
目次
ワンピースの最終章で、ファンの間で最も熱い議論を呼んでいるのが「ルフィと黒ひげの共闘」説です。
エースの仇である黒ひげと、主人公ルフィが手を組むなんてあり得ない――そう思う方も多いでしょう。
しかし、世界の頂点に君臨するイム様の存在が明らかになった今、状況は一変しました。
ルフィと黒ひげは共に「Dの一族」として、イム様に「歴史より消すべき灯」として狙われています。
さらに、ワンピースの世界では「利害が一致すれば共闘する」という原則が何度も描かれてきました。
本記事では、ルフィと黒ひげが共闘する3つの理由を徹底考察。
ゴッドバレー事件の再来や、革命軍を巻き込んだ史上最大の同盟結成の可能性まで、最新情報を元に予想します!
イム様に狙われる2人のD
「消すべき灯」として標的に
イム様が世界の玉座の間で、ルフィとティーチの手配書を見つめていたシーンは印象的でした。あのシーンでイム様は2人の写真を凝視し、まるで特別な存在として認識しているようでしたね。
「消すべき灯」として名前が挙がったのはビビとしらほしでしたが、ルフィと黒ひげもまた同じように危険視されているのは明らかです。Dの一族という存在そのものが、世界政府にとって脅威なのでしょう。
2人とも世界を揺るがす力を持ち、既存の秩序を破壊する存在として危険視されています。イム様の視点から見れば、この2人は共に排除すべき対象なのかもしれません。
神の天敵としての共通点
Dの一族は作中で「神の天敵」と呼ばれてきました。ルフィは太陽の神ニカの能力に覚醒し、黒ひげもまたDの名を持つ者として世界の覇権を狙っています。
天竜人の最高権力者であるイム様にとって、Dの一族は最大の脅威です。ルフィと黒ひげが同時に狙われているということは、2人の危険度が同等に評価されている証拠かもしれません。この共通の敵対関係が、将来的な共闘の布石になっている可能性はあるのでしょうか。
![]()
ルフィと黒ひげの意外な共通点
インペルダウン襲撃と政府への敵対行動
2人ともインペルダウンという世界最大の監獄に侵入したという共通の経歴を持っています。ルフィはエース救出のため、黒ひげは強力な仲間を集めるためという目的は違えど、世界政府の根幹を揺るがす大胆な行動でした。
さらに黒ひげはマリージョアへの侵入を試みた可能性も示唆されています。革命軍と接触したサボの証言から、聖地マリージョアで何かが起きたことは明らかです。
両者とも世界政府に対して直接的な敵対行動を取り続けており、その大胆さと行動力は共通しています。権力に屈しない姿勢が、奇妙な形で重なっているのです。
2種類の能力を持つ唯一の存在
黒ひげはヤミヤミの実とグラグラの実、2つの悪魔の実の能力を持つという前代未聞の存在です。この特異体質については、マルコが「体の構造が異形」と語っていましたね。
一方のルフィも、ゴムゴムの実が実はヒトヒトの実モデル・ニカだったことが判明しました。2人とも悪魔の実に関して特別な秘密を抱えているという点で共通しています。
![]()
Dの一族としての運命と、悪魔の実にまつわる特異性。この2つの共通点が、物語の終盤で何か重要な意味を持つかもしれません。
黒ひげ共闘説を裏付ける3つの理由
理由①:「利害の一致」が鍵を握る
黒ひげの目的は世界を震撼させること、そして海賊王になることです。しかしイム様が支配する世界政府の存在は、黒ひげにとっても障害になるはずです。
イム様が世界の真実を隠蔽し続ける限り、真の意味での「海賊王」は誕生できないのかもしれません。ラフテルへの到達だけでなく、世界の秘密を暴くことが必要になります。
ルフィと黒ひげ、両者がイム様という共通の敵を倒すことで利益を得られるなら、一時的な共闘関係は成立しうるでしょう。敵の敵は味方、という古い格言が当てはまる展開です。
理由②:エースの因縁は乗り越えられる
