1990年代の日本アニメの代表作!アニメ「幽遊白書」の魅力・感想・評価を紹介!
出典:TVアニメ「幽遊白書」公式サイト

1992年に放送されたアニメ「幽遊白書」(ゆうゆうはくしょ)は週刊少年ジャンプにて連載された同名の作品を原作としています。

この「幽遊白書」は原作も大ヒットし、単行本の累計発行部数は5,000万部と全19巻という少ない巻数として驚異的な発行部数を誇っています。

アニメも大人気で当時の平均視聴率は17.6%、最高視聴率24.7%という現在では考えられない驚異の視聴率も記録しました!

ちなみに現在では同ジャンプの人気アニメ「ワンピース」の最高視聴率が5.1%となっています。

動画配信や、番組予約などが普及していなかったという背景もありますが、あの「ドラゴンボール」や「スラムダンク」と並び称されるほどの人気を博していました。

本記事では、そんな大人気アニメ「幽遊白書」のあらすじや、魅力、感想、評価、さらには無料で動画を視聴する方法をご紹介します。

いままで、アニメ「幽遊白書」を観たことがないという人にもわかりやすくご紹介させていただきますので、是非ご覧になっていってください!

アニメ「幽遊白書」とは?

「幽遊白書」の概要

「幽遊白書」は1990年代を代表する人気アニメの一つで、あの大人気有名アニメ「ドラゴンボール」や「スラムダンク」と並ぶほどの人気を博していました。

週刊少年ジャンプで作者富樫義弘により連載されていた「幽遊白書」を原作としており、アニメは1992年~1995年までフジテレビ系列で全112話が放送されました。

視聴率もさることながら放送話数でも記録を打ち立てています。当時の土曜18時代後半枠で112話放送は「ヤッターマン」の108話を上回る新記録でした。

視聴率の他にも、放送話数が長いという事はそのアニメの人気のバロメーターともいえ、放送話数最高記録を塗り替えた「幽遊白書」の当時の反響が伺い知れます。

同作者のアニメ「HUNTER×HUNTER」もかなりの人気を博していますが、この「幽遊白書」はそれ以上の人気を誇っていました。

「幽遊白書」のあらすじ

学校どころかその地域中の問題児・浦飯幽助(うらめしゆうすけ)は、ある日、小さな子供を助けようとして交通事故で死んでしまいます。

しかし、彼の人生はこれで終わりませんでした。

彼は霊界から、人間界に潜み悪事を働く妖怪を捕らえる任務を受けて再びこの世に霊界探偵として蘇ったのでした。

蘇った幽助は、学校の友人・桑原(くわばら)や、任務を通して出会った蔵馬(くらま)、飛影(ひえい)と協力し、次々と現れる強敵を倒していきます。

やがて因縁めいた敵たちが立ちふさがっていきます。幽助たちは決死の覚悟で彼らに挑んでいきますが、最強の技と能力を持つ彼らの前に、何度も挫折を味わうことになります。

人間界、霊界、魔界と次々に舞台を変えながら、徐々に激しさを増していく戦いとともに、物語は深まっていきます。

「幽遊白書」の主要登場人物

浦飯 幽助(うらめし ゆうすけ)
声優:佐々木 望
本作の主人公です。皿屋敷中学2年生の未成年であるにも関わらず、喫煙・飲酒、パチンコ、喧嘩、カツアゲなどを行う典型的な不良少年です。
しかし、正義感は強く子供を助けるために交通事故に合い死亡、そしてひょんなことから霊界探偵となり、後に玄海から霊光波動拳を継承する事になります。
桑原 和真(くわばら かずま)
声優:千葉 繁
浦飯幽助の喧嘩仲間です。しかし、一度も幽助には勝ったことがなくいつもボコボコにやられていました。
元々強い霊感を持っていたが、霊能力に目覚めてからは、幽助と共に様々な事件の解決を手伝うようになります。
蔵馬(くらま)
声優:緒方 恵美
元の姿は魔界でも有名な盗賊妖怪でしたが、幽助に助けられたことを機に彼らの仲間となり、妖怪でありながら共に戦う立場となりました。
妖力でありとあらゆる植物を操り、さまざまな植物を利用した武器を作り出し戦います。
飛影(ひえい)
声優:檜山 修之
蔵馬と同第三の眼様、元は魔界でも名を馳せた妖怪で、ある目的の為に第三の眼「邪眼」を身につけました。
炎の妖術と剣術や黒龍を操る事ができ、幽助と死闘を繰り広げた後に共に戦う仲間となります。

