
ワンピース1166話では、ゴッドバレー事件の完結と共に、40年後の世界を形作る重要な出来事が次々と描かれます。
ハラルドが角を折ってまで世界政府に訴えた真実、ドラゴンが海軍を去る決定的瞬間、そしてロックスの意外な最後の言葉。全ての真相が明らかになります!
ワンピース1166話のあらすじ
ワンピース1166話のあらすじ箇条書き
- ガーリング、ソマーズ、マフティがロックスに最後の一撃を与える
- ロックスが「暴走を止めてくれてありがとよ」という意外な最後の言葉を残す
- ゴッドバレー島が海に沈み、ロックス海賊団解散のニュースが世界中に広まる
- ロジャーが宝箱の中で赤ん坊のシャンクスを発見
- ハラルドが巨人の略奪を止め、ロックスを助けられなかった罪悪感に苦しむ
- ロキがロックスの死に涙する
- ドラゴンが投獄され、ガープと対峙して「海軍を辞める」と宣言
- ガープがドラゴンに鍵を渡して解放する
- ハラルドがエルバフを世界共同体に加えるため、角を折ってマリンフォードで謝罪
- 章の最後にイム様の目が映る
ワンピース1166話ネタバレ【速報】
ワンピース1166話ネタバレ①|ロックスの意外な最後の言葉
1166話の冒頭では、ロックスがロジャーとガープの攻撃を受けながらもまだ生きている場面から始まります。ロックスは(生きて…この島を…!!ああ、ダメかおいロジャーガープ逃げろ…お前らが死ぬことは…ない)と語りかけました。
ロックスの目の前に、ガーリング、ソマーズ、マフティが現れ、ガーリングが剣でロックスの体を刺します。これがロックス・D・ジーベックの最期の瞬間となりました。
ゴッドバレー事件の終結時には、ニューゲート、リンリン、カイドウ、シャッキーなどのキャラクターたちの様子が描かれ、それぞれがこの事件をどう受け止めたかが示されています。そしてゴッドバレー島そのものが海に沈んでいく壮絶なシーンが展開されました。
ロジャーはオーロ・ジャクソン号に戻り、傷の手当てを受けた後、宝箱から奇妙な音が聞こえてくるのに気づきます。開けてみると、そこには赤ん坊のシャンクスが笑顔で入っていたのです。
ワンピース1166話ネタバレ②|ハラルドの後悔とロキの反応
ロックス海賊団解散のニュースが世界中に広まっていました。
ロックスの死に喜び、ロックスを倒したガープを英雄と称える人々。
しかし、療養中のガープ本人は、モルガンズの記事を読んで腹を立てていました。そんなガープの怒りを鎮めていたのはセンゴク。
センゴクはモルガンズは政府に金を積まれて書いただけと言い、何千万人も居る政府や海軍の行動を全て把握するのは不可能だと言いました。
ガープは上層部のイカレ具合に怒っていますが、センゴクはそのイカレ具合を見て見ぬふりをすると言います。
センゴクの考えに怒ったガープは、そのまま殴り合いをする始末。
ガープ「そういうトコだぞてめぇセンゴク!!この昇進バカが!!」センゴク「黙れ!!崖の下から吠えるだけで何を変えられるんだ!?」
ガープはセンゴクに「もし染まったら、お前を殺しに行くぞ」と言い、センゴクも「見ろ安心だろ?俺にはこんな親友がいる」と言い返し、確かな友情を感じられます。
ガープはセンゴクに海軍を辞めねぇよなと言いますが、「バーカ…!!俺には崖の下で守るべきもんがいっぱいあんだ!!」と言いました。
エルバフでは重要な出来事が起きていました。ハラルドは人間の町を略奪していた巨人を殴って止めたのです。
ハラルドは深い罪悪感に苛まれていました。ロックスを助けるための努力が、平和をもたらすという自分の目標の達成には繋がらなかったことを後悔していたのです。「俺は巨人族の!!どんな悪も許さない!!」という決意を新たにしました。
