PSYCHO-PASS(サイコパス)1期の魅力は?

魅力①近未来を深く考えさせられる世界観

シビュラシステムに管理された世界観は、近未来の現実世界でも考えさせられるテーマとなっていてとても興味深いです。

シビュラシステムの世界は、まだ犯罪を犯していないが、将来犯罪を犯すであろう人を犯罪係数という数値で把握することができ、一定の数値を超えた人間は潜在犯として逮捕されます。数値が異常に高い人は処刑されるのです。

このシステムのおかげで、世界中の犯罪事件は劇的に減りましたが、犯罪係数は伝染し、大事な人を傷つけられた被害者の犯罪係数は上がってしまうのです。

潜在犯としてまだ罪を犯していない人間を区別する世界。
シビュラシステムに感知されない例外的な人間の存在やシビュラシステムを悪用しようとする組織など、様々な問題を抱えたシステムではありますが、もし近未来の現実世界にも導入されたら、私達はどう向き合っていけば良いのか深く考えさせられる内容です!

魅力②槙島聖護と狡噛慎也の因縁

狡噛は槙島に同僚を殺されてからずっと槙島を追ってきました。

そしてまた事件を起こした槙島が目の前に立ちふさがります。
槙島は犯罪係数の上がらない冤罪体質で、公安のトップからは生け捕りを命じられます。しかし、狡噛はその命令を破り、憎い槙島を殺そうとして、捜査から外されることになります。
公安と対立してまで槙島を殺そうと追い続ける狡噛の執念がとても熱くて感動します!

槙島もシビュラシステムに支配された世界ではなく、人が本来持っている意思に基づいて行動することに価値を見出しており、殺人を除けば一理あると考えさせられる内容です!

魅力③常守朱の成長

最初、常守朱が新任監視官として入った時は、臆病で仕事にもためらいがあり、向いていないのじゃないか。とまで言われていた彼女ですが、仕事に対する信念や芯を貫き通す強さを持っていました。

そんな彼女も数々の現場を経験していく内に仲間に認められ、最初の臆病な一面も感じられないぐらいにたくましくなっていきます。
臆病だけどどこまでいっても自分の信念を曲げずに成長していく常守の成長する姿は必見です!

PSYCHO-PASS(サイコパス)1期の口コミ・評価

サイコパス1期の口コミ

実際に見た人達の口コミを紹介します!

面白い!という評判が多いようですね。

細かいキャラの心理描写や近未来を表現した独特な世界観がとっても人気なようです。

サイコパス1期の筆者評価

筆者評価:41点/50点
ストーリー
作画
声優
音楽
キャラクター

ストーリーの全体だと、常識はずれな存在の槙島が登場してからかなり面白くなったという印象を受けました。
前半は個人的に少し退屈に感じる場面もありましたので、序盤にもう1つあっと驚くことがあっても良かったと思います。
槙島が登場してからの展開は本当に熱く、続きがどんどん見たくなるような展開になっています!

また、主題歌のOP・EDはとても格好良く仕上がっていてとても好感を持てました。
世界観を崩さずに近未来的な、最先端を行くような仕上がりだったと思います!

PSYCHO-PASS(サイコパス)1期の感想

筆者がPSYCHO-PASS(サイコパス)で1番惹きつけられたのは世界観です。

シビュラシステムにより管理された世界は平和と言えるのか。また、シビュラシステムによる落とし穴にはどう対応していくべきか。

PSYCHO-PASS(サイコパス)では、ある意味安全な未来が約束されています。

ドミネーターという犯罪が起きそうな人を数値化できる道具(銃)があります。潜在的に犯罪に手を染めそうな人を探し出して犯罪を犯す前に罰する。

一見すると、犯罪が減ってとても良い!そんな印象さえあります。しかし、一見安全そうな仕組みに落とし穴が出てきてしまいます。それが、槇島という存在。

槇島聖護(まきしま しょうご)
出典:アニメ「サイコパス」11話

 

槇島は犯罪をしても罰せられない体質です。例え、人を殺めてしまっても罰せられる対象にならないのです。
一見完全と思えた世界に亀裂が入ります。

完全だった世界が徐々に崩れていく様を登場人物たちはどのように受け入れていくのか?そして気になる槇島をどうやって確保していくのか?

もし自分の世界で当たり前だと思っていたことが、実は誤っていたとしたら。

例えば現実世界で人を殺めてしまった場合は、法律で裁かれますよね。
しかし、この法律に落とし穴があって、ある方法だと殺めても法律で裁かれないとしたら…。人は人を殺めてしまうのか?

こんな深いテーマを考えてさせてくれます。

またシビュラシステムには驚きのカラクリが・・・。

近未来について考えたい人にはおすすめの作品です!

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