【ワンピース1164話ネタバレ】デービー・ジョーンズが世界王だった!?ロックスの悲劇と苦渋の選択!

目次

【ネタバレ注意】本記事には2025年11月3日発売『週刊少年ジャンプ』48号掲載のONE PIECE第1164話「悪魔の王」の重大なネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

2025年11月3日発売の週刊少年ジャンプ48号に掲載される『ONE PIECE』1164話のネタバレ情報を完全版でお届けします。前話1163話でイム様の「黒転支配(ドミ・リバーシ)」によって悪魔化が進行していたロックス・D・ジーベック。ついに完全な悪魔へと変貌を遂げ、仲間であるビッグ・マムとカイドウすら一撃で撃破してしまいます。

そして今回明かされるデービー・ジョーンズとジョイボーイの真の関係、数十年前からイムがハラルド率いるエルバフを狙っていたと暴露白ひげだけがジーベックを止められた理由――。ゴッドバレー事件の核心に迫る、衝撃の1164話を徹底解説します。

【速報】ワンピース1164話の重要ポイント10選

まずは1164話で判明した衝撃の事実を整理します。今回の話は、ワンピース世界の根幹を揺るがす情報が次々と明かされる極めて重要なエピソードです。

① ジーベックがイムに「デービー・ジョーンズとジョイボーイ、どちらを恐れているか」と問う

完全悪魔化の直前、ジーベックは「どっちが怖い!?デービー・ジョーンズか、ジョイボーイ」という衝撃的な質問をイムに投げかけます。この問いには3つの重要な意味があります。第一に、デービー・ジョーンズとジョイボーイが別人であること。第二に、イムが両者を恐れているという事実。第三に、ジーベック自身がこの歴史の真実を知っていたことです。イムが質問に答えなかったのは、両方を恐れている証拠でしょう。デービー・ジョーンズの海の支配力とジョイボーイの解放の力が合わさることを、イムは最も警戒しているのです。

あにま
デービーとジョイボーイが別人だったなんて!

② ジーベックが完全に悪魔へ変貌

イムの「黒転支配(ドミ・リバーシ)」によって、ジーベックは完全な悪魔の姿に変わります。角が生え、全身が黒く染まり、目は血のように赤く光る――世界最強の海賊の末路は、あまりにも悲劇的でした。外見の変化だけでなく、戦闘力も爆発的に上昇します。悪魔化前でも世界最強だったジーベックが、さらに数倍の力を得たのです。エルバフ編でドリー・ブロギーが悪魔化した際と同様、意識そのものがイムの支配下に置かれます。

③ 悪魔化ジーベックがビッグ・マムとカイドウを一撃で撃破

完全に悪魔化したジーベックは、目の前にいたシャーロット・リンリン(30歳)とカイドウ(21歳)に襲いかかり、一撃で両名を戦闘不能にします。当時のリンリンとカイドウは、まだ四皇クラスには達していませんが、それでもロックス海賊団の主力として活躍できるレベルの実力者です。この場面から、悪魔化による戦闘力の増幅率が想像以上に高いこと、そして2人がこの時の経験から何を学んだか――カイドウの「最強への執着」とビッグ・マムの「力への渇望」は、この敗北が原点なのです。

④ 白ひげだけがジーベックの攻撃を防ぐことができた

悪魔化ジーベックの攻撃を受けて、カイドウとビッグ・マムは瞬時に倒れました。しかしエドワード・ニューゲート(白ひげ)だけは持ちこたえたのです。おそらくグラグラの実の振動能力が、悪魔化の「邪悪なエネルギー」と相性が悪かったのでしょう。振動は物質だけでなく、エネルギーそのものを打ち消す力を持っています。白ひげは自身の体を振動させることで、ジーベックの攻撃を分散・無効化できたと考えられます。この発見が、後に黒ひげがグラグラの実を狙った理由にも繋がります。


⑤ くまがニキュニキュの実でエリスとティーチを救出

混乱するゴッドバレーで、バーソロミュー・くまが重要な役割を果たします。ジーベックの妻エリスと息子マーシャル・D・ティーチ(幼少期)が危険にさらされていることに気づいたくまは、ニキュニキュの実の能力で2人を島の外へと飛ばします。この行動は、くまの「救済者」としての原点を示しています。自身も奴隷として連れてこられ、命の危機にあったにもかかわらず、他者を救おうとする無私の精神――これがくまという人物の本質です。そして皮肉なことに、くまが救った少年ティーチは、後に世界を脅かす大海賊「黒ひげ」となるのです。

