
目次
灰原雄は、呪術廻戦の過去編に登場した七海建人の同級生で夏油傑の後輩です。
現代では死亡しており、出番も少ないですが灰原の死は物語に大きな影響を与えています。
灰原雄の死亡した原因や術式についてネタバレ解説します。
灰原雄のプロフィールや声優について
灰原雄のプロフィール!身長や誕生日は?

プロフィール | |
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名前 | 灰原雄 |
所属 | 東京都立呪術高等専門学校 |
学年 | 2年生(没時) |
年齢 | 17歳(享年) |
誕生日 | 不明 |
出身 | 非術師の家系 |
術式 | 不明 |
趣味・特技 | 大食い |
好きな食べ物 | 米 |
嫌いな食べ物 | 無し |
ストレス | 無し |
好きな女の子のタイプ | 沢山食べる子 |
声優 | 未発表 |
物事を深く考えない明るい性格で他人の良いところしか見ない

灰原雄は、呪術廻戦の過去編に登場した呪術高専東京校の学生です。
とにかく明るい性格で、本人も認めるように物事を深く考えません。
また、他人の良いところしか見ない性格でもあり、かなり人懐こいです。
初対面の九十九由基を少しも警戒せずに、好きな女性のタイプを答えていました。
作中では、1年先輩の夏油傑に特に懐いていたようです。
簡単に人を信用する危なっかしい性格にも見えますが、人に好かれるのがうまいとも言えます。
夏油からは可愛がられており、九十九にも素直で可愛いと言われていました。
アニメ2期での声優は発表されていない
呪術廻戦のアニメでは、灰原雄の声優は発表されていません。
アニメ2期で過去編の登場キャラ7人の設定が公開され、その中には灰原の設定もありました。
灰原以外のキャラは声優も判明しましたが、灰原の声優だけ未発表のままです。
なぜ、灰原のだけ声優が不明なのかファンの間でも話題になりましたが理由はわかりません。
アニメ2期の放送が始まっても声優が不明なので、アニメで灰原が登場するまで声優はわからない可能性が高そうです。
灰原の声優候補として、小野賢章・花江夏樹・山下大輝・入野自由・梶裕貴の5人の名前を挙げるファンが多いです。
【呪術廻戦】灰原雄の等級(階級)・術式・領域展開は?
灰原雄の等級(階級)は準2級以下の術師

灰原雄の等級は、何級なのかは明らかにされていません。
最後の任務で、灰原は七海と2人で2級呪霊の討伐に向かっています。
実際は1級相当の呪霊だったため灰原は敗北し、死亡しています。
呪術師は同等級の呪霊を単独で討伐する力があるため、2級呪術師2人なら1級呪霊を倒せてもおかしくありません。
また、灰原は七海と一緒に任務にあたることが多いですが、2級から単独の任務が可能になります。
2級呪霊を2級の呪術師が2人で討伐に向かうとは考えにくく、灰原は準2級呪術師の可能性が高いです。
3級の可能性もありますが、2級呪霊討伐をなんてことない任務と考えていたため、3級とは考えにくいでしょう。
灰原雄の術式・能力は不明

灰原雄は戦闘シーンや術式を使用するシーンがないため、術式や能力は全くの不明です。
七海が武器を用意しているのに対して、灰原は何も持っていないので肉弾戦で戦うタイプと考えられます。
2018年で1級呪術師になっている七海と同等の実力の可能性が高いため、死亡しなければ1級呪術師担っていた可能性が高いです。
領域展開は使用できない可能性が高い

灰原雄の能力はほとんど不明ですが、領域展開を使えないと思われます。
領域展開を使うのはほとんど1級以上の呪術師で、特級でも使用できない場合があります。
準2級程度の実力の灰原では、領域展開を使えない可能性が高いです。
等級以上の実力の術師もいますが、1級呪霊に負けた灰原では領域展開を使えないでしょう。
【呪術廻戦】灰原雄と関係の深いキャラクターは?
七海建人とは同級生で親友同士!最後の任務も一緒だった

灰原雄と七海建人は、呪術高専東京校の同級生でした。
初登場時から最後の任務まで2人で行動しており、2人で呪霊討伐することが多かったようです。
常にポジティブな灰原と対照的に七海は不満を言っているシーンが多かったですが、2人の関係は良好でした。
七海は他人を助けるために、仲間に命がけの行動を強いる「呪術師はクソ」と断言していました。
灰原が死んだことが、七海が呪術師はクソと考えるようになった原因でしょう。
七海は一時呪術師をやめたことを逃げたと感じており、灰原が死んだことをずっと引きずっていました。
七海建人については以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
夏油傑は尊敬する先輩!灰原の死が夏油闇落ちのきっかけ?

