
目次
チェンソーマンに登場するクァンシは、素手の戦いなら人類最強と言われる強キャラです。
最初のデビルハンターでもあり、かなり重要キャラの可能性もありますが、多くの謎を持っています。
クァンシの強さ・能力・招待などについて解説します。
【チェンソーマン】クァンシとは何者なのか?
プロフィールや身長・年齢について

プロフィール | |
名前 | クァンシ |
年齢 | 不明(82歳以上?) |
身長 | 不明 |
職業 | デビルハンター |
種族 | 武器人間 |
クァンシは、中国からの刺客として登場したデビルハンターです。
右目に眼帯をつけており、右目の中に隠された矢を引っ張り出すことで武器人間に変身します。
外見は若々しく絶世の美女とも呼ばれますが、かなり以前から外見が変化していません。
年齢は不明ですが、最初のデビルハンターと称されたことから相当長く生きている可能性が高いです。
レズビアンで、女性の魔人を4人を引き連れています。
身長も不明ですが仲間の魔人より頭1つ分くらい高く、女性としてはかなり背が高いです。
表情がほとんど変化することがなく、感情の起伏の少ない性格に見えます。
マイペースで無感動に見えるが愛情深い性格

クァンシはマイペースな性格で無感動に見えますが、一緒にいる仲間に対しては愛情深いです。
初登場回で仕事を引き受けた際に、4人の魔人に人権と義務教育が与えられるように要求していました。
その後、人形にされたピンツィに攻撃されるシーンでは、何もできずに刺されています。
マキマに降伏した際も、何でもするから仲間を殺さないように頼んでいました。
クァンシが、4人の魔人を非常に大切に思っていたことがわかります。
元々は公安所属で岸辺のバディだった

中国からの刺客として登場したクァンシですが、元々は公安所属で岸辺のバディだったことが判明。
チェンソーマン8巻のおまけコーナーでは、岸辺と出会いやその後の2人のやり取りが描かれました。
出会った頃からクァンシに好意を持っていた岸辺ですが、何年立っても全く相手にされませんでした。
若いころの岸辺が少しずつ歳を取っていきますが、クァンシの外見は全く変化していません。
クァンシが、公安をやめた理由などは不明です。
【チェンソーマン】クァンシの強さ・能力・正体について考察
岸辺いわく素手の殴り合いなら人類最強

クァンシは、初登場の54話で「全人類が集まって素手で殴りあう競技があったら1位」と評価されました。
9年間バディをしていた岸辺の発言なので、このセリフにはかなり重みがあります。
実際に戦闘を行った場面では、移動が全く見えないという驚異の身体能力を披露。
その後、最強のデビルハンターを自称する岸辺に素手の戦闘では圧勝しています。
吉田ヒロフミは、クアンシの打撃を「まともに受けたら死ぬな」と言っています。
剣など武器を使った戦闘にも強い

クァンシは武器を使った戦闘にも強く、主に剣を使用します。
初めて戦闘が描かれたシーンでは、高速移動しながら両手に持った剣で通り道にいる敵をほぼ壊滅。
今までの戦闘描写とは、一線を画した強さを見せました。
第2部でも、瞬間移動のような速さで3人の敵を切り裂いています。
ただし、剣の方がクァンシの攻撃に耐えられず簡単に壊れてしまうことも多いです。
弓の悪魔の武器人間で契約悪魔はいない

クァンシは主人公のデンジと同じく、人間の人格のまま悪魔に変身できる武器人間の1人です。
変身後は頭部や腕から、無数の弓矢が出た姿になります。
悪魔の名前は不明ですが、弓矢をまとった姿から弓の悪魔あるいは弓矢の悪魔と推測されています。
複数の矢を同時に発射可能で、遠距離攻撃も得意です。
魔人が悪魔と契約できないことやデンジが契約していないことを考えると、武器人間も悪魔と契約できない可能性が高いです。
そのため、クァンシにも契約悪魔はいないと思われます。
不老不死の可能性も

武器人間のクァンシは、不老不死の可能性があります。
武器人間のデンジは悪魔以上の不死性を持っていますが、クァンシも同じ能力を持っている可能性が高いです。
クァンシは首を切られたりしていますが、当たり前のように復活しています。
行動不能にすることはできますが、どうすれば死亡するのかは不明です。
また、公安にいたころから外見が変化しておらず、不老なのは間違いないでしょう。
最初のデビルハンターと呼ばれるクァンシは、作中人物で最年長の可能性もあります。
143話で武器人間の1人が82歳と判明しますが、クァンシの方が年上かもしれません。
【チェンソーマン】クァンシが連れている4人の魔人
ピンツイ

ピンツィは、蛇のような形をしたポニーテールが特徴の魔人です。
クァンシの連れている魔人の中では、最も表情が豊かでよくしゃべります。
ドーナツが好物です。
ポニーテールの先にもう1つ顔があるからか、第1回人気投票ではフタクチという愛称で紹介されていました。
輪の形にしたポニーテールから覗くことで、相手の契約悪魔を見破る能力があります。
知識を教えて喜ぶ様子から、知識の象徴でもある蛇の悪魔の魔人と考察されています。
地獄に落ちた際に、闇の悪魔の力で死亡したと思われます。
ロン

ロンは頭部から2本の角が生えており、パワーに似た特徴を持つ魔人です。
言葉は単語しか話さず、回転ずしでは皿ごと食べる様子を見せていました。
第1回人気投票では、角ありという愛称で紹介されています。
なぜか手錠をつけられていますが、戦いになる自力で引きちぎっており、何のためにつけているか不明です。
血を要求する魔人らしい性格で、口から火を吐く能力を持っていました。
名前や能力から、竜の悪魔の魔人の可能性があります。
ピンツィと同様に、闇の悪魔の力で死亡した可能性が高いです。
コスモ

