、あるいは禁忌とされる血筋だったというものです。
エルバフは巨人族の誇りと純血を重んじる文化を持っています。北欧神話のロキも、巨人族の血を引きながら神々の仲間として扱われた特殊な存在でした。ワンピースのロキも同様に、「混血」という出自が問題視された可能性が高いでしょう。
考えられるシナリオとして、ロキの父親は小人族、あるいは人間との混血だったのではないでしょうか。エルバフの戦士たちは、純粋な巨人族の血統を何より重視します。女王であるエストリッダが他種族との間に子を成したことは、王家の血を汚す重大な罪とみなされたはずです。
さらに深読みすれば、ロキの父親がDの一族だった可能性も考えられます。Dの一族は「神の天敵」として恐れられており、もしエストリッダがDの一族の男性との間に子を成したなら、それはエルバフの太陽神信仰と真っ向から対立することになります。
エストリッダは女王として、民の信頼を失うわけにはいきませんでした。だからこそ彼女は愛する我が子を犠牲にするという究極の選択を迫られたのです。ロキを地獄に投げ込むことで、「禁忌の子は処刑された」と民に示し、自分の地位を守った。
しかし、エストリッダは完全にロキを殺すことはできませんでした。地獄に投げ込むという方法を選んだのは、わずかな生存の可能性を残すためだったのかもしれません。母としての最後の慈悲が、この残酷な選択に込められていたのです。
ワンピース1167話考察②|シャンクスの左目の傷はゴッドバレー事件が原因!?ロックスの力
シャンクスが15年前の時点で既に左目に包帯をしていたという事実は、彼の傷がゴッドバレー事件に関連している可能性を強く示唆します。
ゴッドバレー事件は39年前に起きました。シャンクスは現在39歳ですから、彼が生まれた直後に起きた事件ということになります。多くの読者は、シャンクスがゴッドバレーで「宝箱の中の赤ん坊」として発見されたと考えています。
ここで重要なのは、シャンクスの左目の傷が15年前には既に存在していたという点です。これは彼がフィッシャー・タイガーの脱出を手助けした時期と重なります。しかし、傷自体はもっと前から存在していた可能性もあるのです。
ゴッドバレーではロックス海賊団と、ロジャー・ガープ連合軍が激突しました。その戦いの中で、まだ赤ん坊だったシャンクスが何らかの攻撃を受け、左目を傷つけられたのかもしれません。
特に注目すべきは、ロックスの能力が闇や呪いに関係する可能性です。もしロックスの能力が「相手に永続的な呪いをかける」ようなものだったとしたら?赤ん坊のシャンクスが戦闘に巻き込まれ、ロックスの攻撃の余波を受けて左目に呪いを受けた。
その呪いは成長とともに悪化し、15年前の時点では包帯で覆わなければならないほどになっていた。シャンクスが「24年間無駄にした」と語ったのは、この呪いによって常に苦痛を感じていたことも含まれているのかもしれません。
別の可能性として、シャンクスの傷は「神の騎士団での訓練」で負ったものかもしれません。15年前、彼は神の騎士団に加入したばかりでした。その過酷な訓練や儀式の中で、左目を犠牲にする必要があったのかもしれません。
三段階契約システムには、何らかの身体的な代償が伴う可能性があります。浅海の契約でも、腕に印を刻まれます。もし深い契約を結ぶためには、より大きな犠牲が必要だとしたら?シャンクスは左目を差し出すことで、神の騎士団との契約を成立させたのかもしれません。
ワンピース1167話考察③|エルバフの地獄とは冥界エルヘルへの入口!?生還の秘密
ロキが投げ込まれた「地獄」の正体について、最も説得力のある仮説は、エルバフに存在する冥界「エルヘル」への入口というものです。
北欧神話において、ヘル(Hel)は死者の国を統治する女神であり、同時にその国の名前でもあります。ワンピースのエルバフには、この神話をモチーフにした「エルヘル」という冥界が存在するのではないでしょうか。
重要なのは、ロキが地獄から生還しているという事実です。これは冥界が単なる死後の世界ではなく、生きたまま行き来できる異界であることを示しています。
エルバフの戦士たちにとって、冥界は「試練の場」として機能している可能性があります。真の戦士は冥界に降り、そこで死者の魂や神々と対峙し、力を得て帰還する。これは一種の通過儀礼なのです。