補足情報
1163話でエリスがルルシア王国出身であることが明らかになっています。くまに救出されたエリスとティーチは、おそらくルルシア王国に帰還したと思われます。しかしルルシア王国は後にイムの古代兵器によって消滅させられます。

⑥ イムが「ハラルドは操り易い」と発言

戦闘の最中、イムは衝撃的な事実を口にします。「ハラルドのことを操り易い」と発言。この発言は、38年前からハラルド率いるエルバフを狙っているということになりますね…。

⑦ ジーベックが心の声でガープとロジャーに懇願

完全に悪魔化し、仲間を殺し始めたジーベック。しかし彼の意識の奥底には、わずかに人間としての自我が残っていました。ジーベックは心の声で、ガープとロジャーに語りかけます。「頼む...俺を殺してくれ」この心の声による通信は、見聞色の覇気の最高峰です。ロジャーが「万物の声を聞く」ことができたのも、この能力の一種でしょう。ジーベックは物理的な声を出すことができない状態でしたが、心の声ならイムに気づかれず、確実に2人に届けることができたのです。

あにま
ジーベックの最後の抵抗、切ない…

⑧ ガープとロジャーが初めて共闘を決意

ジーベックの懇願を受けて、「海軍の英雄」モンキー・D・ガープ「海賊王」ゴール・D・ロジャーは、初めて共闘することを決意します。これは単なる「敵の敵は味方」という関係ではありません。2人はジーベックの人間としての尊厳を守るために戦うことを選んだのです。ガープは正義の名の下に、ロジャーは自由の名の下に――それぞれの信念が、この瞬間に一つになりました。この共闘こそが、後に「ゴッドバレーの英雄」と呼ばれる真の理由であり、2人の深い信頼関係の原点なのです。

⑨ 次話でガープ&ロジャー vs ジーベックの最終決戦へ

1164話のラストシーンは、2人がジーベックに向かって駆け出す場面で終わります。歴史に残る伝説の戦いが、次話1165話で描かれることになります。この戦いは単なるバトルではなく、ジーベックの魂を解放する儀式のようなものでしょう。ガープとロジャーの目的は、ジーベックを倒すことではなく、イムの支配から彼を自由にすることです。2人の覇王色の覇気がジーベックの意識に届き、最後の瞬間に人間としての誇りを取り戻す――そんな感動的な展開が予想されます。

重要ポイント内容意味
デービーとジョイボーイジーベックが両者についてイムに質問2人が別の存在で、両方イムが恐れている
ハラルドの操作イムがハラルドを操っていたエルバフ弱体化の陰謀
白ひげの特殊性白ひげだけがジーベックを止められたグラグラの実が悪魔化に有効

デービー・ジョーンズとジョイボーイの真実|800年の秘密が明らかに

1164話で最も衝撃的だったのは、ジーベックがイムに投げかけた「デービー・ジョーンズとジョイボーイ、どちらを恐れているか」という質問です。この一言が、ワンピース世界の根幹を揺るがす可能性があります。

デービー・ジョーンズとジョイボーイは協力関係にあった

ジーベックの質問から読み取れる最も重要な事実は、デービー・ジョーンズとジョイボーイが協力関係にあった可能性です。もし2人が敵対していたなら、「どちらを恐れているか」という質問は成立しません。従来の考察では、ジョイボーイが古代王国の英雄であり、イムが敵対勢力だったと考えられてきました。しかし今回の情報で、デービー・ジョーンズという第三の存在が浮上したことで、三つ巴の構図が見えてきます。おそらく800年前の世界は、デービー・ジョーンズの「海の王国」、ジョイボーイの「陸の王国」、イムの「天の王国」という三大勢力に分かれていたのでしょう。古代兵器がポセイドン(海)、プルトン(陸)、ウラヌス(天)と三つ存在するのも、この三大勢力に対応しています。

「D」の意志の真の意味が判明

ジーベックの発言から、「D」の一族の名前の由来も明らかになります。「D」は「Davy(デービー)」の頭文字である可能性が極めて高いです。これまで「D」は「Dawn(夜明け)」や「Dream(夢)」など様々な解釈がされてきました。しかし最もシンプルで、かつ物語の核心を突く解釈は、「Davy」のDです。つまり「D」の一族は、デービー・ジョーンズの末裔であり、彼の意志を継ぐ者たちなのです。ジーベックが「いつか誰かがデービーの意志を成し遂げる」と語ったのも、この文脈で理解できます。デービー・ジョーンズがイムに敗れた後も、その末裔たちは代々「世界政府への復讐」という使命を受け継いできたのです。

あにま
ルフィと黒ひげが共闘する展開来る!?