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一方、ロキの反応も描かれています。ロキはロックス海賊団に参加したいと思っていたことが判明しました。ロックスが「ニカ」だと考えていたロキでしたが、実際にはロックスは世界を征服するために秩序を変えたかった海賊であり、ロキが求めていた理想とは違っていたのです。
ワンピース1166話ネタバレ③|ドラゴンの海軍脱退とガープの決断
場面は海軍本部の地下拘置所に移ります。ドラゴンが独房に閉じ込められており、ガープが面会に訪れました。この父と息子の対話が、歴史を変える重要な転換点となります。
ドラゴンは静かに、しかし確固たる決意を込めて言いました。「オヤジ..俺は海軍を辞める」
ガープは「ああ...」とだけ答えます。
するとドラゴンは感情を爆発させ、「あんたを軽蔑する!」と叫びました。
ガープは再び「ああ...」と静かに応じます。
そしてガープは独房の鍵をドラゴンに投げ渡しました。この行為は、息子の選択を尊重し、彼を解放するという父親としての決断を示しています。海軍の英雄が、組織のルールよりも息子を選んだ瞬間だったのです。
ワンピース1166話ネタバレ④|ハラルドの衝撃の決断とイム様の登場
時が経ち、ハラルドはエルバフ海岸を出航する準備をしています。彼は家族や友人に別れを告げる場面で、重要な言葉を残しました。
「決めたんだ...イーダ、ヤルル様...俺はもうなりふり構わない。ハイルディン...ロキ...お前達二人共大切な私の息子だ。私の後は2人で仲良くエルバフを支えて欲しい。」
ハラルドはエルバフを世界共同体に参加させることを決意しましたが、巨人が人間の町を攻撃したというニュースが広まり、巨人族は暴力的だという評判が立っていました。そのため、マリンフォードに行って海軍と世界政府に直接話すことにしたのです。
そして章の壮大なラストが訪れます。
ハラルドは叫びました。「海軍高官並びに世界政府要職各位、どうか話を聞いて欲しい!!」
ハラルドは自らの角を引き抜きました。その後、血まみれの顔で膝をつき、折れた角を海軍と世界政府に差し出します。
「この1000年分の償いをさせてくれ!!!」
「巨人族がこれまで行ってきた過ちを謝罪したい!!!」
「エルバフの子供たちが誰も傷つけず生きていけるように!!!」
「人間族と手を生きていける様に!!平和の誓いを証明したい!!」
「罪を償うチャンスが欲しい!!!その為なら私は奴隷にでもなろう!!!」
この壮絶な懇願の場面の後、章の最後のパネルでイム様の目が映ります。その視線が何を意味するのか、読者に不穏な予感を与える終わり方となりました。
ワンピース1166話ネタバレまとめ
今回の1166話では、ゴッドバレー事件の完結と共に、40年後の世界を形作る重要な出来事が描かれましたね!ロックスの意外な最後の言葉、ドラゴンの海軍脱退、そしてハラルドの壮絶な決意。全てが現在の物語に繋がる重要な伏線となっています。
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特に印象的だったのは、ハラルドが自らの角を折ってまで平和を訴えた場面です。巨人族の1000年の罪を一人で背負い、償おうとする姿勢には心を打たれます。
そして最後のイム様の目の登場は、この出来事が現在の物語にどう影響するのかを予感させますね。来週は休載なしで続きが読めるので、次の展開が本当に楽しみです!