しかしロキの場合、それは試練ではなく「処刑」として行われました。エストリッダは彼を冥界に投げ込み、二度と戻れないようにしたかった。ところがロキは、幼い子供でありながら冥界から這い上がってきたのです。
これは何を意味するのでしょうか。ロキが特別な血筋や運命を持つ証です。普通の者なら死ぬはずの冥界から生還できたということは、彼が冥界の支配者に認められた可能性があります。
北欧神話のロキは、神々の世界と巨人の世界の両方に属する存在でした。ワンピースのロキも、生者の世界と死者の世界の両方を知る存在として、特別な力を持っているのかもしれません。
イーダがロキを見つけて救ったのは偶然ではありません。彼女は冥界の入口付近でロキを発見したのでしょう。死の淵から這い上がってきた小さな子供を見て、イーダは彼の特別さを直感的に理解した。だからこそ彼女は、自分の命を賭けてもロキを守ろうとしたのです。
ワンピース1167話考察④|エストリッダ派閥の現在とハラルドの運命
現在のエルバフでエストリッダ派閥がどのような立場にあるのかを考えることは、ロキの拘束理由を理解する上で非常に重要です。
醸造村の巨人たちは「真の女王エストリッダ」と叫び、イーダを「部外者」として排除しようとしました。これはイーダが女王または女王候補の地位にあったことを示しています。
ここで重要な疑問が浮かびます。ハラルドは現在どこにいるのか?彼は神の騎士団の「神の刃」となり、世界政府のために働いていました。しかしイーダが毒殺され、ロキが暴走した時、ハラルドはどこにいたのでしょうか。
最も可能性が高いのは、ハラルドが任務で不在だったというシナリオです。世界政府の命令でエルバフを離れていた彼は、愛する妻イーダの死を知ることができなかった。あるいは知った時には既に手遅れで、息子ロキが村を破壊した後だったのかもしれません。
エストリッダ派閥の目的は明確です。「純血の巨人族による支配」を取り戻すこと。イーダは部外者であり、ロキは禁忌の血を引く存在です。この二人を排除すれば、エストリッダの血筋が再び王位に就くことができます。
イーダの毒殺は、単なる嫉妬や権力欲だけではありません。それはエルバフの古い価値観を守るための聖戦だったのです。醸造村の巨人たちは、自分たちこそが正義だと信じて毒を盛りました。
ロキが村を破壊した後、エストリッダ派閥は「狂った混血児が無差別に村を襲った」という物語を作り上げたでしょう。ロキは英雄ではなく、危険な犯罪者として処理された。そして現在も、彼は拘束され続けているのです。
ハラルドが現在も生きているなら、彼は世界政府の任務とエルバフでの悲劇の間で引き裂かれているはずです。息子を救いたいが、神の騎士団としての立場がそれを許さない。この葛藤がハラルドの現在の姿を形作っているでしょう。
ルフィがエルバフに到着し、ロキの真実を知れば、必ず彼を解放します。その時、ハラルドとロキの親子の再会が実現するかもしれません。エストリッダ派閥との最終決戦では、父と息子が共に戦い、エルバフに真の正義をもたらす展開が予想されます。
ワンピース1167話考察まとめ
今回の1167話で明らかになった情報から、ロキの過去に隠された深い悲劇が見えてきましたね!エストリッダが我が子を地獄に投げ込まざるを得なかった理由には、エルバフの禁忌の掟と純血主義が深く関わっていたのでしょう。ロキの父親の血筋が問題視され、母は愛する子を犠牲にする究極の選択を迫られたのです。
シャンクスの左目の傷がゴッドバレー事件やロックスの能力に関連している可能性、エルバフの冥界「エルヘル」の存在、そしてエストリッダ派閥の陰謀。これらすべてが、エルバフ編のクライマックスへと繋がっていきます。ハラルドの現在の行方も含め、次回以降の展開でロキの運命がどう動くのか、非常に楽しみですね!ルフィがロキを解放し、エルバフに真の自由をもたらす日が待ち遠しいです!
ワンピース1167話の次回発売日・掲載情報
ワンピース1167話は、2025年12月1日(月)発売の週刊少年ジャンプ掲載される予定です。
次回の発売日はいつ?休載情報は?
ワンピース1168話は、2025年12月8日(月)発売の週刊少年ジャンプ掲載される予定です。
- ワンピース1168話のネタバレ情報は2025年12月2日(火)に執筆予定です。
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