ワンピース1168話ネタバレ最新話『エルバフの雪』イーダ死亡の真相とハラルド神の騎士団昇格の衝撃展開

ワンピース1168話『エルバフの雪』速報ネタバレ

38年前のゴッドバレー事件から時系列は大きく進み、エルバフ過去編は遂に14年前へと到達しました。新生エルバフの礎を築いた光輝の王ハラルドの運命を決定づける重要な一年――家族の死、世界政府との契約、そして息子ロキとの決別が全て描かれています。

今回の1168話では、ハラルド王の愛妻イーダの死、シャンクスの神の騎士団昇格を巡る真相、そしてイムによるエルバフ支配計画の始動という三つの重大事件が同時に明らかになりました。さらに、ロキの唯一の理解者である謎の人物「モサ公」の正体がしらほし姫である可能性が急浮上しています。

1168話重要ポイント速報
・14年前、雪の降る日にイーダが麦角菌による衰弱で死亡
・ハラルドとハイルディンが号泣、ロキは立ち会えず
・シャンクスが神の騎士団昇格予定だったが突如失踪
・代わりにハラルドが「深海契約」で神の騎士団へ昇格
・イムがハラルドにエルバフへアビスサークル創設を命令
・ラストは14年前、アウルスト城へ呼ばれたヤルルとロキ

エルバフ過去編・完全時系列まとめ

1168話で明かされた新情報を踏まえ、エルバフ過去編の複雑な時系列を整理します。ハラルドとロックスの因縁、世界政府との契約、そして家族の悲劇という三つの軸が交錯する壮大な物語の全貌が見えてきました。

ゴッドバレー事件前後の重要な出来事

エルバフ過去編の起点は109年前、当時45歳のハラルドが「クズ」と呼ばれていた時代から始まります。105年前にイーダと出会ったハラルドは改心し、エルバフへ帰還して本格的な外交政策をスタートさせました。

時期重要事件
105年前イーダと出会い改心、エルバフ帰還・外交開始
56年前世界会議にハラルドとロックスが別々に乱入
38年前ゴッドバレー事件、ロックス死亡
24年前ロジャー処刑/ハラルドが「浅海契約」締結
15年前シャンクス聖地潜入/イーダが毒を盛られる
14年前イーダ死亡/ハラルド神の騎士団昇格

あにま
複雑な時系列が整理されてきたね

特に注目すべきは24年前の「浅海契約」です。ロジャーの処刑によって大海賊時代が始まると、ハラルドは世界政府と正式な契約を結び、神の従刃という地位を得ました。この契約が、エルバフを徐々に世界政府の支配下へと導いていくことになります。

イーダの死と家族の悲劇

1168話のタイトル「エルバフの雪」は、イーダが死んだ日の天候を示しています。15年前の毒盛り事件から1年後、14年前の雪の降る日に、イーダは息を引き取りました。

15年前の毒盛り事件――エストリッダ一族の陰謀

事の発端は15年前、エルバフの酒村で起きました。正妻エストリッダの一族が、外海から来たイーダに猛毒を盛ったのです。財産の独占を阻止し、ロキの正統性を守るという目的がありました。

イーダに盛られた毒は「服毒すれば確実に死に至る猛毒」でしたが、イーダの強靭な体のおかげで即死は免れ、1年間苦しみながら生き延びることになります。

ロキによる酒村殲滅――母への愛の証明

毒盛り事件を知ったロキは、酒村ごと滅ぼし、犯人を握りつぶすという凄惨な復讐を実行しました。

ロキの告白――隠された真実
「死なねぇよなイーダ 何が財産!?ゴミ一族が!! あいつだけがおれの母親なんだぞ」この言葉こそ、ロキの本心を表しています。実母エストリッダに嫌われたロキにとって、本当の母親はイーダだけでした。

ロキの行動はイーダへの純粋な愛情から来ていますが、この虐殺によってロキは完全な罪人となりました。イーダの葬儀にさえ立ち会えなかったロキは、母を守るために犯した罪によって、母の最期を看取る権利すら奪われたのです。

