ワンピース1070話ネタバレ|黄猿登場!悪魔の実の新情報も!

2022年12月26日(月)発売の週刊少年ジャンプ新年4・5合併号に掲載される『ONE PIECE』1070話の最新確定ネタバレと展開予想考察をご紹介します。

ワンピースネタバレ1069話のおさらい

①ルフィとルッチの再会

  • ワンピース1069話のタイトル「万物は望まれて、この世に生まれる
  • 扉絵は、闇金王ル・フェルドが登場し、登場した船であるMADSは慈善事業・平和研究を謳っている
  • 本編、エッグヘッドに現れたロブルッチ率いるCP0に泡立つ民衆達
  • ルフィとCP0が対面するが、カクは四皇相手に上の許可がないと戦えないぞと言い、ステューシーが海軍へ連絡する
  • ルフィは飯を食わせてもらったアトラスに危害を加えたルッチにブチ切れる

②海軍本部元帥赤犬が激昂する

  • 海軍本部で赤犬は、エッグヘッドに麦わらの一味が居る連絡を部下から受けて怒っている
  • ベガパンクが麦わらの一味に協力を頼んだら、海軍は多大な戦力を失うため激昂する
  • ルッチには海軍が到着するまで麦わらと戦わないように連絡させる
  • 黄猿はかねてよりの作戦でエッグヘッドに出航中

③ギア5ルフィVS覚醒ルッチ

  • 海軍の思惑とは反して、ギア5ルフィと覚醒ルッチの戦闘が勃発
  • ルッチはルフィに翻弄される
  • 白い戦士が現れたのかとニカ状態のルフィに興味津々のベガパンク
  • ゴムゴムの実なんてものは、古い「悪魔の実の図鑑」には載ってないという
  • いつでもおどけて人を笑顔にする”開放の戦士”またの名を”太陽の神ニカ”
  • ニカは歴史から消された名前だが、人が望み続ける限りその存在は消えないという
  • 万物は望まれてこの世に生まれ、悪魔の実もそうだと言う
  • ベガパンクより悪魔の実の仮説が語られる

④戦桃丸・セラフィム出陣

    • 戦桃丸がセラフィムのS-シャーク、S-スネーク、S-ホークを引き連れて出陣
    • ベガパンクの頼みにより、標的を麦わらからCP0に変更
    • CP0は、セラフィム3体に脅威を感じ、S-ベアへ命令を出すが、S-ベアは戦桃丸の命令を優先
    • パシフィスタが命令を聞く順番に、威権順位がある
    • ルフィがゴムゴムの”モグラピストル”を放ち、ルッチは悶絶
    • 戦桃丸は久しぶりにルフィと再会し共闘することに
    • ルッチは覚醒の力で超回復を見せ、戦桃丸に手銃を撃ち抜く

    ワンピース前回1069話のネタバレ詳細は下記よりご覧ください。

    ワンピースネタバレ1070話

    ワンピース1070話のネタバレ情報をお届けします。

    ※本編ネタバレが含まれておりますので、本誌派やアニメ派の方はご注意ください。

    ゴムゴムのドーンウィップ炸裂!!吹き飛ばされるルッチ

    ワンピース1070話のタイトルは「最強の人類」です。

    扉絵連載は世の為人の為に集められた有望な科学者らしいですが、左から若かりし日のクイーン、シーザー、ベガパンク、ジャッジ、謎の女性で全員が武装しています。

    とても、科学者というよりもマフィアにしか見えませんが、問題は背中を見せている女性の姿がステューシーに似ていることです。この女性が誰なのかはいずれ判明するでしょう。

    1070話本編の開始は、ルッチの手銃に倒れてしまう戦桃丸。

    ルフィは自分が話しかけたばかりに戦桃丸の気をそらしてしまったと謝ります。対して、戦桃丸はナメんなと言い、ルッチの攻撃を防いだといっていますが、それでもルッチの攻撃に対応出来なかったようでした。