「幽遊白書」の主題歌

OP曲
歌手名:馬渡松子
曲名:「微笑みの爆弾」

ED曲
歌手名:馬渡松子
曲名:「ホームワークが終わらない」(1~29話)

ED曲
歌手名:馬渡松子
曲名:「さよならbyebye」(30~59話)

ED曲
歌手名:高橋ひろ
曲名:「アンバランスなKissをして」(60~83話)

ED曲
歌手名:高橋ひろ
曲名:「太陽がまた輝くとき」(84~102話)

ED曲
歌手名:馬渡松子
曲名:「デイドリームジェネレーション」(103~111話)

アニメ「幽遊白書」の魅力

魅力①独特の世界観

「幽遊白書」の魅力はその独特の世界観に有ります。

幽助、桑原などが住む人間界と、蔵馬や飛影の住む魔界、幽助が死んでしまい霊体となって運ばれた霊界と3つの世界から成り立っています。

人間でも霊感があり超能力のある者たちが霊力や妖力といわれるエネルギーを使用して多彩な技を使い戦闘を行います。

それぞれに個性的で強力な技があり、繰り広げられるバトルは迫力満点でとても魅力的です。

魔界では人間を敵視するものも多く、人間界において魔界出身の妖怪たちを退治していく幽助達をよく思わない連中も存在していました。

そして、魔界で開かれる暗黒大武闘会に招かれ戦いを繰り広げていくことになります。

少しグロテスクに感じるようなリアルな描写などもその世界観を作る一端を担っておりより「幽遊白書」世界に没入させてくれます。

魅力②個性豊かなキャラクター

「幽遊白書」に登場するキャラクター達はどれも個性的で敵キャラも含めとても魅力的です。

主人公の幽助もバカで真っ直ぐ、不良だけど根は優しいというわかりやすい性格がとても魅力的です。

悪役にしてみてもそれぞれに、悪に手を染めるまでのストーリーが緻密に用意されており、本当の悪とは?ということを考えさせられるような設定になっています。

また、それぞれのキャラクターに用意されている強力でかっこいい、豊かな個性を生かした必殺技などもとても魅力的です。

作中で登場する飛影の人気はさらに凄まじく、漫画の連載中に行われた人気キャラ投票では主人公の幽助を抑え1位を獲るなど脇役たちの活躍も印象的です。

アニメ「幽遊白書」の感想(ネタバレ有)

「幽遊白書」の感想としては、ストーリーは王道の階段式に強力な敵が出現してきますが、それを乗り越えていく主人公たちの姿がとても魅力的です。

本筋のストーリーも王道なんですが決して単調なものではなく登場キャラそれぞれの物語が用意されています、敵キャラクター達の過去のストーリーもとても重厚で、その物語に入り込んでしまいます。

特に暗黒武闘会を勝ち上がっていくストーリーは敵キャラにも個性豊かなストーリーがあり、最後の強敵戸愚呂弟との対戦やストーリーは涙がこぼれるほどに感動します!

この作品の最大の魅力はバトルシーンです、それぞれのキャラクター達の濃厚なストーリーを背景に個性豊かな技を駆使して戦闘を繰り広げます。

バトルシーンの独特の描写も魅力的ですが、わかりやすい単純で迫力満点なバトルや駆け引きを駆使した頭脳戦など一戦一戦がとても作り込まれていてとても面白いです!