あにま
ロキの暴走は愛ゆえの行動だったんだね

シャンクスの聖地潜入と神の騎士団の真相

1168話で最も衝撃的だったのは、シャンクスが神の騎士団昇格予定だったにもかかわらず、突如姿を消したという事実です。

15年前のシャンクス――演技と潜入

シャンクスは15年前、24歳の時に聖地マリージョアへ帰還していました。ロジャー海賊団解散後、彼はフィガーランド家の血を引く者として神の従刃に所属していたのです。

シャンクスの傲慢な言葉(演技)
「知らねよ デケェだけの ただの下民が 馴れ馴れしくするな おれは元からフィガーランドの血を引いてたんだ 騎士にはおれが先になる」このセリフは完全な演技でした。シャンクスは実際には世界政府の秘密を探るために、意図的に神の従刃として潜入していたのです。

その証拠に、シャンクスはフィッシャー・タイガーの奴隷解放事件を裏で支援しています。表向きは「犯人を捕まえて手柄を立てたい」と言いながら、実際には事件を助長していました。

神の騎士団昇格を拒否した理由

14年前、シャンクスは神の騎士団への昇格が内定していましたが、彼は昇格の日に姿を現しませんでした。この失踪には三つの可能性が考えられます。

  • 世界政府の真の目的を知ってしまった:イムの存在や古代兵器の計画など、最深部の秘密に触れた
  • ロジャーから託された使命を優先した:世界政府と戦う勢力を外から支援する使命
  • ハラルドやエルバフの未来を憂慮した:エルバフに別の選択肢を示すため
シャンクスの「空白の15年」
ロジャー海賊団解散(26年前)→聖地潜入(15年前)→赤髪海賊団結成(13年前頃?)という流れが見えてきました。15年前から1年間、神の従刃として活動し、十分な情報を得た上で失踪し、その後赤髪海賊団を結成したと考えられます。

ハラルドの神の騎士団昇格――深海契約

シャンクスが失踪したことで、代わりにハラルドが神の騎士団へ昇格しました。24年前の「浅海契約」から10年を経て、「深海契約」というより強固な契約を結ぶことになったのです。

ハラルドが昇格を受け入れた背景には、エルバフを守るという目的があったと考えられますが、すでにイムの能力で操られていた可能性も否定できません。

イムのエルバフ支配計画――アビスサークル創設

1168話で明らかになったもう一つの重要事実は、イムがハラルドにエルバフへアビスサークル(五芒星)を作るよう命じたということです。

アビスサークルの真の目的

アビスサークルとは、イムの悪魔化能力を発動するための装置です。現代のエルバフ編で、イムは巨人たちを次々と悪魔化させていますが、その基盤となっているのがこのアビスサークルである可能性が高いです。

14年前の命令が現代の侵略に直結しているという事実は、世界政府の計画が極めて長期的かつ周到であることを示しています。

ハラルド王殺害事件との関連性

14年前のラストシーンで、ヤルルとロキがアウルスト城へ呼ばれています。このシーンはハラルド王殺害事件の前夜である可能性が極めて高いです。

1168話の情報を踏まえると、ロキは父を世界政府の支配から解放するために殺したという仮説が浮上します。ロキは二度も愛する者のために罪を犯しました。一度目はイーダのために酒村を滅ぼし、二度目は父とエルバフのためにハラルドを殺したのかもしれません。

あにま
ロキは悪役を演じてエルバフを守ったのかも

モサ公の正体はしらほし姫!ロキとの関係性

1168話で急浮上したのが、ロキの理解者「モサ公」の正体がしらほし姫であるという仮説です。

20年前の縁談――「モサモサした娘」

20年前、ハラルドはリュウグウ王国を訪れ、ネプチューン王と酒を酌み交わしました。この時、ネプチューンはもうすぐ生まれる娘をロキの婚約者にしないかと提案しています。

決定的なセリフ
ハラルド「じゃあちょうどいいな ウチの悪ガキとお前のモサモサした娘の未来に乾杯」この「モサモサした娘」こそ、しらほし姫を指しており、ロキが密かに連絡を取っている「モサ公」は、この愛称だと考えられます。