ワンピース1166話考察
ワンピース1166話考察①|ロックスの「暴走」の真実とDの一族の使命
ロックスが最後に「暴走を止めてくれてありがとう」と言ったのは、単なる後悔の言葉ではありません。これはロックスがDの一族の真の使命を知っていて、それを実行しようとしたが、方法が間違っていたことに気づいた瞬間だったのではないでしょうか。
Dの一族の使命とは、「世界を夜明けに導く」ことです。しかしロックスは、それを「力による支配」と「世界政府の破壊」という形で実現しようとしました。彼は空白の100年の真実を知り、世界政府の正体を暴こうとしていたのです。
最も重要なのは、ロックスが「ゴッドバレーで何かを手に入れようとしていた」という点です。それは単なる財宝ではなく、古代兵器や空白の100年に関する重要な情報だった可能性が高いでしょう。そしてその力を使って世界政府を倒そうとしたのです。
しかし戦いの最中、ロックスは気づいてしまいました。自分のやり方では、世界政府を倒しても新たな暴力の連鎖が生まれるだけだと。「世界の王」になることが目的ではなく、「人々を解放すること」が本来の使命だったはずなのに、彼は力に溺れて本質を見失っていたのです。
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この考察が正しければ、黒ひげティーチは父親の「失敗」から学んでいることになります。彼が古代兵器を集めながらも、単純な破壊ではなく「歴史の本文」に執着しているのは、父親とは違う方法で「Dの使命」を果たそうとしているからかもしれません。
ワンピース1166話考察②|イム様の目が示す「巨人族支配計画」の始まり
章の最後にイム様の目が映ったのは、単なる演出ではありません。これはイム様がハラルドの行動を見ていて、そこから巨人族を世界政府の支配下に置く計画を思いついた瞬間を描いているのです。
ハラルドは善意から行動しました。角を折り、奴隷になってもいいから巨人族を世界共同体に受け入れてほしいと懇願したのです。しかしこれは、世界政府にとって絶好の機会となってしまいました。
さらに恐ろしいのは、エルバフが世界政府に参加したことで、巨人族の自由が奪われていった可能性です。表向きは「世界共同体の一員」として扱われながら、実際には海軍の巨人部隊として戦力に組み込まれていったのかもしれません。
現在、海軍には多くの巨人族が所属していますが、彼らは本当に自らの意志で海軍に入ったのでしょうか?それともハラルドの決断の結果として、エルバフから海軍に送られることが義務化されたのかもしれません。
そしてロキが「太陽の神」を自称し、エルバフで反乱を起こしたのも、同じ文脈で理解できます。ハラルドが築いた「世界政府との平和」は、実際には巨人族の誇りを奪う結果になっていた。ロキはそれを拒絶し、真の自由を取り戻すために立ち上がったのではないでしょうか。
ワンピース1166話考察③|ドラゴンが父を憎んだ本当の理由と革命軍の原点
ドラゴンが「お前が嫌いだ」とガープに言った場面には、深い意味が隠されています。これは単なる反抗期の息子の言葉ではなく、ガープが守った「正義」への根本的な疑問から生まれた言葉だったのです。
ゴッドバレーでドラゴンが目撃したのは、天竜人による人間狩りという残虐行為でした。そしてガープは、その天竜人たちを守るために戦っていたのです。息子の目には、父親が「邪悪な存在」を守る姿が映ったのでしょう。
さらに決定的だったのは、ガープがドラゴンを投獄から解放した方法です。ガープは鍵を投げ渡しただけで、何も言いませんでした。この行為は、「息子の選択を認めるが、自分は海軍を離れることができない」という無言のメッセージだったのです。
ドラゴンが「お前が嫌いだ」と言ったのは、父親自身への憎しみではなく、「正義のためなら家族も犠牲にする」というガープの生き方への拒絶だったのではないでしょうか。ガープは息子を愛していましたが、海軍という組織からは離れられなかった。その矛盾をドラゴンは許せなかったのです。
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この出来事が、革命軍設立の原点となりました。ドラゴンは父親のような「組織に縛られた正義」ではなく、「本当の自由と平等を実現する革命」を目指すことにしたのです。海軍という枠組みの中では、決して世界は変わらないと悟ったのです。
ワンピース1166話考察④|ハラルドの決断がロキを生み出した悲劇
ハラルドが角を折ってまで平和を求めた行為は、皮肉にもロキという「反逆者」を生み出す原因となってしまいました。これは巨人族の歴史における最大の悲劇なのです。
ハラルドは「ハイルディン...ロキ...お前たち二人は私の息子だ」と言いました。この言葉には、二人への深い愛情が込められています。しかし同時に、二人に大きな重荷を背負わせることにもなったのです。
ロキがロックス海賊団に憧れていたのは、「世界政府に屈しない生き方」への憧れだったのでしょう。ロックスは世界政府と戦い、天竜人を恐れさせた男です。一方、ハラルドは世界政府に頭を下げ、奴隷になってもいいと言った。この対比が、ロキの価値観を形成したのです。
現在エルバフで鎖に繋がれているロキは、ハラルドが作った「平和」というシステムへの反逆者として捉えられています。しかし彼の視点から見れば、本当の自由を取り戻そうとしただけなのかもしれません。
さらに興味深いのは、ハイルディンとロキの対照的な道です。ハイルディンは「新巨兵海賊団」として海に出ることで、父親の決断を尊重しながらも独自の道を選びました。一方ロキは、エルバフ内部で反乱を起こすという道を選んだ。この兄弟の選択の違いが、今後の物語で重要な意味を持つはずです。
ワンピース1166話考察まとめ
今回の考察では、1166話で描かれた出来事の「裏側」に迫りました。ロックスの最後の言葉に隠された「Dの使命への気づき」、イム様が計画した「巨人族支配戦略」、ドラゴンが父を憎んだ本当の理由、そしてハラルドの決断がロキを生み出した悲劇。
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エルバフ編では、これらすべての因縁が交差します。ルフィという「新時代の象徴」が、ロックス時代からの負の連鎖をどう断ち切るのか。そしてロキ、ハイルディン、巨人族全体の未来をどう導くのか。最終章に向けて、本当に目が離せない展開になりそうですね!