    やはり、覚醒したルッチの前には戦桃丸といえど厳しいようです。

    ルッチはしぶとい、早く意識をとめてくれと戦桃丸へ言います。どうやら、ルッチは威権順位が上である戦桃丸の意識を止めないと、セラフィムを操ることが出来ないようです。

    なので、ルッチは戦桃丸へ攻撃しようと再び襲い掛かりますが、ルッチの顔面に蹴りが炸裂します。

    ルッチの顔を蹴ったのは、ルフィです。新技”ゴムゴムのドーンウィップ”でルッチを吹き飛ばします。

    戦桃丸はルッチの速度に対応できませんでしたが、ルッチもルフィの速度に対応出来ないようですね。

    しかし、ルフィは勢いよく蹴り過ぎたせいで回転を止められず、チョッパーにどこ行くんだと言われてもそのまま突き進んでしまいます。

    やはり、ニカのコントロールはまだ難しいようで、今後の課題にニカのコントロールがあるかもしれません。


    圧倒的な実力者達、セラフィムSホーク、Sシャーク!!

    その頃、戦桃丸の命令でセラフィムSホークとSシャークは侵入してきたCPエージェントを相手に戦っています。

    背負っている剣で、エージェント達を斬り進んでいくSホーク。子供の頃のミホークも大人相手にこんな感じで斬り進んでいたんでしょう。

    そして、Sシャークは”床”を投げつけてエージェントを吹き飛ばします。

    遠くで戦いを見ているカクもセラフィムがとまらんのぅ、同士討ちなど損しかないぞ!!と手が出したくても出せないようです。

    確かに、世界政府からすれば、セラフィムを倒すことに何のメリットもありませんから、当然といえるでしょう。

    そんな中、セラフィム達の戦いをモニターから見ていたフランキーは涙を流します。

    それはSシャークが使う能力が、スイスイの実の能力を持っていたセニョールピンクと全く同じだからです。
    ”この世には同じ能力が一つしか存在出来ない”というのが悪魔の実ですから、フランキーは兄弟分であるセニョールピンクが死んだと思っています。

    しかし、ベガパンクは”セニョールピンクは生きてインペルダウンへ収監されている”とフランキーへ伝えました。となると、Sシャークがスイスイの実の力を持っているのはどうしてなのでしょうか?どうやら、そのあたりの説明をベガパンクがしてくれるようです。

    ベガパンク、人工の悪魔の実とセラフィムを語る!!

    フランキーはスイスイの実をベガパンクが造ったのかと尋ねます。その答えに対して、ベガパンクは人工の悪魔の実はゾオン系のみ製造出来ると返してくれました。

    ちなみにシーザーの造った”SMILE”は論外だとベガパンクと言い、ナミもうん、あいつは死ねばいいのよと冷たく言い放ちます。

    そして特殊な実も莫大な時間と金があれば造れるようですが、ロギア系はまだ製造出来ていないようなんです。やはり、悪魔の実最強種と謳われるロギア系の製造はとても難しいのでしょう。

    しかし、パラミシア系は能力者の血統因子が手に入れば、そこから特殊な血液を作成し、投与することで”能力”が得られるようです。

    そして、その血液はセラフィムの腕に通しているようで、ベガパンクはこの特殊な血液を”グリーンブラッド”と呼んでいます。

    そして次の場面ではSスネークが”メロメロ甘風”でエージェントを石化させていき、Sベアも”ウルススショック”でエージェントを吹き飛ばし、二人の猛攻によりエージェント達はもうボロボロです。

    まとめると、ベガパンクにとってセラフィムとは”私が考え得る科学の最高峰、この海で歴史上最強の人類”なのです。

    だから、ナミは王下七武海を撤廃できたと納得し、ウソップはなんてものをつくってくれたんだよと狼狽えてしまいます。

    なぜなら、サンジとロビンからすれば、セラフィムは”本来海軍の兵器”であり、海賊である自分達からすれば脅威に過ぎないからです。

    本当に二年後へ入り、”科学”の恐ろしさにビビる事が多くなりました。

    ルッチを蹴散らし、いざベガパンクの待つラボへ!!