この作品と出会い、その独特の表現方法に衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか?少しグロテスクな要素を含んでいる所も妙にリアルに感じてしまいとても魅力的に感じるようになります。

アニメ「幽遊白書」の口コミ・評価

「幽遊白書」の口コミ

https://twitter.com/yue1203852/status/1188820001639153665

1990年代と少し古いアニメですが見返してまた再度ハマってしまうという人も多いようですね。

そして、かなりその影響を受けてイラストを描き始めたという人も多いですね、後世に残したそのインパクトや魅力はさすがですね。

ストーリーの他にも作中で流れるテーマソングに関しても名曲揃いといわれていますね、確かに112話変わらないOPなんて今までに聞いたことがないです!

「幽遊白書」の筆者評価

全話の総評としては、数ある作品の中でもトップレベルに魅力的なアニメであることは間違いありません。

しかし、やはり1990年代と少しレトロな雰囲気が初めて観る人には受け入れられるのかという部分が気にかかります。

ストーリーや独自性は文句なしのおもしろさがありますが、セリフの言い回しやグラフィックなどがリメイクされていない分抵抗があるかもしれません。

それでも、アニメ史に残るほどの作品である事実とその内容の魅力は決して衰えず「ハズレ」のないアニメといえます。

総合評価:47点/50点
ストーリー
作画
音楽
独自性
メッセージ性

・ストーリー10点/10点

ストーリーはとても魅力的な構成になっていて、次々と個性豊かななキャラクター達の登場や濃厚なストーリーがおもしろいです。

現代の日本を舞台にしていますが、非現実的な霊界や魔界などの独自の世界観がより物語に引き込んでくれます。

・作画8点/10点

作画自体の評価もとても高く、本当に上手いです。

少しグロテスクに感じる部分もありますがよりリアルな描写をしており人を引き付ける何かを感じますが、やはり1990年代の作画が2019年現在に通じるかが懸念されるところです。

・音楽10点/10点

音楽は文句なしに10点満点です、当時を知っている人ならば、今でも口ずさむことができるほど印象に残っています。

また、112話すべてのOPを担当した「微笑みの爆弾」はCD自体も50万枚の売上を記録し、馬渡松子さんの代表曲といえる作品です。

・独自性10点/10点

「幽遊白書」の独自性は他とは一線を画すと思います、独特な描写に加えてその魅力的な世界観がとても面白いです。

当時はそこまでグロテスクな表現やリアルを追求したような表現はなく、とても新鮮な感覚でした。

・メッセージ性9点/10点

悪役のストーリーの中に作者の意図するメッセージ性が込められているのではないかと感じています。

とても濃厚な悪役のサブストーリーには、勧善懲悪をつけ難く感じてしまう部分があり、考えさせられる内容になっていますので、是非観て考えてもらいたいと思います。

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アニメ「幽遊白書」の動画配信情報

アニメ「幽遊白書」の動画配信サービス一覧表

サービス名配信状況月額料金(税込)作品数無料体験期間
U-NEXT2,189円約14万本31日間
dアニメストア440円約2,900本30日間
dTV550円約12万本31日間
注意
こちらの情報は2019年11月時点のものです。
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アニメ「幽遊白書」を観て懐かしくも新しい感覚に触れよう!

「幽遊白書」は古いアニメですから、以前に観た事があるという人には懐かしく絵のタッチなども懐かしさを感じ、そして初めて観る人には新感覚のアニメとして楽しませてくれます。

とにかくかっこいいキャラクターや単純にして実はとても濃厚なストーリーは初めて観る人にもとても魅力的なものだと思います。

少し作品としては長いですが、それだけ長く人気を維持し続けていた(平均視聴率17.6%最高視聴率24.7%)という証拠です。

ハズレのない確かなおもしろさを持ったアニメ作品なのでまだ、観た事がないという人には是非!とおススメできる作品になります。

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