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2024年3月21日発売の週刊ヤングジャンプ16号に掲載されるキングダム第791話のネタバレ情報をご紹介します。
キングダムネタバレ790話のおさらい
キングダムネタバレ790話①王翦軍士気を取り戻す
- 王翦軍の亜光と倉央が無事に本陣へ到着
- 士気を取り戻した王翦軍により司馬尚軍劣勢
- 次々に倒れていく自軍の近衛を見た司馬尚は過去を思い出す
キングダムネタバレ790話②青歌の決意
- 李牧の受け入れについて青歌城で話し合いをする
- カン・サロは趙の戦争に巻き込まれると李牧の受け入れを拒否
- カン・サロの意見に司馬尚は沈黙し青歌の民に決断を託す
- 青歌の民は李牧の想いを聞き激しい歓声とともに拳を天に突き上げる
キングダムネタバレ790話③司馬尚の覚悟
- 司馬尚劣勢の状況に再度覚悟を決めた司馬尚は周囲の近衛に喝を入れる
- 青歌が作り上げた国は、城外に「青歌の精神」が何かを示すために戦争に参加している
- ここで青歌の民が倒れてしまっては青歌が崩壊してしまう
- 司馬尚の声を聞いていた近衛は、「勝って青歌に帰るぞ」という声に士気を高める
キングダムネタバレ790話④王翦軍再び絶体絶命
- 楽彰が亜光の元へ到着し、続いてカン・サロも本陣へ到着
- 青歌軍の第一将と第二将が到着したことにより、青歌軍はさらに士気を高める
- 青歌軍の将軍が到着したことで、軍を整える暇もなく倉央は混乱
- 司馬尚を討つことが難しいと判断した倉央は、「王翦様を逃がせ」と声を張り上げる
キングダムネタバレ791話
ここからはキングダム791話のネタバレ情報をお届けします。
※ネタバレが含まれておりますので、本誌派やアニメ派の方はご注意ください。
キングダムネタバレ791話①ジ・アガの訃報
乱戦の中、カン・サロは司馬尚に、ジ・アガが死んだことを告げます。
大きく目を見開き、驚きの表情を隠せない司馬尚は、カン・サロに謝罪をしました。
「李牧を招き入れたのはこの俺だ」と背を向ける司馬尚に対して、青歌の選択であるとカン・サロは否定します。
キングダムネタバレ791話②李牧が青歌城内に
ここから司馬尚の回想が始まります。
李牧を場内に受け入れ話し合いが進められる中、司馬尚は李牧に対し、一時の避難以上のものを望むなら受け入れは難しいと拒否しました。
さらにカン・サロは、助けたい気持ちはあるが、何も無いところから作り上げた青歌を崩壊させるわけにはいかないと続けます。
それに対し李牧は、難民・流民で作られた町がこれまでに成長し、オルド軍を撃退したことに驚き、青歌は「青歌の道」を定める機会なのではないかと問います。
司馬尚は李僕の問いに対し、青歌の民に決断を委ねました。
キングダムネタバレ791話③李牧の本心
青歌の民は、青歌城の上に立っている李牧に困惑している様子です。
鄴で秦軍に大敗するという失態を犯し、邯鄲軍から追われていることを話し始めると、民は李牧を庇い、ともに青歌で暮らすことを提案します。
しかし李牧は、青歌に来たのは民になるためではなく、秦軍との戦いで力を貸してもらうために来たことを吐露しました。
「どんな思いでこの青歌をここまで…」「どうして他人の戦争に加わらなくちゃいけないんだ」と、民は罵詈雑言を李牧に浴びせます。
カイネはつかさず李牧の気持ちを代弁しようと声を荒げますが、いっそう民の声は強くなるばかりです。
キングダムネタバレ791話④青歌の民の決意
少し沈黙した後、李牧は静かに口を開き始めます。
秦軍の侵攻は雁門や青歌に届くこと、さらに前線の地域は既に秦軍の手にあり、数多くの民が戦場で命を落としていることを民へ伝えます。
今青歌が平和なのはこれまでに命を落とした人がいるからこそ、「自分達さえよければ他はいいという生き方を選択し続けていくのか」と、李牧は大粒の涙を流しながら民へ訴えました。
続けて、戦争では必ず血が流れ帰ってこない男もいるだろう、しかしその悲劇は外で起こり続けている、充分な力を持つにも関わらず、他人ごとだからと目を背けるのかと問います。
しかしそのままでは、誰にも尊敬されず孤立したままであること、平和のまま静かに滅んでしまうと言い放ちます。
命を掛けて秦軍の侵攻を止めることで、青歌の戦果は中華に刻まれ、子孫に代々受け継がれ「青歌の誇り」となることを、声を荒げ民へ伝えました。
目に涙を溜め、同調の声が増えていく中、李牧は青歌が力を貸してくれるならば秦軍の侵攻が止まるまで勝ち続けると断言。その言葉を聞いた民は、歯を食いしばり拳を天へ突き上げます。
キングダムネタバレ791話のまとめ
今回はさまざまな伏線が回収され、読者にとっても見逃せない回でしょう。
青歌は難民・流民が集まってつくられた国であり、民の努力によって自立できるようになったことが明らかになりました。
青歌の民が協力して作り上げた国を危険にさらしたくないと、司馬尚やカン・サロは李牧の受け入れを拒否しましたが、青歌の民は李牧の言葉に胸を打たれ戦場に立つことを決めます。
司馬尚や李牧がたびたび口にする「青歌の覚悟」とは、青歌の民が自ら戦いに立ち上がったことだったのでしょう。
青歌の誇りのため、子や家族を守るために立ち上がり剣を握った青歌の民。王翦軍にも屈しない精神と防御の堅さは、確固たる決意があったためでした。
続く王翦軍と司馬尚軍の戦いは、ついに終焉を迎えそうです。次回のキングダムも要チェックですね!