鬼殺隊の中では浮いた存在?

冨岡義勇は口下手で多くを口にしないことから、誤解を生んでしまうことがあります。
自分は柱には相応しくないと言う意味で放った「俺はお前たちと違う」などの言葉も周囲の隊員から反感を買う結果になってしまいました。

彼は周囲と馴染めてはいないが嫌われてはいないと信じているようです。
しかし、公式ファンブックによると、不死川実弥と伊黒小芭内は冨岡義勇を嫌っていると明かされていましたね。

【鬼滅の刃】冨岡義勇のかっこいい魅力

魅力①:冷徹な表情と人情味のギャップ

冨岡義勇の魅力
出典:アニメ「鬼滅の刃」公式サイト

 

冨岡義勇は感情表現が乏しく作中でほとんど笑顔を見せることもありません。
しかしなかなか口には出さないものの、とても情に厚い一面もあるんです。

絶望し妹を殺さないでくれと懇願する主人公を奮い立たせる為叱責したのは彼の優しさの現れです。

さらに、竈門炭治郎が鬼となった妹を連れていることを見逃し、万が一のことがあれば自らの命を絶って責任を取ることまで誓ったのです。

言葉として発することはないものの、心の中では相手の気持ちに寄り添う声をかけていたり、成長を認め、褒めることもあり、冨岡義勇の優しさが垣間見える度に彼の魅力の虜になってしまう読者も多いのではないでしょうか。

魅力②:イケメンなのに天然でかわいい

冨岡義勇は見ての通りイケメンでかっこいいですよね。
クールなキャラクターかと思いきや、見かけによらず天然でかわいいなんて一面もあるんです。

鬼である禰豆子を殺そうとした蟲柱の胡蝶しのぶから竈門兄妹をかばった際に胡蝶しのぶから理由を問われ、「俺は嫌われていない」と少々論点からずれた回答をしたり、「あれは確か2年前…」と何とも長くなりそうな入りで話し出そうとしたため、胡蝶しのぶに嫌味たっぷりに制止されたのでした。

また、風柱の不死川実弥がおはぎが好きであることが判明した際、冨岡義勇は何とも言えない表情で「不死川は…おはぎが好きなのか…」と呟き、不死川実弥と会うときは懐におはぎを忍ばせ仲良くなろうと企むのです。
そしてこのシーンは珍しく「ムフフ」と彼が笑顔を見せたシーンでもありましたね。

しかし直前に炭治郎が「不死川さんおはぎ好きですよね?」と聞いて殴り飛ばされていたことを考えると、得策ではなさそうです。

魅力③:無駄のない戦い方

やはり一番の魅力は戦闘時のかっこよさではないでしょうか。
冨岡義勇の強さについては後ほど詳しくお伝えしますが、やはり水柱である彼の強さは相当なものです。

彼は冷静かつ的確な判断力で戦況を見極め無駄のない動きで確実に鬼を仕留め、同じ水の呼吸の使い手である竈門炭治郎との共闘の際は、彼のわずかな動きでどの技を繰り出すかを把握し、お互いが斬り合わないよう瞬時に判断し動くほどの実力です。

【鬼滅の刃】冨岡義勇の強さや技は?

ここまでで冨岡義勇の性格や魅力についてお伝えしてきましたが、その魅力の一つである彼の強さについて、もう少し掘り下げてご紹介させていただきます。

冨岡義勇の日輪刀

洗練された技が放たれるその刃は、美しい青色に染まっています。
鍔の形は自身の羽織の柄と同じ拮抗型です。

水の呼吸:弐ノ型 水車

全身を水車のように回転させ斬撃を繰り出すこの技は17巻、猗窩座(あかざ)相手に使用したものです。
竈門炭治郎に襲いかかる猗窩座の手を切り落とし、彼の攻撃を止めました。

水の呼吸:参ノ型 流流舞い

水が流れるが如く如く滑らかに刀を振るうこの技は16巻、無限城にて多くの雑魚鬼が襲い掛かってきた際に使用したものです。
その際は竈門炭治郎との共闘だった為、体勢を低くし彼の動きに配慮しました。

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