コスモは、右側の脳と眼球が飛び出しているショッキングな外見の魔人です。
ハロウィンとしか発言しないのが特徴で、会話するシーンはありません。
クァンシの連れた魔人の中で1人だけ正体が判明しており、宇宙の悪魔の魔人です。
ハロウィンと声をかけると、相手もハロウィンとしか言わなくなる能力を持っています。
能力の正体は、「強制的に宇宙の情報を理解させる」というものです。
「本気のハロウィン」は、宇宙に関する大量の情報を流し込む技です
「本気のハロウィン」を受けたサンタクロースは、ハロウィンのことしか考えられない状態になってしまいました。
70話で、マキマに首を撥ねられています。
ツギハギ(本名不明)

体中に縫い跡があるのが特徴の魔人で、口が縫われているためか一言も話しませんでした。
第1回人気投票でツギハギとして紹介されていましたが、クァンシの魔人の中で1人だけ本名が明かされていません。
地獄には行っておらず、首だけになったクァンシの目の弓を引き抜いて復活させました。
70話で、マキマに首を切断されています。
【【チェンソーマン】クァンシの登場回①
7巻54話:デンジを捕まえろと命令を受ける

チェンソーマン54話では、デンジの心臓が各国から狙われる展開に。
クァンシは、デンジを捕まえる依頼を受けた中国の刺客として登場します。
女性のデビルハンターですが、4人の女性の魔人を侍らせる衝撃的な登場シーンが描かれます。
デンジを捕らえた報酬が、4人の魔人に義務教育と人権を与えてほしいというのも印象的です。
58話で来日しますが、仲間と観光した後に「疲れたから仕事は明日にしよう」と言うなどマイペースぶりを発揮していました。
7巻60話:四十九人斬りを披露

なかなか仕事をしないクァンシですが、60話でついに行動を開始します。
サンタクロースの人形が大挙してデンジを追う中、クァンシは剣を持って突撃。
視認できないほどの速さで移動し、進行方向にいる人形やデビルハンターを頭部は全て切断します。
人類最強と呼ばれていたクァンシですが、これまでとは世界観が変わったような強さを見せました。
60話のタイトルが、「クァンシと魔人達四十九人斬り」なので49人があっという間に斬殺されたと思われます。
8巻63話:地獄に落とされる

圧倒的な強さを見せるクァンシですが、63話でサンタクロースの罠にはめられて地獄送りに。
クァンシは公安に休戦を申し入れて、地獄を脱出しようとします。
しかし、地獄の奥に潜む闇の悪魔が登場。
闇の悪魔の攻撃で全員の両腕が切断され、クァンシも両腕を失うことに。
65話でクァンシは反撃しますが、一瞬でバラバラにされてしまいました。
8巻67話:最初のデビルハンターと判明

マキマの力で全員が地獄から帰還しますが、67話でサンタクロースとの戦闘に。
デンジはチェンソーマンになって戦いますが、闇の力を得たサンタクロースに苦戦します。
その時、首だけになったクァンシを抱えたツギハギが、クァンシの右目に手を入れて矢を取り出しました。
クァンシは、弓をまとった悪魔の姿になって復活。
クァンシはデンジに共闘を申し入れ、サンタクロースと戦うことに。
サンタクロースの口から、クァンシが最初のデビルハンターであることが発覚します。
【チェンソーマン】クァンシの登場回②
8巻70話:サンタクロースを倒すもマキマの手で死亡?

本気のハロウィンを受けたことで、サンタクロースと人形たちはハロウィンのことしか考えられなくなって敗北。
クァンシはデンジの首を切り落としますが、そこに岸辺・吉田・マキマの現れます。
マキマの姿を見たクァンシは、全面降伏して仲間を殺さないように頼みます。
しかし、次の瞬間、クァンシ・コスモ・ツギハギの首は目に見えない力で切断されていました。
10巻86話:公安対魔特異5課のメンバーとして登場

70話で死亡したと思われたクァンシですが、86話で公安対魔特異5課のメンバーとして登場します。
クァンシは洗脳されたのか、完全にマキマの味方になっているのが衝撃的でした。
87話でマキマは、武器人間は悪魔とも魔人とも人とも違う存在だと発言。
その後、チェンソーマンと戦闘になりますが、この時のクァンシはあっさりとやられてしまいました。
特異5課の他の武器人間もやられてしまいますが、マキマの力で弱体化したチェンソーマンは敗走します。
11巻94話でチェンソーマンと相討ちに

11巻94話でも、マキマに従う武器人間の1人として登場。
チェンソーマンと再び激しい戦いを繰り広げます。
武器人間の中では最後まで生き残り、首を飛ばされながらもチェンソーマンを行動不能に追い込みました。
第2部143話でウェポンズを瞬殺

第1部終了後はしばらく出番のなかったクァンシですが、第2部の143話で登場。
ウェポンズの武器人間3人が、チェンソーマンを呼び出すためにビルの中で暴れようとします。
変身しようとした直前にクァンシが登場し、3人の首を切断。
ソードマンだけは変身しますが、何もできずに瞬殺されました。
公安のスーツを着ていることから、クァンシは公安の所属になった可能性が高いです。
【チェンソーマン】クァンシについてまとめ
チェンソーマンに登場するクァンシについて紹介しました。
多くの謎を持ち、過去もほとんど不明なクァンシですが、第2部でも登場しました。
チェンソーマンの謎とも関係してきそうなキャラクターなので、まだまだ出番はありそうです。
第2部のクァンシの活躍に期待しましょう。