    戦桃丸を仕留めるべくルッチは剃で近づきますが、ニカであるルフィの妨害を受けます。

    ルフィは巨大な顔でルッチの移動を阻み、ルッチが避けた先へ嚙み砕いた破片をスイカの種飛ばしの様に飛ばしました。

    さらにルフィは建物にニカの影響を与え、ニカの能力でゴーグルを作ると、”ゴムゴムのドーンロケット”でルッチを吹き飛ばしていきます。

    ここまでくると、ニカとなったルフィはなんでもありといえますね。

    ルッチもなんだこの威力と驚愕し、意識が飛びそうだと心の内で叫びました。思わずこのシーンは、エニエスロビー編でギガントピストルを喰らったルッチを彷彿させますね。

    ルフィとルッチが戦っている間、Sスネークはアトラスを抱えるジンベエ達に真空ロケットはあれじゃ、早う乗れといいます。

    ジンベエは、おやありがとう、優しいハンコックじゃなとお礼を言いますが、ややツンデレ気味に照れてしまいました。

    どうやら、セラフィムといえど、感情が無いわけではないようです。ジェルマの感情が無いサンジの兄弟とは全くちがうと言えますね。

    真空ロケットへ乗り込もうとするチョッパーはルフィに早く乗れと叫びます。
    ルフィは戦桃丸の方へ向かいますが、戦桃丸にパンクのおっさんを頼む!!と頼まれ、任せとけ!!と快く応じました。

    真空ロケットに乗ったルフィ達は、目覚めたボニーに説明する暇もなくベガパンクのラボへ到着します。真空ロケットの移動時間は凄まじく速く、現実のモノレールよりも速いです。

    大将黄猿がいよいよ動きだす!!

    一方、ベガパンクがいるエッグヘッドラボフェーズはルッチ達を警戒し、防衛機能を持つフロンティアドームを強化します。そこへ避難している研究員を中にいれ、研究所を封鎖するようです。

    その頃、ステューシーは海軍の到着を待とうと言いますが、ルッチは待ってたら逃げられるぞといい、追撃を辞めようとしません。

    研究所に場面が移り、ベガパンクは自分の命が狙われているといい、ナミは世界一の頭脳を持つベガパンクを失う事は政府の損失だと言い返しました。

    しかし、その世界一の頭脳の男が敵に回ったらどうするというベガパンクの問いに、ナミはああ確かに邪魔だわ…消す!!と断言し、ウソップに消すなよと突っ込まれます。確かに、ベガパンクの恐ろしさはもう十分分かったといえますね。

    一方、ベガパンクは四皇である麦わらの一味がここに来たのも運命だといい、海に連れていって欲しいとナミ達に頼みます。

    ナミはベガパンクを連れていくことに緊張しますが、ウソップとフランキーは大興奮し、フランキー将軍とサニー号を見てほしいようです。
    サンジはシューズの拘束を早くはずせといい、四者四様の反応といえますね。

    その頃、目が覚めたボニーはやはりベガパンクを再度殺そうと試みており、止まってくれそうにありません。
    確かに父親をサイボーグにした張本人を許せない気持ちは良く分かりますが、状況が状況なだけにボニーはトラブルメーカーになりそうです。

    そして、ルッチ率いるCP0は海軍の到着を待たずに、追撃へ打って出ます。

    どうやら、戦桃丸の意識が無くなったことで威権順位がルッチ達に移り、Sベア、Sスネーク、Sミホーク、Sシャークの4人が敵になってしまったようですね。

    更にエッグヘッドへ近づく大将黄猿は、ベガパンクがルフィに付いたことを聞き警戒しますが、このまま思い通りいかせないよといい、可能な限りの軍艦をエッグヘッドへ向かわせるように命令を出すようです。

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    ワンピースネタバレ1070話の考察

    ジンベエ型セラフィムの能力は「スイスイの実」?