ワンピース1167話以降の展開予想
展開予想①|ルフィがロキを解放して真実が明かされる
現在エルバフで鎖に繋がれているロキですが、ルフィが彼を解放する展開が訪れるでしょう。ルフィは誰かが鎖に繋がれている姿を見過ごせない性格です。
ロキが解放された後、ハラルドが40年前にマリンフォードで何をしたのかという真実が語られるはずです。角を折ってまで平和を求めた父の決断を、ロキがどう受け止めてきたのかが明かされるでしょう。
さらにエルバフの宝樹アダムについても重要な情報が得られるはずです。ロックスがゴッドバレーで狙っていたものと、この樹には深い関連があるのかもしれません。
展開予想②|ハイルディンとロキの対決で巨人族の未来が決まる
ハイルディンとロキという二人の「息子」が対峙する展開が予想されます。ハラルドから同じように愛されながら、二人は全く異なる道を選びました。
ハイルディンは海賊として自由を求めながらも、父の平和への願いを尊重しています。一方ロキは、父の決断を拒絶し、世界政府との関係を断ち切ろうとしている。この対立は、単なる兄弟喧嘩ではなく、巨人族の未来をどう導くかという選択なのです。
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ルフィは二人の間に立ち、どちらも間違っていないこと、そして新しい道があることを示すのではないでしょうか。それが「太陽の神ニカ」としての役割なのかもしれません。
展開予想③|イム様がエルバフを標的にする可能性
1166話の最後にイム様の目が映ったのは、非常に不穏です。ハラルドの行動を見ていたイム様が、何らかの計画を立てた可能性が高いでしょう。
最も恐ろしいのは、エルバフがルルシア王国と同じ運命を辿る展開です。ルフィがロキを解放し、巨人族が世界政府に反旗を翻そうとした瞬間、イム様が古代兵器でエルバフごと消そうとするかもしれません。
しかしルフィの存在が、この運命を変えるでしょう。ニカの力で巨人族を守り、40年前にハラルドが願った「本当の平和」を実現する展開が待っているはずです。
展開予想④|ドラゴンと革命軍がエルバフに現れる
ドラゴンが海軍を辞めた原点が描かれた今、革命軍がエルバフ編に関わってくる可能性があります。世界政府に抑圧された巨人族の解放は、まさに革命軍の理念そのものです。
ドラゴンは40年前、ゴッドバレーで天竜人の残虐さを目撃しました。そして今、息子ルフィがエルバフで同じように「自由」のために戦っているのです。父と息子が、それぞれの方法で世界を変えようとする姿が描かれるかもしれません。
ワンピース1167話以降の展開予想まとめ
今後のエルバフ編では、40年前の因縁がすべて明らかになり、巨人族の未来を決める重要な戦いが描かれるでしょう。ルフィがロキを解放し、ハイルディンとの対決を経て、最終的にはイム様の脅威からエルバフを守る展開が予想されます。
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特に注目すべきは、ハラルドが築いた「平和」の本質が問われることです。世界政府に従属することが本当の平和なのか、それとも自由を求めて戦うことこそが真の解放なのか。ルフィという「太陽の神」が、この答えを示してくれるはずですね!
ワンピース1166話の次回発売日・掲載情報
ワンピース1166話は、2025年11月24日(月)発売の週刊少年ジャンプ掲載される予定です。
次回の発売日はいつ?休載情報は?
ワンピース1167話は、2025年12月1日(月)発売の週刊少年ジャンプ掲載される予定です。
- ワンピース1167話のネタバレ情報は2025年11月25日(火)に執筆予定です。
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