【ワンピース】ドクQの強さや能力を徹底考察!シクシクの実のヤバすぎる強さとは・・・
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

ワンピースの物語において、主人公ルフィの宿敵であり物語のラスボス的立ち位置として描かれている「黒ひげ海賊団」。

今回は黒ひげ海賊団の中でも初期から在籍し、その不気味な見た目から読者の間でも話題を読んでいる船医「ドクQ」について書いていきます。

ドクQとはどのような人物か?

まずはドクQがどのような人物なのか、おさらいしていきましょう

ドクQの年齢など、プロフィールをおさらい

ドクQ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

本名ドクQ
異名死神
年齢26歳→28歳
身長342cm
懸賞金7200万ベリー(頂上戦争編時点)
誕生日10月18日
出身北の海
血液型S型(現実におけるO型)
所属黒ひげ海賊団九番船船長兼船医
所属船サーベルオブジーベック号

ドクQは死神の異名を持つ黒ひげ海賊団の船医

黒ひげ海賊団
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ドクQは黒ひげ海賊団の九番船船長兼船医で、黒ひげ海賊団が誇る「10人の巨漢船長」の一人です。

ボサボサの長髪と髭を蓄え、黒く大きな帽子を深めに被っている姿が特徴的な人物です。

人間の存在価値を運の強さで計る人物で、爆発物入りのりんごと普通のりんごを混ぜたカゴを持ち歩き、街行く人へランダムに渡していくような危険な性格をしています。

その性格からか「死神」の異名を持っており、黒ひげ海賊団の中でも随一の凶悪さを持っていると考えられるでしょう。

黒ひげ海賊団についてはこちらの記事でも紹介しています。ぜひ読んでみてください。


ドクQの名前の由来について考察

ワンピースの登場人物の中でも特徴的な名前である「ドクQ」ですが、その名前の由来とは一体何でしょうか。

ドクQは英語表記で「Doc Q」と表記することから、ドクは恐らくdoctor(医者)を表しているのでは無いかと考えられます。

それでは、この「Q」は一体何でしょうか。ドクと同じく英単語から取っているのであれば「Quick(素早い)」などが考えられます。

医師という面で考えると「救急」という単語からも、Qを連想させることが出来るので、救急とQuickをかけているのでは無いかと考察することができます。

ドクQの強さはどれほどか?ドクQの実力を解説

次にドクQ はどれくらい強いのかについて書いていきます。

ドクQは虚弱体質で強くない?

ドクQは生まれつき病弱な体質で、普通に歩くだけでも吐血してしまい一人では立ち上がるのもままならない程です。

明らかに戦闘向きでは無い体質と考えられますが、四皇黒ひげの幹部なので基本的に戦闘にはしっかりと参加しています。

頂上戦争編にて、白ひげ「エドワード・ニューゲート」へ総攻撃を仕掛ける際も、しっかり白ひげに攻撃を当てていることからも、基礎的な戦闘力は普通にあると考えられますね。

ドクQの武器は大きな鎌

ドクQ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドクQは戦闘時、「死神」の異名を彷彿とさせるような大きな鎌を使用しています。

前述の白ひげへの攻撃の際も、この鎌を使って白ひげへ攻撃を当てていました。

ドクQは普段、細長い包みを常に背負っており、ここに鎌を収納しているのでは無いかと考えられます。

刀身のみで相当な大きさがある鎌を片手で扱っており、ドクQの虚弱な体質から考えると、重さはそれほど無いのでは無いかと考えられます。

威力というよりはスピードで勝負するスタイルかもしれませんね。


ドクQはシクシクの実の能力者

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドクQは物語1063話にて、シクシクの実の病気人間であることが明かされました。

シクシクの実は「sick(病気)」が由来しており、その名の通り、あらゆる病原菌やウイルスを他人に伝染させるという恐ろしい能力です。

また病気を治すための抗体ウイルスも他人に伝染させることが出来るため、使い方によってはかなり有用性があると考えられるでしょう。

病気の内容は様々だと考えられ、例えば1063話では、トラファルガー・ローが女性に変えられる病気に感染していました。

ドクQの愛馬「ストロンガー」とは一体何なのか?

続いてドクQの愛馬である「ストロンガー」について紹介していきます。

ストロンガーはドクQの愛馬として登場

ストロンガーはドクQの愛馬であり、目が隠れるほどの長い髪と常に舌をだらしなく出している姿が特徴的な馬です。

ドクQが移動する時はこのストロンガーに乗って移動することが多いです。

「strong(強い)」という文字を冠しているにも関わらず、ドクQと同じく虚弱体質であり、たびたび吐血しながら移動しています。

しかしながら、3m超えの巨漢であるドクQを背負いながら動いていることから、虚弱体質ながらも力はそこそこあると考えられますね。

ストロンガーはウマウマの実モデル「ペガサス」の能力持ち

ストロンガー ペガサス
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ストロンガーは、物語1063話にて、ウマウマの実幻獣種モデル「ペガサス」の能力を得ていたことが明らかになりました。

ペガサスはギリシャ神話に登場する翼が生えた馬のことで、ストロンガーは元々馬なので得たのは実質飛行能力のみと考えられます。

とはいえ、巨漢であるドクQに加え、さらに大柄な体型である黒ひげ「マーシャル・D・ティーチ」を乗せて飛行できていることから、大きな移動手段だと考えられますね。

ただ、あくまで飛行できているというだけで、飛行しているその姿はとても苦しそうであることから、長時間の飛行は難しいかもしれません。

ストロンガーの活躍

ストロンガー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ストロンガーが登場する時は、常にドクQと共に登場しており、特に目立った活躍は見せていません。