    ワンピース1065話では、ジンベエの子供の頃の姿をしたセラフィムが登場したのですが、そのセラフィムが「スイスイの実」のような能力を使っていたことも話題になりました。

    スイスイの実とは、ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団の中の1人「セニョール・ピンク」が手にしていたはずの能力です、

    能力はとてもシンプルで、壁や地面などを含むあらゆる場所を泳げるようになるというものであり、セニョール・ピンクと対戦経験があるフランキーはすぐにこの能力を思い出し、「おい…!!その能力は!!!」と反応を示していました。

    ジンベエ型のセラフィムも戦闘シーンでは地面や壁を泳いで移動していたため、スイスイの実の能力であることはほぼ間違いないでしょう。

    その場合気になるのはスイスイの実の能力の入手経路です。

    順当に手に入れた

    この場合の”順当に”とは、セニョールピンクが何らかの原因で亡くなり、スイスイの実が世界のどこかに出現。

    それを手に入れ、セラフィムに食べさせた。

    悪魔の実の能力のためにセニョールピンクを殺害した

    魚人であり魚人空手も使えるジンベエ型のセラフィムということで、このセラフィムに会う製品を探してセニョールピンクを殺害した可能性もありそうです。

    人造悪魔の実が完成している

    人造悪魔の実が完成しているという可能性もありそうです。

    これまで人造悪魔の実というと、実在する動物から血統因子を抽出したSMILEか、ベガパンクが失敗作としたウオウオの実のどちらかしか存在しませんでした。

    しかし今回のスイスイの実は超人系の悪魔の実であるため、SMILEともだいぶ違ったベガパンク独自の人造悪魔の実が完成したと言えるでしょう。

    ベガパンクがボニーに渡したかったモノはパンクレコーズにある「くまの人格」?

    ベガパンクがボニーに渡したいものは「くまの人格」ではないでしょうか?

    くまはこの二年間で政府の人間兵器どころか、天竜人の無敵奴隷になり下がるという非常に痛ましい扱いを受けていました。

    しかも、その扱いに対して何の反抗もしない程に人格が殺されているといえます。ボニーもサイボーグ化は死刑となんら変わりがないと言い切っています。

    なので、ベガパンクとしてもボニーがここまでエッグヘッドまで戻ってきたという事は、彼女への贖罪を兼ねて、パンクレコーズに保管されている「くまの人格」を渡してくれるという事ではないでしょうか?

    恐らく、くまは万が一に備えて、自分の人格や記憶や思い出などをベガパンクに抜き取ってもらっており、もしもボニーがベガパンクに逢えたなら、その時はじぶんを元の人格に戻してくれないかと取引をしていたのではないかと思われます。

    だからこそ、ベガパンクは屋上にあるパンクレコーズまでボニーを連れてきてほしいと麦わらの一味に頼んだのです。

    ルフィVSルッチはルフィの圧勝か?

    1069話でとうとう直接拳を交えたルフィとルッチですが、やはりこの戦いはルフィの圧勝となりそうですね。

    ルッチが悪魔の実を覚醒させていたという新事実はありましたが、それでもルフィの絶対的優位を覆すような要因になるとは思えません。

    実際、戦いの様子をよく見てみると、ルフィはルッチの攻撃を寝ながら避けたり、覇王色を纏った攻撃をせずに互角を演出してみたりと、かなりの余裕があるのが読み取れます。

    さらに、この戦い方でもルフィはルッチから一発もまともな(ダメージの入りそうな)攻撃は喰らっていませんし、戦いながら戦桃丸と談笑しています。

    そのため、1070話ではルフィがこのままルッチ相手に圧勝するという展開になるのではないでしょうか?

    覇王色を纏ったり、「モグラ銃」ではなく「モグラ銃乱打」にしてみたりなど、ルフィはこの状態からパワーアップする方法は無限に思いつきますので、ルフィが本気を出しさえすれば一瞬で終わりそうですね。

    ルッチはイム様によってこの世から抹殺される!?

