ドラゴンの能力説

2つ目の考察は、ドラゴンの能力説です。
ワンピースの世界でもドラゴンと竜は区別されており、パンクハザードでドラゴンを見たルフィの様子を見ると、ドラゴンという概念は存在しています。

また、イム様のするどい目や大きな牙のようなものを見ると、ドラゴンに見えるでしょう。

ただ、すでにカイドウの”青龍”が登場しており、ドラゴンという名前のキャラクターも登場していることから、メタ的に考えると、イム様の能力がドラゴンである確率は低いと言えます。

イム様の能力は悪魔の実の能力者の始祖?

上記で、悪魔説とドラゴン説を提唱しましたが、個人的には悪魔説が濃厚だと考えます。

そもそも「悪魔の実」と呼ばれるようになった理由が、イム様にあるのではないでしょうか。
イム様が初めて現在「悪魔の実」と呼ばれる実を食べ、悪魔の姿になったことから、「悪魔の実」と呼ばれるようになったと考えます。

そうすると、イム様は悪魔の実の能力者の始祖と言えるでしょう。
そのため、高い権力を持ち、世界のトップに君臨しているのではないでしょうか。

五老星の能力を考察

五老星のシルエット
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

次に、五老星の能力について考察していきます。

「かいじゅうたちのいるところ」をモチーフにしている?

五老星に関しても、変身後の姿はシルエットであるため、現状明言できません。
ただし、そのシルエットが「かいじゅうたちのいるところ」という絵本で描かれる怪獣と瓜二つなのです。

それぞれがどの怪獣に当てられているかは現状わかりませんが、「かいじゅうたちのいるところ」がモチーフにされている可能性は十分にあるでしょう。

悪魔に仕える動物たちの能力説

2つ目の説として、それぞれが悪魔の実を食べたのではなく、イム様の能力によって作られた生き物である説が考えられます。

20の王たちの中でも、イム様が特別であるということは、第1085話にて示唆されました。
では、五老星はどのようにして選出されたのでしょうか。

イム様に関しては世間に公表されていない存在であるため、誰も文句はないでしょう。
しかし、五老星が世界最高権力であることに対して、同じ20の王たちから不満が出ることが想像できますよね。

しかし、他の天竜人から不満がこぼれている様子はありません。
これは、五老星が20の王たちの子孫ではなく、誰かによって立てられた中立的な存在だからなのではないでしょうか。

そして、五老星を創り上げた者こそが、イム様だと考えます。
つまり、人の姿もシルエットのような動物の姿もどちらもイム様の能力によって作られたものではないでしょうか。

能力ではなく、本当の姿がシルエットの姿説

3つ目の説も、悪魔の実の能力ではありません。
そもそも、シルエットの姿が本当の姿という説です。

ワンピースの世界の月に住む宇宙人は、ミンク族のような動物と人間が合わさったような姿をしています。
五老星やイム様に関しても、その姿が本当の姿で、人間の姿が何らかの力によって創られた姿なのではないでしょうか。

そうすると、五老星やイム様は月の民である可能性が考えられます。
そのため、もともと地球にいたDの一族と敵対していたのではないでしょうか。

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