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第1085話で、ついにイム様や五老星の正体が少しずつ明らかになってきました。現状、まだシルエットのみの描かれ方ですが、そのシルエットを見ると、何らかの能力者である可能性が高いです。
そこでこの記事では、イム様と五老星の能力について考察していきます。
イム様と五老星は能力者?

まずは、第1085話で描かれたイム様と五老星が能力者だと描かれた描写から解説していきます。
コブラを攻撃したのは五老星の尻尾?
第1085話にて、イム様とコブラの会話から、空白の100年に生きたとされるリリィの本名はネフェルタリ・D・リリィであり、Dの一族であることが明らかになりました。
この事実は、イム様にとって、仲間であったリリィの裏切りが明確になったということです。
そのため、その事実を知り、なおリリィの子孫であるコブラに攻撃を仕掛けました。
この攻撃はシルエットで矢印のようなものでしたが、これは何らかの尻尾だと考えられます。
そして、この尻尾はコブラのおなかを貫きました。
イム様はサボの炎を食べた
また、偶然に合わせたサボはイム様に対して「王手飛車」というメラメラの実による炎の攻撃を発しました。
しかし、イム様は謎のシルエットに変身し、この炎を「バクン!!」と食べてしまったのです。
また、このときのイム様を見ると、目はするどくなっており、大きな口には牙のようなものが見えます。
ここからも、イム様は何らかの能力者である可能性が考えられます。
イム様と五老星は動物系の能力者?
イム様と同時に、五老星も人間ではないシルエットが描かれました。
イム様と五老星のシルエットを見ると、人間以外の何かに変身していることから、動物系の能力者である可能性が高いと考えられます。
とはいえ、現状シルエットのみで、何の動物の能力を得ているのかは判断できません。
そこで、次章からはイム様と五老星それぞれの能力を考察していきます。
イム様の能力を考察

まずは、イム様の能力について考察していきます。
悪魔の能力説
1つ目の考察は、悪魔の能力説です。
ヒトヒトの実幻獣種モデル”悪魔”といったところでしょうか。
イム様の能力が悪魔だと考えられる理由は2つです。
1つ目は、シルエットや行動から考えられます。
炎を食べたシルエットやその行動は悪魔そのものではないでしょうか。
また、コブラに攻撃した矢印のようなものは悪魔の尻尾のようにも見えるでしょう。
2つ目は、サボのセリフです。
サボはイム様や五老星の姿を見て、「まさか世界のてっぺんに地獄があるとは」と発言しています。
サボが「地獄」を連想させるような姿ということは、悪魔である可能性が高いと考えられるでしょう。
ドラゴンの能力説
2つ目の考察は、ドラゴンの能力説です。
ワンピースの世界でもドラゴンと竜は区別されており、パンクハザードでドラゴンを見たルフィの様子を見ると、ドラゴンという概念は存在しています。
また、イム様のするどい目や大きな牙のようなものを見ると、ドラゴンに見えるでしょう。
ただ、すでにカイドウの”青龍”が登場しており、ドラゴンという名前のキャラクターも登場していることから、メタ的に考えると、イム様の能力がドラゴンである確率は低いと言えます。
イム様の能力は悪魔の実の能力者の始祖?
上記で、悪魔説とドラゴン説を提唱しましたが、個人的には悪魔説が濃厚だと考えます。
そもそも「悪魔の実」と呼ばれるようになった理由が、イム様にあるのではないでしょうか。
イム様が初めて現在「悪魔の実」と呼ばれる実を食べ、悪魔の姿になったことから、「悪魔の実」と呼ばれるようになったと考えます。
そうすると、イム様は悪魔の実の能力者の始祖と言えるでしょう。
そのため、高い権力を持ち、世界のトップに君臨しているのではないでしょうか。
五老星の能力を考察

次に、五老星の能力について考察していきます。
「かいじゅうたちのいるところ」をモチーフにしている?
五老星に関しても、変身後の姿はシルエットであるため、現状明言できません。
ただし、そのシルエットが「かいじゅうたちのいるところ」という絵本で描かれる怪獣と瓜二つなのです。
それぞれがどの怪獣に当てられているかは現状わかりませんが、「かいじゅうたちのいるところ」がモチーフにされている可能性は十分にあるでしょう。
悪魔に仕える動物たちの能力説
2つ目の説として、それぞれが悪魔の実を食べたのではなく、イム様の能力によって作られた生き物である説が考えられます。
20の王たちの中でも、イム様が特別であるということは、第1085話にて示唆されました。
では、五老星はどのようにして選出されたのでしょうか。
イム様に関しては世間に公表されていない存在であるため、誰も文句はないでしょう。
しかし、五老星が世界最高権力であることに対して、同じ20の王たちから不満が出ることが想像できますよね。
しかし、他の天竜人から不満がこぼれている様子はありません。
これは、五老星が20の王たちの子孫ではなく、誰かによって立てられた中立的な存在だからなのではないでしょうか。
そして、五老星を創り上げた者こそが、イム様だと考えます。
つまり、人の姿もシルエットのような動物の姿もどちらもイム様の能力によって作られたものではないでしょうか。
能力ではなく、本当の姿がシルエットの姿説
3つ目の説も、悪魔の実の能力ではありません。
そもそも、シルエットの姿が本当の姿という説です。
ワンピースの世界の月に住む宇宙人は、ミンク族のような動物と人間が合わさったような姿をしています。
五老星やイム様に関しても、その姿が本当の姿で、人間の姿が何らかの力によって創られた姿なのではないでしょうか。
そうすると、五老星やイム様は月の民である可能性が考えられます。
そのため、もともと地球にいたDの一族と敵対していたのではないでしょうか。
イム様と五老星の強さを考察

最後に、イム様と五老星の強さについて考察していきます。
覇気を習得している可能性が高い
第1084話にて、イム様の攻撃はサボを貫いていました。
サボはメラメラの実の能力者でロギア系であるため、サボに有効な攻撃を与えるためには、武装色の覇気が必要になります。
つまり、イム様は最低でも武装色の覇気を習得していると考えられます。
また、イム様は影の支配者とは言え、唯一の王の座に居座っているため、覇王色の覇気も習得している可能性が高いでしょう。
年齢による衰えはない?
五老星に関しては、明らかに年齢を重ねていることが分かります。
とは言え、赤犬に対しても威厳を保っていることから、年齢による衰えはなく、実力は今でも保持していると考えられます。
また、22年前の五老星のシルエットを見ても、現在と容姿が変わっていないことから、不老の存在である可能性もあります。
そうすると、体力や実力も変わらない可能性が高いでしょう。
ルフィのニカの姿と良い勝負である必要がある
イム様や五老星は世界政府のトップであるため、いずれルフィと戦うことになると考えられます。
現在、ルフィはギア5まで到達し、四皇カイドウを倒すほどの実力を持っています。
メタ的に考えると、このルフィと良い勝負ができる実力がなければ、物語に面白みがかけてしまうでしょう。
この点で、イム様や五老星はルフィやカイドウなど、四皇レベルの実力があると考えられます。
イム様と五老星の能力のまとめ
いかがだったでしょうか。今回はイム様と五老星の能力について考察しました。
今まで隠されてきたイム様や五老星の秘密がどんどん明らかになり始めました。今後も見逃せませんね。