アニメ「グランブルーファンタジー第2期」第11話のネタバレと感想を紹介!
出典:GRANBLUE FANTASY The Animation Season2公式サイト

本記事ではアニメ「グランブルーファンタジー第2期」第11話を見逃してしまった方の為に、ストーリーのネタバレと感想、さらに見逃し配信情報をご紹介します。

前回第10話では帝国宰相のフリーシアの口から空の世界の歴史と彼女の野望が語られました。帝国に捕らわれたグランとルリア、ノアは仲間たちにより救出されますが、フリーシアは彼らの脱走も計画通りとでも言うかのように計画を次の段階に進めました。

今回第11話では再び暴走するノアからグランサイファーを、そしてノア自身を救い出す戦いが描かれます。

「グランブルーファンタジー第2期」第11話のネタバレあらすじ

計画に必要なはずのルリアに脱走されるも取り返そうともせずに帝国軍はガロンゾ島を後にしました。
追おうにも逃げようにもグランサイファーが飛べないことにはグランたちは島から動くことができません。
ノアはグランサイファーの修復を試みますが、僅かな力しか残っていない彼にはそれができませんでした。
諦めそうになるノアですが、グランサイファーを想うグランたちを見て一つの可能性に懸けます。
契約を司る星晶獣ミスラは約束を遵守させる力を持っています。
グランサイファーで旅を続けるという約束をグランたちとノアで結ぶことで、その約束を遵守するためにノアの船を修復する力を取り戻そうとするものです。
しかし、その提案をグランたちに伝えた直後にノアは再び暴走、島にある船を吸収してノア・マリスとなって島を襲います。
グランとルリア、ラカムはノアと約束を結ぶため、彼を助け出すために巨大なノア・マリスの内部に突入します。
その内部でグランたちはノアを守るために彼と一体になったグランサイファーと対峙します。
戦いながらも必死にノアに語りかけるグランたちの声がノアに、ミスラに届き、ノアの暴走を止めることができました。
事件は収束しましたが、そこに黒騎士とオルキスが現れました。

「グランブルーファンタジー第2期」第11話のネタバレ

ネタバレ① 契約を司る星晶獣ミスラ

ガロンゾ島では大きな契約から小さな願いまでどんな契約も守られます。
それはガロンゾ島と契約する星晶獣ミスラの加護によるものです。
契約を司るミスラの絶対遵守の力により、ガロンゾ島での契約は必ず果たされるのです。
ラカムとノアの絆が途切れなかったこともミスラが見守ってくれていたからでした。
ノアはこの力の加護を受けて、自分の力を取り戻せるかもしれないと提案します。
グランとラカムがグランサイファーで旅を続けるという約束をノアと結ぶことで、その約束を守るためにノアが力を取り戻せるかもしれないということです。
その直後にノアは魔晶の力で暴走します。
それを止めるためにグランは約束を叫びますが、ここで祈っても無駄だとロゼッタが言います。
約束を結ぶ相手はミスラではなくノアであり、その約束をミスラが認めることで初めて絶対遵守の力が発動します。
この約束の声をノアに直接届けるために、グランとラカム、ルリアは小型騎空艇でノア・ミスラの内部に突入します。

ネタバレ② 暴走するノア・マリス

前回、首輪を外して魔晶の力から開放されたかに思われたノアですが、再び暴走してしまいます。
フリーシアが起動したプロトリアクターの力によりガロンゾ島を離れた帝国の戦艦から魔晶の力を注ぎ込まれたのです。
暴走したノアはグランサイファーも含めた島中にある騎空艇を吸収し、巨大なノア・マリスに変貌します。
かつて空の世界を征した星の民の大戦艦、その造り主であるノアの力を歪な力で引き出した姿です。
暴走するノア・マリスは島を攻撃し、さらに力を得るために島民から生命力を吸い上げます。
島を、そこに住む人々を蹂躙するノア・マリスを見てグランはフリーシアの野望を思い返し、それを果たすためなら今の空の世界はどうなってもいいのかと憤ります。
さらにノア・マリスの恐ろしいところは外側から見た破壊の力だけでなく、内部にも無数の魔物が潜んでおり、突入したグランたちの道を阻みます。