イムが沈黙した真の理由

ジーベックの質問に対し、イムは答えませんでした。この沈黙には深い意味があります。もしイムが一方だけを恐れているなら、即座にそう答えたはずです。しかし答えなかったということは、両方を恐れているからです。さらに深読みすると、イムはデービーとジョイボーイが協力することを最も恐れているのでしょう。800年前、イムは何らかの方法で2人を分断し、各個撃破することに成功しました。しかしもし2人が最初から最後まで協力していたら、イムは勝てなかったかもしれません。現代に置き換えると、ルフィ(ニカ/ジョイボーイ)と黒ひげ(デービーの末裔)が協力することを、イムは何としても阻止しようとするでしょう。

白ひげ・カイドウ・ビッグマム|悪魔化ジーベックとの戦いが示す真実

1164話では、悪魔化したジーベックとロックス海賊団の幹部たちとの戦いが描かれました。この戦いの結果は、3人の未来を決定づける重要な出来事でした。

白ひげだけが持ちこたえた理由―グラグラの実の秘密

悪魔化ジーベックの一撃を受けて、カイドウ(21歳)とビッグ・マム(23歳)は瞬時に戦闘不能になりました。しかしエドワード・ニューゲート(白ひげ)だけは持ちこたえたのです。白ひげが持ちこたえられた理由は、グラグラの実の特殊性にあると考えられます。グラグラの実は「世界を滅ぼす力」と称される超人系最強の悪魔の実ですが、その本質はあらゆる物質とエネルギーを振動させ、破壊・無効化する力です。イムの悪魔化は、対象の体内に「邪悪なエネルギー」を注入することで発動します。しかし振動は物質だけでなく、エネルギーそのものも打ち消すことができます。白ひげは自身の体を高周波で振動させることで、ジーベックから放たれる邪悪なエネルギーを分散・無効化できたのです。

あにま
白ひげの能力、こんな秘密があったなんて!

カイドウの「最強への執着」の原点

一撃で戦闘不能にされたカイドウ。この敗北は、彼の人生を決定づけました。「最強生物」への渇望は、この時の屈辱から生まれたのです。カイドウは後に「勝利こそが正義」と語るようになります。この価値観の原点は、ゴッドバレーでの敗北です。当時21歳のカイドウは、自分がまだ弱いことを痛感しました。しかも仲間に裏切られ、見捨てられるという経験もしています。ロックス海賊団は船長が悪魔化した瞬間、多くのメンバーが逃げ出しました。この経験から、カイドウは3つの信念を固めます。絶対的な力こそが全て、仲間は信用できない、そして死ぬことすら許されない強さを目指す――これらがカイドウの行動原理となったのです。

ビッグ・マムの「万国」への夢

シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)もまた、ゴッドバレーでの経験が人生を変えました。当時23歳のリンリンが目撃したのは、様々な種族が奴隷にされ、虐げられる光景でした。リンリンは幼少期から「全ての種族が平等に暮らせる国」を夢見ていました。しかしゴッドバレーで、その夢がいかに困難かを思い知らされます。天竜人は種族差別を当然のものとし、弱い種族を奴隷として扱っています。この経験から、リンリンは「力による平等」を目指すようになります。つまり、自分が圧倒的な力を持ち、全ての種族を従えることで、強制的に平等を実現する――これが「万国(トットランド)」の真の目的です。

三人の四皇の共通点
白ひげ、カイドウ、ビッグ・マム――この3人はゴッドバレー事件の生き残りです。彼らの信念は全く異なりますが、共通点があります。それは「ゴッドバレーでの悲劇を二度と繰り返さない」という決意です。