ロキとしらほしの共通点

ロキとしらほしには、長期間にわたって閉ざされた空間に閉じ込められていたという共通の経験があります。

項目ロキしらほし
幽閉期間6年間(冥界)10年間(硬殻塔)
解放のきっかけルフィの介入ルフィの介入
真の性格優しさを隠している優しく臆病

この共通点から、二人は互いの孤独を理解し合える関係になったと考えられます。モサ公がロキの「優しさ」を見抜いているのは、同じように孤独を経験したからこそです。

エルバフの壁画が示す未来

エルバフに伝わる壁画には、第三世界でエルバフの王子とリュウグウ王国の人魚姫が共闘する姿が描かれています。この壁画にはニカ(ルフィ)も登場しており、三者が協力して世界政府と戦う構図です。

リュウグウ王国に迫る危機――黒ひげの脅威

もしモサ公が本当にしらほしなら、彼女が「当分連絡できない」と言った理由は黒ひげ海賊団による襲撃かもしれません。

カリブーからの情報漏洩

エッグヘッド編で、カリブーは黒ひげ海賊団のデボンとオーガーと遭遇しました。カリブーはしらほしが古代兵器ポセイドンであることを知っているため、現時点で黒ひげはしらほしの秘密を知っている可能性が高いです。

ルフィとロキの共同救援作戦

もし黒ひげがしらほしを狙っているなら、この事態はルフィとロキを共闘させる完璧な理由になります。ルフィにとってしらほしは魚人島で交わした約束の相手であり、ロキにとってモサ公は唯一の理解者です。

三つ巴の構図――魚人島を巡る戦い
魚人島を巡って、麦わらの一味とロキ(しらほし救出)、黒ひげ海賊団(ポセイドン獲得)、そして世界政府(古代兵器の確保)という三つの勢力が動く可能性があります。最終章にふさわしい超大規模戦争の序章が始まろうとしています。

1169話の展開予想と次話考察

来週は休載ですが、2週間後の1169話では14年前のアウルスト城での出来事が描かれるでしょう。

ハラルド王殺害事件の真相

ヤルルとロキが呼ばれたアウルスト城で、ハラルド王殺害事件の真相が明らかになるはずです。予想される展開は以下の通りです。

ハラルドはヤルルとロキに対して、イムから受けた命令を告白します。「エルバフにアビスサークルを作り、巨人族の軍団を世界政府に差し出さなければならない」と。議論は平行線をたどり、最終的にロキは父に剣を向けることになります

あにま
次回でついに真相が明らかになるね

過去編から現代編への回帰時期

おそらく1169話か1170話で過去編が終わり、1171話から現代編に戻ると予想されます。現代編では、ルフィがロキから真実を聞き出し、ロキの鎖を解く展開になるでしょう。

エルバフ編の構成予想
・1169-1170話:ハラルド王殺害事件の真相、過去編完結
・1171-1175話:ロキ解放、ルフィ&ロキ vs イム&神の騎士団
・1176-1180話:エルバフ防衛戦、しらほし救出へ
・1181-1185話:魚人島編へ移行または聖地マリージョアへ

SNS反応――ファンが注目した1168話の衝撃ポイント

1168話は多くのファンに衝撃を与え、SNSでも様々な考察が飛び交っています。

まとめ――1168話が示す最終章の未来

ワンピース1168話『エルバフの雪』は、エルバフ過去編のクライマックスであり、最終章全体の構図を決定づける重要な回でした。

14年前という運命の年に起きた三つの事件――イーダの死、ハラルドの神の騎士団昇格、そしてハラルド王殺害事件――は、全て繋がっています。ロキは愛する者たちのために二度の罪を犯し、真実を語らず悪役を演じ続けてきました。

シャンクスの神の騎士団昇格失踪は、彼が世界政府と戦う側に立つことを明確に選んだ瞬間でした。そして、その選択はハラルドをさらに深く世界政府の支配下に押し込むことになりました。

イムの長期的戦略は恐るべきものです。14年も前から現代の侵略を計画し、ハラルドを使ってエルバフにアビスサークルを設置させていました。

そして今、全ての因縁が収束しようとしています。ルフィはロキの真実を知り、ロキは解放され、二人は共にイムと戦います。しらほしは黒ひげの脅威に晒され、ルフィとロキが救出に向かう展開が予想されます。

1169話でハラルド王殺害事件の真相が明かされれば、エルバフ編は新たな局面を迎えます。2週間後の衝撃展開を楽しみに待ちましょう。

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