目次

有馬とアクアが仲違い!?

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ようやく本格指導したB小町でしたが、有馬1人だけ気乗りしない様子です。

元々アイドルを志していた訳でもなく、意中のアクアはあかねと付き合い始めた為、「アイドルをやる意味」を見失っていました。

そんな中、B小町は鏑木の働きかけで、ジャパンアイドルフェスに出演することとなります。
そしてアクアは、なんとか有馬と関わるために、同じ苺プロ所属タレントぴえヨンに扮して、B小町の練習に付き添うことに。

自分を見てくれる存在を求めていた有馬は、アクアとは知らずぴえヨンに惹かれていきました。
しかしファーストライブ前日の夜、有馬はうっかりぴえヨンの被り物を脱いだアクアを見てしまい……。

最高のファーストライブ

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

とうとう迎えたB小町のファーストライブ当日。
しかし有馬はぴえヨンの正体がアクアだったことを知り、頭を整理できずにいました。

更に自身のせいで、他のメンバーも「失敗すること」を恐れ、すっかり体が縮こまってしまいます。
またステージで活躍し、脚光を浴びるルビーを間近で見て、「自分は必要とされていない」と心に影を落としてしまうのです。

しかし客席で自身の色を含め、メンバー全員のサイリウムを振るアクアを見つけます。

自分以外の色も振るアクアに有馬は、「いつか自分の色のサイリウムだけを振らせる」ことを決意。
有馬のアクアにとっての「推しの子」になるための物語が、幕を開けたのでした。

【推しの子】ネタバレ解説⑤2.5次元舞台編

アクアが舞台「東京ブレイド」に出演が決定するが……?

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

順調に芸能界で知名度を上げていたアクアは、有馬、あかね達と共に、漫画原作の舞台「東京ブレイド」に出演することになります。

今回アクアが舞台出演を決めたのは、この舞台に「劇団ララライ」が関係しているからです。

実はアクアは鏑木Pから入手した情報で、劇団ララライに自分達の父がいる可能性に気づいていました。

そして復讐相手を探しながらの稽古がスタートしますが、「東京ブレイド」の原作者であるアビ子が、脚本に難色を示し一時練習はストップしてしまいます。

しかしアクアの機転により、アビ子と脚本側共に納得する脚本が完成します。
しかし完成した脚本は、役者の演技に全てがかかった尖った脚本でした。

練習の中でアクアのトラウマが再発!

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

役者の演技に全てがかかる脚本に、アクアは苦戦を強いられます。
しかも稽古の中で感情を引き出そうとしたことで、アクアはアイを失ったトラウマを再発してしまいました。

しかしアクアには復讐のため、芸能界で成り上がる強い決心があります。

そこでアクアは、「アイを失った苦しさ」すら利用することにし、強い感情演技を披露。
その甲斐もあって、舞台「東京ブレイド」は大成功を納めたのです。

その裏でアクアは劇団の関係者を探り、着実に自身の父親に至る証拠を集めていました。

とうとう父の正体が明らかに!?

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

劇団ララライの関係者を探り、DNA鑑定まで行っていたアクア。

そこで思いがけず、自分と血が繋がっている人物に行き当たります。
それは劇団ララライのエース、姫川大輝でした。

そしてアクアは姫川に自身との血のつながりを打ち明け、父親について探りを入れます。
しかし姫川の口から語られたのは、衝撃の事実でした。

なんと姫川の父である上原清十郎は、既に妻と心中していたのです。

この事実にアクアは困惑しますが、どこか復讐から解放された安堵感もありました。
しかしアクアの父親の生死には、実はある見落としがあり……。

【推しの子】ネタバレ解説⑥プライベート編

アクア達は"生まれ故郷"宮崎にロケへ

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

とうとう新生B小町の新曲が完成したルビー達は、MEMの提案でmv撮影することになります。

その舞台となるのは、ゴローとさりなが死に、アクアとルビーが生まれた宮崎でした。

一方復讐も終わり、あかねとの関係を終わらせようとしていたアクア。
しかし復讐が終わったことを打ち明けられたあかねは、アクア達の父親の死に重大な見落としがあることに気づいてしまいました。

そんな中始まる宮崎でのmv撮影、「東京ブレイド」の慰安も兼ね、アクアとあかねも同伴することになります。

ルビーとあかねがゴローの遺体を発見

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

mv撮影中、手すきになったアクアは、あかねと共に生前の軌跡を辿ります。

その中で、ゴローの遺体を探しますが、見つけることは叶いませんでした。

一方久々に宮崎にきたルビーは、生前の担当医だったゴローに思いを馳せます。
闘病中、家族から見放されたさりなに、ゴローはいつも付き添っていました。
そんな心優しいゴローに、さりなは淡い恋心を抱いていたのです。