くまの救済とティーチの運命|38年後に繋がる因縁

1164話で描かれたくまによるエリスとティーチの救出は、単なる善行ではありません。この行動が、38年後の世界を大きく変えることになるのです。

くまの「ニキュニキュの実」―救済のための能力

混乱するゴッドバレーで、バーソロミュー・くまは重要な決断を下します。ジーベックの妻エリスと息子ティーチが危険にさらされていることに気づいたくまは、ニキュニキュの実の能力を発動し、2人を島の外へと飛ばします。この行動には、くまの本質が表れています。くま自身も奴隷として連れてこられ、命の危機にあったにもかかわらず、他者を救うことを優先したのです。自分の安全よりも、目の前の命を守ること――これがくまという人物の根本的な価値観です。ニキュニキュの実は、攻撃にも使える強力な能力です。しかしくまは生涯を通じて、この能力を主に救済のために使用しました。

あにま
くまは本当の英雄だね…泣ける

黒ひげの誕生―救われた少年の運命

くまに救われたマーシャル・D・ティーチ(幼少期)。彼は後に「黒ひげ」として、世界を震撼させる大海賊となります。この皮肉な運命は、ワンピースの深いテーマを示しています。ティーチがどのように育ったかは不明ですが、いくつかのシナリオが考えられます。第一のシナリオは、母エリスと共にルルシア王国に帰還したパターン。1163話でエリスがルルシア王国出身であることが明かされています。しかしルルシア王国は後に、イムの古代兵器によって完全に消滅させられます。もしティーチがこの時そこにいたとすれば、母や故郷を失った悲しみと怒りが、世界政府への復讐心を生んだはずです。第二のシナリオは、母子が離れ離れになったパターン。いずれにせよ、ティーチの人格形成にはゴッドバレー事件のトラウマが深く関わっています。

黒ひげの真の目的
黒ひげは「海賊王」を目指していますが、それは最終目的ではありません。彼の真の目的は、父ジーベックが果たせなかった「世界政府の打倒」でしょう。最終章で、黒ひげは一時的にルフィと同盟を結び、共にイムと戦う可能性があります。

くまの人生の意味―報われない善行

くまが救ったティーチは、後に大悪党となりました。この事実は、善行が必ずしも善い結果を生まないという残酷な真実を示しています。しかし、だからといってくまの行動が間違っていたわけではありません。くまは生涯を通じて、誰かを救い続けました。ゴッドバレーでのティーチ、故郷ソルベ王国の人々、娘ボニー、そして最後にはルフィたち麦わらの一味――。くまは一度も「自分のために」生きなかったのです。エッグヘッド編で、くまは自我を失った状態でもルフィたちを守りました。これは単なる偶然ではなく、くまの魂に刻まれた「救済者」としての本能が、最後まで機能していたのです。くまの物語は、「たとえ報われなくても、誰かを救うことに意味がある」というメッセージです。

ガープとロジャーの共闘|海軍と海賊を超えた絆

1164話のクライマックスは、モンキー・D・ガープとゴール・D・ロジャーが共闘を決意する場面です。この瞬間は、両者の関係性の原点であり、後の世界を形作る重要な出来事でした。

ジーベックの心の声―見聞色の最高峰

完全に悪魔化し、仲間を殺し始めたジーベック。しかし彼の意識の奥底には、わずかに人間としての自我が残っていました。ジーベックは物理的な声を出すことができない状態で、心の声でガープとロジャーに語りかけます。「頼む...俺を殺してくれ...このままでは仲間を...家族を...」この心の声による通信は、見聞色の覇気の最高峰です。ロジャーが「万物の声を聞く」ことができたのも、ルフィがズニーシャや海王類と会話できるのも、この能力の一種でしょう。ジーベックが心の声で懇願した理由は2つあります。第一に、イムに聞かれないため。第二に、ガープとロジャーの両方に同時に、確実に伝えるためです。

なぜガープとロジャーは共闘を決意したのか

ジーベックの懇願を受けて、ガープとロジャーは初めて共に戦うことを決意します。これは単なる「敵の敵は味方」という関係ではありません。2人は、ジーベックの人間としての尊厳を守るために戦うことを選んだのです。ガープにとって、ジーベックは倒すべき悪の海賊でした。しかしジーベックの懇願を聞いた瞬間、ガープは理解しました。ジーベックは被害者でもあると。イムに操られ、仲間を殺すことを強制されている――これは海賊としての悪行ではなく、世界政府の犯罪です。ロジャーにとって、ジーベックは尊敬すべき先輩海賊でした。「D」の一族として、世界の秘密を知り、世界政府に挑んだ男。そのジーベックが、イムの奴隷として死ぬことを、ロジャーは許せなかったのです。