大きく活躍が見えたシーンは、エッグヘッド編1063話にて、悪魔の実の能力を得たストロンガーがドクQとティーチを乗せ飛行しているシーンです。

二人はストロンガーに乗りながら、トラファルガー・ロー率いる「ハートの海賊団」へ空からの奇襲を目論んでいましたが、ローの覚醒技である「切断(アンピュテート)」の攻撃をくらってしまい、ストロンガーは死んでしまいます。

しかし、あくまでドクQが「死んじまったか」と発言しているだけで、ローのオペオペの実の能力を考えると、本当に死んでしまったかどうかは不明です。

ドクQはこれまでどのような活躍を見せてきたか?

続いて、ドクQのこれまでの活躍について解説していきます。

ドクQの初登場は24巻223話

ドクQ 初登場
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドクQの初登場は24巻223話、ジャヤのモックタウンでのことです。

ドクQはストロンガーから落馬したところを、ルフィ、ナミ、ゾロと出会います。

ゾロに起こしてもらい、お礼としてりんごをプレゼントしようとするも、ゾロはこれを断りますが、割り込んできたルフィ がりんごを食べてしまいます。

このりんごというのが、前述にもある爆弾入りのものが混じっているりんごで、ルフィは運よく普通のりんごを食べます。

そしてルフィに対し「運がいいな」と不気味な笑顔を浮かべ、その場を後にしました。

黒ひげ海賊団でのドクQの活躍

ドクQの主な活躍として、頂上戦争編にて白ひげへの総攻撃に参加し、大鎌の斬撃を白ひげに当てたことが挙げられます。

そして、新世界エッグヘッド編にて、シクシクの実の能力を行使しトラファルガー・ローに女性になる病気を感染させました。

また描写はありませんが、ドクQは黒ひげ海賊団の船医でもあり、その腕は確かなもので船員からも信頼を置かれているようです。

ドレスローザ編にて瀕死の重傷をおった「ジーザス・バージェス」は「ドクQを必ず連れてこい」と電伝虫で通達しており、そこからも、ドクQの船医としての腕は確かなものであるとわかります。

ドクQの名言

ドクQ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドクQは度々「運命」という言葉を好き好んで口にしており、前述の爆弾入りりんごを配るのも、人の存在価値を「運の強さ」だけで推し測ろうとする性格から来ているものです。

そんなドクQは「天はすでに運命の全てを知っているのだ」というセリフを残しており、このセリフからも、ドクQが運命に全てを委ねる運命論者であることが伺えます。

これはドクQが生まれながらの虚弱体質で、生きるも死ぬも運次第で変わるほど死というものが身近な存在であるからこそ生まれた価値観と考えられるでしょう。

ドクQのこれからの活躍について考察

ドクQはこれからどのような活躍を見せるのか考察していきましょう。

シクシクの実の能力をどのように使っていくのか?

ワノ国 氷鬼
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

シクシクの実は、前述の通り、あらゆる病気を感染させる能力ですが、ワンピースの物語において感染症というのは非常に厄介な存在であると描かれています。

ワノ国編では、百獣海賊団幹部「クイーン」が感染症ウイルスが込められた「疫災(エキサイト)弾」という武器を使い、麦わらの一味を苦しめました。

中でも「氷鬼」は撃ち込まれると凍った鬼のような姿になり凶暴化してしまう恐ろしいウイルスです。

この「氷鬼」のように、感染症の中には一般市民を凶暴化させるようなウイルスもあるため、ドクQもこのようなウイルスを使い、一般市民を凶暴化させ麦わらの一味を苦しめるのでは無いかと考えられます。

 

ドクQとチョッパーの船医対決は実現するのか?

チョッパー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

黒ひげ海賊団は、ワンピースの物語においてラスボス的な立ち位置として描かれており、麦わらの一味との戦闘も避けられないと考えられます。

ドクQと同じように、麦わらの一味にも船医として「チョッパー」が在籍しています。

チョッパーは、ワノ国編で使われた疫災弾に込められたウイルスの抗体を発見し、感染した人々を救ったという活躍を見せています。

ここから、ドクQがシクシクの実の能力で蔓延させた感染症をチョッパーが救うのではないかと予想することができます。

立場的にも同じ船医なので、船医対決という意味でも、チョッパーとドクQが戦うことは十分考えられるでしょう。

ドクQの正体が明らかになる

初登場時から不気味な存在として読者に強烈な印象を与えたドクQですが、どのようにして黒ひげと出会ったか、なぜ黒ひげ海賊団に入ったかなど、その詳細は未だ謎に包まれています。

一部の読者の間では、その容姿や同じ医者であるという点から、チョッパーの恩師である「Dr.ヒルルク」と何か関係があるのでは?と噂されています。

今後のストーリー展開から、ドクQは何者なのか、なぜ黒ひげ海賊団に入ったのかなど、その謎に包まれた正体が明らかになっていくことでしょう。

ドクQのまとめ

今回は黒ひげ海賊団九番船船長で、死神の異名を持つドクQについて解説を交えながら考察してきました。

ドクQがシクシクの実の能力を得たことで、さらに厄介な存在になったことは間違いありません。

黒ひげ海賊団と麦わらの一味との戦いはどのような結末を迎えるのでしょうか。

今後の展開に目が離せません。

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