ルビーとして転生した後アイドルになったのも、ゴローとの再会を望んだからでした。
しかしルビーの願いは、最も残酷な形で叶うことになってしまいます。

mv撮影が終わり、あかねとホテルに戻ろうとしたルビーは、ひょんなことから洞窟の中に入ってしまいます。
そこで見つけたのは、白骨化したゴローの死体でした。

ルビーはゴローの復讐を誓う

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ようやく生前の遺体が見つかったことに、アクアは安堵します。

そしてあかねなら死体を見つけてくれると期待していたこと。
今まで利用していたことを、あかねに謝罪しました。

そんなアクアの姿から、「自分が一緒だと辛くなる」と感じ、あかねは別れることを決意。
しかしアクアは「今度は俺があかねを守りたい」と告げ、あかねにキスしました。

一方ルビーは謎の少女から、ゴローと、アイを殺した犯人が同一人物だと仄めかされます。
母だけでなく、想い人すら奪われた怒りから、今度はルビーが復讐の道に堕ちることとなったのです。

【推しの子】ネタバレ解説⑦中堅編

芸能界で地位を築きあげるルビー

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

復讐を決意したルビーは、B小町のmvの評判もあり、芸能界での地位を強めていきます。

更に苺プロの社長だった斉藤壱護の助言も受け、中堅レベルまで上り詰めていました。
しかしその姿には、かつての純粋で打算のないルビーの面影はありません。

一方のアクアはマルチタレントとして活躍し、「深掘れワンチャン!!」という番組のレギュラーメンバーにもなっていました。
そんな「深掘れワンチャン!!」に、ルビーが壱護の入れ知恵で、リポーターとして就任。

そしてルビーは自身の復讐のため、番組を引っ掻き回す作戦を実行するのです。

ルビーがリポーターを務める番組が炎上!

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

番組のディレクターの不用意な発言を、出演者にリークされ、「深掘れワンチャン!!」はネット上で大炎上します。

そして、この事態を沈めたのがルビーでした。
ルビーは炎上を収めるため、特別企画を持ち込みます。
結果的にこの企画は大成功し、ディレクターと出演者の和解も成立しました。

しかしこの炎上は、ルビーが番組ディレクターに取り入るため、意図的に起こしたものだったのでした。
元々炎上しそうな取材体制だった番組に、ルビーは炎上を起こせそうな出演者をあてがっていたのです。

こうしてディレクターを味方につけたルビーは、自身の地位を確固たるものにしていきます。

あかねがアクアの本当の父親に気づいて……?

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

女優として目覚ましい活躍をしていたあかねは、新人俳優賞を授与しました。
その賞の授与式で、あかねは偶然アクアに似た人物を見かけます。

こうしてアクアの父がまだ存命であると睨んでいたあかねは、かつて劇団ララライに所属していたカミキヒカルに目をつけます。

その後情報を収集し、確信を持てるまでに至ったあかねは、決着をつけるため1人でカミキの元に向かいました。
しかし、あかねに発信機をつけていたアクアに気づかれ、阻止されます。

そして、これ以上あかねに危険が及ばないようにと、アクアはあかねとの関係を解消。
再び復讐の道に戻っていくのでした。

【推しの子】ネタバレ解説⑧スキャンダル編

役者に戻りたい一心から有馬は……?

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

アクアとルビーが順調に成り上がっていく裏で、有馬は自身のルビーの腰巾着のような現状に悩みます。
同時に有馬は、演技の道に戻りたいと考えていました。

そんな中、とある集まりで映画監督の島政則に出会い、自身を売り込むことを思い付きます。

こうして有馬は島監督に誘われるがまま、彼の仕事場にまで出向いてしまいます。
しかしアクアへの恋心から、その場は何もなく帰宅することとなりました。

しかし不幸にも有馬は、監督のマンションから出入りする様を、週刊記者に撮られてしまったのです。

週刊誌のパパラッチに遭い有馬が炎上?

出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

週刊誌の記者に島監督のマンションに入る姿を激写され、記者にそのことを問い詰められる有馬。
自分だけでなく、事務所やB小町のメンバーに迷惑をかけてしまった自責の念にかられます。

しかしB小町のメンバーも、事務所の人も、有馬を攻めませんでした。

そんな中、アクアは自分が誘ったからこそ、有馬がアイドルの道を選んだことに責任を感じていました。
そこでアクアは有馬を守るため、禁断の情報を記者にリークすることを決意します。

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