基本的に他人の良いところしか見ない灰原ですが、夏油のことは得に先輩として尊敬していたようです。
初登場時も「夏油さんにいいとこ見せたい」と言っています。
2人が会話をするシーンは作中では少ないですが、夏油も灰原のことを可愛がっていました。
ただ、結果として灰原の前向きな言葉が、夏油が呪詛師になる後押しになってしまったようです。
夏油傑については以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
灰原雄には呪いに見える妹がいると判明!今後登場の可能性も?
灰原雄は原作での出番が少なく、詳しい設定はわかりません。
ただ、呪術廻戦のファンブックによると非術師の家系ですが、妹も呪いが見えることが明かされています。
灰原が呪術高専に入学した経緯は不明ですが、非術師の家系ならスカウトされた可能性が高いです。
妹にも術師の適性があったようですが、灰原は妹に呪術高専に来ないように言っていることもわかりました。
呪術高専に入学した可能性は非常に低くく、味方として灰原の妹が登場する展開はなさそうです。
その代わり、妹が死滅回遊編で敵として登場するなどの考察もされていました。
ただ、すでに死滅回遊編の敵はほとんど全滅し、五条悟対宿儺の戦いもスタートしています。
呪術廻戦の物語自体も終盤と見られているので、灰原の妹が登場する可能性は低そうです。
【呪術廻戦】灰原雄の死因や死亡にまつわるネタバレ考察
七海と共同の任務で死亡

灰原雄は、呪術廻戦77話で死亡しています。
灰原は七海と2人で呪霊討伐に向かいましたが、返り討ちになりました。
なんてことない2級任務で2人にとっては難しくないはずでしたが、情報よりも相手が強すぎたようです。
77話では直前まで夏油と笑いながら話をする灰原の姿が描かれていたため、いきなり死亡シーンが描かれたのは衝撃的でした。
呪霊が産土神信仰の土地神だったことが原因

灰原が死亡したのは、相手の呪霊が産土神信仰の土地神だったことが原因です。
産土神は土地を守護する神で、その土地で生まれた人間が土地を離れても守ると言われています。
産土神が呪術廻戦の作中でどんな扱いなのかは不明ですが、産土神は1級術師が担当する任務のようです。
準2級以下の灰原と七海では荷が重すぎる任務だったのでしょう。
灰原雄の遺体は下半身がなかった可能性が高い

灰原の遺体は、下半身がなかった可能性が高いです。
呪術廻戦77話では灰原の遺体が描かれますが、シーツがかけられて顔しか見えません。
しかし、シーツをかけられた部分は上半身だけ盛り上がっており、下半身が無いように見えます。
120話で七海は上半身を失って死亡しますが、灰原と対比になっている可能性が高いです。
登場前から死亡する伏線があった?

灰原雄は過去編に登場した時点で、死亡すると予想する読者は多かったです。
本編で七海は活躍シーンが多いですが、灰原は一切登場しません。
七海は「呪術師はクソ」と考えており、その理由は「他人のために仲間に命を投げ出す行動を強要しなければならない」からです。
七海は過去に仲間に死なれている可能性が高く、それが灰原だと予想されていました。
夏油は本編以前に呪詛師になっていましたが、灰原の死が一因になっています。
七海が真人に殺される直前に灰原が現れた理由・七海の最後の言葉との関連は?

呪術廻戦120話で七海は真人に殺されますが、死ぬ直前の七海の前に灰原が現れます。
灰原が指を指した方には、虎杖がいました。
灰原は虎杖に何かを伝えるように七海に言っていたようですが、七海は「呪いになるから言ってはいけない」と拒否。
結局、七海が虎杖に伝えた最後の言葉は、「後を頼みます」でした。
おそらく灰原は七海が見た幻です。
そして、七海は自分が灰原に言われたことを虎杖にも伝えるように、灰原に言われたと感じたのでしょう。
七海は呪いになるとわかった上で「後を頼みます」と言ったようにも思えますが、呪いにならないように虎杖を奮い立たせる言葉を遺したのかもしれません。
灰原雄が死んだ任務を仕組んだ黒幕がいる可能性は低い

灰原が死んだ任務は、誰かに仕組まれたようにも思えます。
灰原と七海の任務は1級案件でしたが、当初は2級案件でした。
呪霊は産土神信仰の土地神なので、古くから地元で信仰があったはずです。
呪術高専がその土地の産土神信仰を知らないのは、不自然に思えます。
灰原死亡後に夏油が闇落ちしているので、夏油を追い込むために仕組まれたとも考えられます。
ただ、夏油はこの件について何も言っていません。
一度、呪術師をやめた七海も高専を恨んではいないようです。
夏油と七海が黒幕の存在に全く気付かないのは、物語として不自然でしょう。
また、夏油と七海は死亡したので、黒幕がいても物語が盛り上がりにかけます。
そもそも、呪霊の等級が後から変わるのは珍しくありません。
灰原が死んだ任務は、単なる調査不足の可能性が高いです。
【呪術廻戦】灰原雄の名言
名言①「僕は燃えてるよ!!」