    CP0はベガパンク抹殺を政府から命じられて、エッグヘッドへやってきました。

    そして、その抹殺を命じたのは五老星の上であるイム様の命令だと考えられます。

    ルルシアの件から、イム様は消されたサボの様に自分の存在を知る人間を即刻消したいと思っているに違いありません。

    そして、ルルシアを早急に消してしまったイム様からすれば、次に自分の存在を知りそうなのは空白の100年を調べているベガパンクだと考え着く筈です。

    とはいえ、島ごと消すのは目立つので、今度はCP0を使って秘密裏に消したいというのが、今回のベガパンク抹殺の成り立ちと思われます。

    ですが、ルッチだけは「世界一役に立つ男を消すか…先日のルルシアの件と何か繋がりが…?」と命令に疑問を抱き、ステューシーに詮索するなと咎められています。

    ルッチから見れば、ベガパンクは自分と同じく政府の役に立ってきた人物です。そんなベガパンクを政府が殺そうとするのは、ルッチにとって政府の裏切りにしか思えません。

    そして、もしもベガパンクの抹殺に失敗し、政府からその責任を追及する動きが強まれば強まる程に、ルッチからすれば、何故そもそも政府側だったベガパンクを殺さなければいけないのかという理由を探すはずです。

    その結果、ルッチはイム様の存在に辿り着いてしまい、政府により消されてしまうという展開になるかもしれませんね。

    黄猿の過去が明らかになる?

    現在、エッグヘッドへ向かっている黄猿。海軍本部大将黄猿といえば、どっちつかずの正義を掲げています。

    しかし、青キジの様に海軍を辞めて黒ひげの船に乗り、彼なりの正義を追いかけたり、赤犬の様に元帥になって、五老星や部下に板挟みにされ、常に激昂する日々を送っている等と、他の二人と違い、二年前と同じ立場になり変わらない日々といっても差し支えないといえます。

    ですが、ここに来て、黄猿は既に別件の任務でエッグヘッドへ向かっているという情報が出てきました。

    私としては、ここに来て海軍本部大将の黄猿の過去が明らかになると思います。理由は、彼をおじきと慕う戦桃丸が昔ベガパンクに飯を与えられていた過去が分かったからです。

    つまり、関連して、黄猿にどんな過去があり、そこからどっちつかずの正義を掲げるようになったのかの経緯が分かると思われます。

    Sスネークがルフィに好意を持つ!?

    戦桃丸から連れ出された幼いハンコックを模したセラフィム「S-スネーク」

    もしかすると、彼女はルフィに対して明確な好意を持つ可能性があります。

    その理由は彼女がルフィたちを真空ロケットに案内することを任されたからです。いうなれば恋愛フラグです。

    実は1069話で、他のセラフィムと違い、S-スネークはある方向に視線を向けているのです。

    その視線の先がルフィの可能性があります。しかも、面白いのが戦桃丸が三人のセラフィムに命令を出しているコマです。

    S-ホークとS-シャークは視線を動かしていないのに、S-スネークだけ視線を右に向けており、セリフはありませんが「・・・・。」となにか思っている様に見受けられるのです。

    それはあたかも、戦桃丸の命令は聞いているけど、興味は突如現れたルフィにあるかもしれないと考えてしまいます。

    そもそも、S-スネークとS-ホークが援護を任されたのに、S-スネークだけルフィの道案内を任されるのにオダッチの作為的な何かを感じてしまうのです。

    つまり、ハンコックがあれだけルフィを愛しているのであれば、同じ血統因子を持つSスネークも、同じようにルフィに惚れてしまうのではないでしょうか。

    そうなった場合、S-スネークのみ、威権順位の例外として、最高権限者はルフィになってしまう可能性も?

    もしそうなれば闘いの行方もカオスになりそうですし、ペガパンクも新たな発見があって大喜びする展開になりそうですね。

    悪魔の実を生み出せるものとは仮説①

    ベガパンクはエッグヘッドで、ベガフォース1、ホログラム、島エアコン等を発明していました。更に、モモの助が食べた人造悪魔の実を造ったのもベガパンクです。

    フランキーは一味の中でも一番興奮し、エッグヘッドを「とんでもねェ”未来”だ!!」と述べました。

    しかし、シャカはエッグヘッドを「この島は…”過去”だ」と述べ、フランキーとは逆のことを言っています。

    いうなれば、エッグヘッドは過去にあった巨大な王国の文明を再現しているに過ぎないようです。

    それを踏まえた上で、ベガパンクが造ったとされる”人造悪魔の実”は”悪魔の実を人の手で再現したモノ”ですが、悪魔の実自体が巨大な王国が造り出したモノではないでしょうか?