ちなみにノア・マリスは原作ゲーム未登場であり、『マリス』は魔晶の力によって暴走した星晶獣に付けられる名です。
アニメオリジナル展開がますます濃くなってきました。

ネタバレ③ 決戦、ノア・マリス

攻撃を掻い潜り、仲間たちの支援を受けてノア・マリスの内部に突入したグランたちですが、その内部でも無数の魔物に襲われます。
それも退けラカムはノアに近づきますが、グランサイファーまでもがその前に立ちふさがります。
驚くラカムですが、グランサイファーも気持ちは同じ、ノアを守りたいのだと気付きました。
ラカムはノアとグランサイファーに自分の正直な気持ちを語り、改めて約束を結びます。

『この先にどこに向かうか、何をすべきなのか分からない。
それでも仲間たちや、何の関係も無い空の世界の人々が争いに巻き込まれる非道を黙ってみていられない。
グランサイファーはもう一度空に帰る。自由な世界へ飛び立つために。
お前も一緒だ、ノア。あの日の約束を俺に果たさせてくれ』

その声はノアに届き、ミスラはその約束を果たさせるためにノアを魔晶の力から解放します。
ノアは取り戻した力でグランサイファーを、巻き込んでしまった他の船をあるべき姿、場所に戻して事件は収束しました。
船を戻したノアは今度こそ力を使い果たしてしまいます。
しかし、消えはしない。いずれ力は戻ってくる。何百年かかるかは分からないけど。
倒れたノアはラカムの腕の中で、約束を果たしてくれたことへの感謝を伝えました。

「グランブルーファンタジー第2期」第11話の感想

筆者感想

長らく続いたラカムとノアの物語が一段落しました。
以前からその存在をほのめかされていた星晶獣ミスラ。
ミスラの契約を守らせる力がラカムとノアの絆を結び続け、今回改めて約束を結ぶことで事件を解決導くという丁寧で綺麗な流れのエピソードでした。また、グランサイファーが意思を持つことが明確に示されたのも大きなポイントだと思います。
これまではノアの口からグランサイファーの意思が代弁されるだけでしたが、今回はグランサイファーがラカムを攻撃してノアを守ろうという意思をその行動で示しました。

また、グランたちもこれまで旅を続けてこれたのはグランサイファーのお陰であると言い、なんとしても助けたいと奮闘してくれました。
グランサイファーはただの船ではなく、旅を共にする仲間であることを描いてくれたのは嬉しかったです。
2クール近く付き合っている船なので視聴者のみなさんも愛着が湧いているのではないでしょうか。

少し残念なのが敵キャラクターのデザインでした。
船造りを司る星晶獣のノア、彼を核にしたノア・マリスですが、船を吸収しただけでその外観にノアらしさ、船らしさは無くただの巨大な怪物だったのが残念です。
一方、ミスラのデザインは結構好きです。
改めて契約を結び、ラカムとノアの運命が再び動き出すかのように歯車が回り始めたところが良かったです。

みんなの感想・口コミ

https://twitter.com/akitea_hollys/status/1208143523570044928

濃厚なノアとラカムの関係性が描かれたので今週も主にそれに関する感想です。
果たして次回はこれを超えるクライマックスを描くことができるのでしょうか。

「グランブルーファンタジー第2期」第11話のまとめ

以上、「グランブルーファンタジー第2期」の第11話についてでした。
以前の記事で「配信、放送は全13話だろう」と思ったら来週の番組表に[終]と書いてあったので次で終わりらしいです。失礼致しました。

それはさておき、ノアとラカムの問題が解決するとともに黒騎士たちが現れました。
長らく暗躍していた黒騎士はフリーシアとは別の目的で動いていたようですが、一体何をしていたのでしょうか。
そのフリーシアの目的も、まさかガロンゾ島を襲うだけで終わりとは思えないし次は何を仕掛けてくるのでしょうか。
[終]と書いてあってもまだまだ油断のできない展開です。

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