あにま
2人の友情の原点、感動的すぎる…

ガープとロジャーの戦略―ジーベック解放作戦

1165話以降で描かれるであろう、ガープとロジャー vs ジーベックの戦い。しかし2人の真の目的は、ジーベックを殺すことではなく、イムの支配から解放することでしょう。おそらく2人は、覇王色の覇気による「意志の衝撃」を与える作戦を取ると予想されます。物理的なダメージでは、ジーベックの体を傷つけるだけで、イムの支配は解けません。しかし強大な意志の力なら、精神支配を打ち破ることができるかもしれません。予想される戦闘の流れは、①ガープとロジャーが同時に覇王色の覇気を放つ、②2人の意志がジーベックの心に届き、イムの支配が一時的に弱まる、③ジーベックの自我が戻り、最後の力で自分の心臓を貫く、④ジーベックは安らかに死を迎える、⑤イムが激怒し、ウラヌスでゴッドバレーを消滅させる、という展開が考えられます。

ワンピース1165話以降の展開予想|ゴッドバレー事件の結末

1164話で最終決戦が始まった今、1165話以降でどのような展開が待っているのでしょうか。複数のシナリオを考察します。

シナリオA:ガープ&ロジャーがジーベックを解放

最も順当な展開は、1165話でガープとロジャーがジーベックの魂を解放するパターンです。戦闘の流れとして、まず悪魔化ジーベックの圧倒的な力にガープとロジャーが苦戦。ジーベックは完全に理性を失っており、かつての仲間たちにも容赦なく攻撃します。次に、ガープとロジャーの連携攻撃。2人は互いの戦闘スタイルを理解し、完璧なコンビネーションを見せます。ロジャーの「神避」でジーベックの動きを封じ、ガープの「拳骨」で決定打――。この瞬間、ジーベックの意識が一瞬戻り、「ありがとう」という言葉を残して倒れます。最後に、ゴッドバレー島の消滅。イムは目的を達成できなかったことに激怒し、古代兵器を使用してゴッドバレー島ごと消滅させる可能性があります。

シナリオB:白ひげの覚醒とグラグラの実の真価

もう一つの可能性は、白ひげがこの戦いでグラグラの実を覚醒させる展開です。悪魔化ジーベックの攻撃を防げた白ひげは、その経験から能力の新たな使い方を発見します。振動によって「邪悪なエネルギー」を打ち消せることを理解した白ひげは、ジーベックの体内に蓄積された悪魔化のエネルギーを、特定の周波数の振動で無効化することを試みます。この試みは部分的に成功し、ジーベックの悪魔化が一時的に弱まります。その隙にガープとロジャーが決定打を与える――という展開が考えられます。この戦いの経験が、後に黒ひげがグラグラの実を執拗に狙う理由となります。黒ひげは父から受け継いだ「悪魔の力」を制御するため、グラグラの実が必要だったのです。

エルバフ編との繋がりを予想

ゴッドバレー事件の過去編が終われば、物語は再び現代のエルバフ編に戻ります。1170話前後でこの転換が起こると予想されます。現代のエルバフでは、イムと神の騎士団がドリー・ブロギーを悪魔化させ、子供たちを誘拐しています。ルフィたちは、38年前のゴッドバレーと同じ状況に直面するのです。この時、ロキが重要な役割を果たします。ロキは過去にロックス(ジーベック)と出会っていたことが判明しています(1154話)。ジーベックから「イムの能力の秘密」「デービー一族の使命」を聞かされていた可能性があります。ロキがこの情報をルフィに伝え、イムの黒転支配を破る鍵を手に入れる――これが1171話以降の展開となるでしょう。

SNS(X)の反応|ファンが注目する1164話の衝撃ポイント

1164話の衝撃的な展開は、発売直後からSNS上で大きな話題となっています。特に注目を集めた3つのポイントについて、ファンの反応をご紹介します。

おすすめの記事