    何故かというと、ベガパンクは”悪魔の実は誰かが望んだ「人の進化の可能性」”であり、”能力”とは多岐に渡る人類の未来と発言しています。

    つまり、”悪魔の実”とは”未来の技術の産物”とも言えるんです。

    そして、”巨大な王国は今よりも進んだ文明を持っていた”とシャカは説明しており、”悪魔の実”もその高い技術力で造った可能性が高いといえます。

    となると、ベガパンクが造り出した人造悪魔の実よりも、巨大な王国が造った悪魔の実の方が完成度が高いのかもしれませんね。

    悪魔の実を生み出せるものとは仮説②

    ペガパンクの仮説により、悪魔の実の正体がおぼろげながら判明してきました。

    ペガパンクは悪魔の実は「誰かが望んだ人の進化の可能性」であり、能力者は「誰かが思い描いたいくつもの異次元を生きる者たち」だと話しています。

    中々難しい話ですが、この「誰か」がキーポイントになりそうですね。

    予想では過去には「神様」がいて、この神が思い描いたものが果実となり、悪魔の実となって現れたのではないでしょうか。

    こうなれたらいいな…を果実として現実に出せる能力を持つ神がいたのでは?

    神と言われて思い浮かぶのはルナーリア族です。

    レッドラインの上にいたルナーリア族は、いくつもの人の夢を描いてそれが悪魔の実となった。

    政府がルナーリア族を捕らえたがるのは、悪魔の実を作る力があるからなのかもしれませんね。

    悪魔の実を生み出せるものとは仮説③

    1069話ではベガパンクの口から、悪魔の能力とは「人間が思い描いた多岐にわたる未来」であるという衝撃の事実が明かされました。

    しかし、その割には動物系幻獣種の数が少なすぎでは無いでしょうか?

    私たちが強くなりたいと思った際、「炎を武器として使えるようになりたい」「地震を自在に起こせるようになりたい」など人によって無限の要望が現れてくると思います。

    それが原因で多種多様の悪魔の実が生まれているという理屈は分かるのですが、少なくとも「クリームの力を使えるようになりたい」と思う人よりは、空想上の生物の力を使えるようになりたいと思う人の方が圧倒的に多いはずです。

    むしろ、人々が想像の中で勝手に作り上げたのが”不死鳥”や”龍”なのですから、人間が日々目にしているものより強いのは間違いないですよね?

    また、アラバスタ編で飛行能力は5種しかないということが判明していますが、これも人間の欲を考えれば少なすぎます。

    そのため、悪魔の実にはまだ隠されている事実があり、その事実こそ「悪魔の実を生み出すことが出来るのは900年前の人類だけである」というものでは無いかと考えます。

    子供が大人になるにつれて豊かな想像力が失われていくと言われていますし、尾田先生はよくインタビュー等で「少年の頃の心を忘れないようにしている」と話しています。

    また、現代人は科学技術の発達によって昔の人よりも想像力がないと言われることもあります。

    そのため、悪魔の実の創造には900年前の人類が持っていた「豊かな想像力」が必要であり、宗教書等に出てくる”幻獣”は長い人類の歴史を通して生まれてきたものであるため、900年前にすでに想像された”幻獣”や”飛行能力を持つ動物”しか「悪魔の実」にすることが出来なかったのでは無いかと考察します。

    そう考えると、幻獣種や飛行能力が異様に低いことにも納得がいきますね。

    また、900年前には現代より遥かに高度な科学技術があったとされていますが、それを持っていたのは「ある巨大な王国」だけだと考えられます。

    そのため、空白の100年に起きた戦争とは「科学技術VS悪魔の実の能力」の戦いであると推察します。

    結論を正確に言えば、悪魔の実を生み出せるのは、900年前のある巨大な王国に「敵対していた人々」ということになりますね!

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