70話で初登場した際の灰原雄のセリフです。
不満を漏らす七海とは対照的に、灰原は任務に非常に前向きです。
「先輩たちが身を粉にして頑張ってるんだ 僕らが頑張らないわけにはいかないよ」というセリフが続きますが、灰原が呪術師には珍しい善人だとわかります。
その直後に身を粉にして頑張っているはずの先輩が、海で遊んでいる姿が描かれるわけですが。
五条悟の思い付きで滞在が1日延びて七海は不機嫌になりますが、灰原は少しも悪く取りませんでした。
名言②「自分にできることを精一杯頑張るのは気持ちがいいです」

夏油に呪術師をするのは辛くないかと聞かれた時のセリフです。
灰原にとって、呪術師をすることは辛いものではないことがわかります。
夏油は驚いたような顔をした後に、「そうか そうだな」と呟いていました。
夏油は灰原の言葉に救われたようにも見えますが、本心はわかりません。
呪詛師となった夏油は非術師を全滅させて人類全てを術師にすることを目的とし、「自分にできることを精一杯するだけやるさ」と発言しています。
灰原のこのセリフは、夏油を縛る呪いになってしまったようです。
名言③「人を見る目には自信があります!」

呪術廻戦77話のセリフです。
灰原は九十九由基を悪い人ではないと言い、夏油にこのセリフを言いました。
夏油は「私の隣に座っておいてか?」と皮肉を言いますが、灰原は意味を理解できませんでした。
他人の良いところしか見ない灰原ですが、善人か悪人かは極めようとしていたようです。
灰原に人を見る目があるのか、ないのかはわかりません。
ただ、夏油は呪詛師になってしまったので、夏油の皮肉は本人に関しては真実になってしまいました。
【呪術廻戦】灰原雄の登場回
70話で初登場!人の良さそうな性格だとわかる

灰原雄は呪術廻戦8巻70話で初登場します。
呪詛師に那覇空港が占拠されないように、七海と2人でロビーで見張りをしていました。
自分たちだけでは荷が重すぎると考える七海に対して、灰原は任務に非常に前向きです。
ポジティブすぎて逆に心配になる感じですが、人の良さがにじみ出たようなセリフが多かったです。
76話で夏油と会話

呪術廻戦76話では、夏油と会話するシーンで登場します。
夏油は、非術師を守ることが正しいのか悩んでいました。
悩んでいる夏油に、任務で遠出する前の灰原が声をかけます。
夏油は呪術師をするのが辛くないか尋ねますが、灰原迷わずに前向きな言葉を返していました。
夏油は、灰原の言葉に同意していました。
ただ、呪術師をすることに納得したわけではなく、闇落ちする方向に進んでいるようにも見えます。
そんな時、突然現れた九十九由基が夏油に「どんな女が好みかな?」と話しかけてきます。
77話で死亡

呪術廻戦77話では、夏油は突然現れた九十九由基を警戒します。
しかし、灰原は少しも気にせずに女性の好みを「たくさん食べる子が好きです」と答えています。
灰原は九十九のことを悪い人じゃないと言った後に退散しますが、これが生前最後の登場に。
直後に灰原が任務で死んだことが描かれます。
数ページ前に元気な姿が描かれていただけに、衝撃的な展開でした。
さらに、77話のラストでは、夏油が呪詛師になってしまいました。
100話では扉絵に登場

灰原雄は、呪術廻戦100話の扉絵にも登場しました。
この回の扉絵はカラーで、灰原が生きていた頃の東京校の面々を描いたものになっています。
基本的にみんな遊んでいるのどかな光景で、灰原は七海のカバンの上に花を置いて遊んでいました。
ただし、物語は渋谷事変が佳境で、死人も大勢出ているかなりハードな状況です。
それだけに、のどかな扉絵を見て、なごめた読者も多かったようです。
120話で死ぬ直前の七海建人の前に登場

120話では、真人の攻撃で命を落とす直前の七海建人の前に灰原雄の幻が登場します。
灰原は読者に背を向けていますが、現れた虎杖を指差していました。
灰原は、七海から虎杖に何かを伝える様に言っていたようです。
七海は呪いになるから言ってはいけないと考えますが、虎杖に「後を頼みます」と言って死亡。
その後、釘崎まで倒れるの目にした虎杖は、戦えなくなってしまいます。
しかし、七海の言葉を思い出し立ち直っています。
灰原が虎杖に伝えようとした言葉が、呪いになったのかは不明です。
七海の伝えた言葉で、虎杖は短時間で立ち直ることができました。
【呪術廻戦】灰原雄についてまとめ
呪術廻戦の灰原雄についてまとめました。
灰原雄は、呪術廻戦には珍しい根明で裏表のないキャラクターでした。
灰原の死は七海が呪術師をやめてサラリーマンになった原因の可能性が高く、夏油が呪詛師になる大きなきっかけになりました。
アニメでは出番が増える可能性もあるので、灰原雄の活躍に期待しましょう。