エースを死に追いやった黒ひげを、ルフィが許せるはずがない。そう思われるかもしれません。しかし物語が進むにつれ、ルフィの器の大きさも描かれてきました。
サボがエースの意志を継いでいることもあり、ルフィ自身は過去の因縁よりも未来を見ている印象があります。世界を救うという大きな目的のためなら、個人的な感情を一時的に抑えることもできるのではないでしょうか。
実際にルフィは、かつて敵だったクロコダイルやバギーとも共闘した経験があります。状況次第では、黒ひげとの一時的な協力関係もあり得るのかもしれません。
理由③:イム様討伐という共通の敵
イム様は世界の真の支配者として君臨する存在です。天竜人ですら知らない最高権力者であり、Dの一族を特に危険視しています。
イム様という絶対的な敵を前にして、ルフィと黒ひげが手を組む可能性は決して低くありません。世界の命運をかけた戦いでは、個人的な因縁を超えた協力関係が生まれることもあるでしょう。
![]()
ゴッドバレー事件の再来か
ロジャー+ガープの構図が蘇る
かつてゴッドバレーで、ロジャーとガープが手を組んでロックス海賊団を倒したという歴史的事件がありました。海賊と海軍という本来敵対する存在が、共通の敵を前に協力したのです。
この歴史が再び繰り返される可能性があります。ルフィと黒ひげがロジャーとガープのように、一時的な共闘関係を築くという展開です。歴史は繰り返すというテーマが、ワンピースには何度も登場していますね。
ゴッドバレー事件から約40年。次の世代が同じような選択を迫られる時が来ているのかもしれません。
コビーと革命軍も参戦の可能性
黒ひげはコビーを拉致し、海賊島ハチノスに連れ去りました。このコビーという存在が、海軍側を巻き込む鍵になるかもしれません。
さらに革命軍はすでに世界政府と直接対決する姿勢を見せています。ドラゴン率いる革命軍、ルフィ率いる麦わら大船団、そして黒ひげ海賊団。この3つの勢力が一時的に協力する可能性も考えられます。
![]()
コビーがガープの意志を継ぐ者として、海軍の一部を率いて参戦することもありえます。まさにゴッドバレー事件の再来と言える構図が完成するのです。
共闘後のルフィvs黒ひげは?
最終決戦は避けられない運命
たとえイム様討伐で一時的に手を組んだとしても、ルフィと黒ひげの最終決戦は避けられないでしょう。2人とも海賊王を目指す存在であり、その野望は決して両立しません。
共闘の後に必ず訪れる対決こそが、真の最終決戦になるかもしれません。イム様という外敵を倒した後、最後に残るのは海賊王の座を巡る戦いです。
共通の敵がいなくなれば、再び宿敵としての関係に戻るのは必然です。むしろ共闘を経験したからこそ、より深い因縁が生まれるのかもしれません。
ヤミヤミでニカを封じる展開予想
黒ひげのヤミヤミの実は、あらゆる悪魔の実の能力を無効化できます。この能力は、ルフィのギア5に対する完璧なカウンターになりうるのです。
太陽の神ニカの力すらも闇に飲み込まれるという展開は、最終決戦として非常にドラマチックですね。ルフィが能力に頼らず、覇気と意志の力だけで戦う姿が描かれるかもしれません。
![]()
ヤミヤミの実の能力は、物語の最後にルフィの最大の試練となるでしょう。悪魔の実に頼らない真の強さが問われる戦いが待っているのです。
まとめ:利害一致で実現する夢の共闘
ルフィと黒ひげの共闘は、決して夢物語ではありません。イム様という共通の敵、Dの一族としての運命、そしてゴッドバレー事件の再来という伏線。これらの要素が重なり合い、一時的な協力関係が成立する可能性は十分にあります。
とはいえ共闘の後には、海賊王を巡る最終決戦が待っています。ヤミヤミの実がニカの力を封じる展開も予想され、ルフィにとって最大の試練となるでしょう。利害が一致した時だけ手を組み、その後は容赦なく戦う。それが海賊という存在なのかもしれませんね。
```







