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リゼロのリリアナは、エミリアの広告塔も務める歌姫です。
憤怒の権能を無効化できるだけなく、400年前の謎に関わる可能性もあるので意外と重要人物かもしれません。
リリアナの能力や権能を無効化できた理由について考察します。
【リゼロ】リリアナ・マスカレードとは?
リリアナのプロフィール

名前 | リリアナ・マスカレード |
年齢 | 22歳 |
声優 | 山根綺 |
リリアナは水上都市プリステラで人気の歌姫です。
プリステラでは、都市庁舎から毎日彼女の歌が流れるほど人気になっています。
童顔で背が低いため、子供に見えますが年齢は22歳です。
性格も落ち着きがなく子供っぽいですが、人生のすべてを捧げるほどに歌に情熱を注いでいます。
歌うことに信念があり、脅迫されたり、お金を積まれても歌うことはありません。
エミリアの広告塔としても活動しており、ミューズ商会の商会主のキリタカから愛されています。
流れの吟遊詩人で世界で最も新しい伝説を歌うことが目的

リリアナは流れの吟遊詩人として旅を続けており、世界で最も新しい伝説を歌う夢を持っています。
リリアナは吟遊詩人の両親に育てられ、若くして故郷を離れて吟遊詩人になりました。
しかし、歌うことしかできない少女が、一人で旅をするのは簡単ではありません。
リリアナは森の中で死にかけますが、世界が歌だと悟ったことで人々の心に届く歌が歌えるように。
歌の力で生きられるようになった彼女は、世界で最も新しい伝説を歌う夢を持つようになりました。
【リゼロ】リリアナの能力・技・強さを解説
歌で人々を虜にすることができる

リリアナは歌は人の心を虜にし、勇気づけたり、落ち着かせることができます。
リリアナの歌は短期間で、エミリア陣営やプリステラの人々を虜にするほど魅力的です。
プリステラが襲撃された際は、歌で避難所で不安を感じる人々を落ち着かせ、勇気を与えています。
彼女の歌は、大罪司教と戦うための切り札にもなりました。
戦闘能力はないが人々に想いを伝える伝心の加護を持つ

リリアナは、自分の想いを他人に伝える伝心の加護を持っています。
伝心の加護は言葉を使わずに、自分の考えを相手に伝えられる加護です。
伝心の加護を獲得したラインハルトは、テレパシーのようにスバルに考えを伝えていました。
リリアナは伝心の加護を使うことで、歌声が聞こえない場所に歌を届けています。
【リゼロ】リリアナの過去を解説
ゼロから始める英雄譚でメイザース領を訪れる

本編前の時系列になる「ゼロから始める英雄譚」でリリアナは登場し、メイザース領を訪れていました。
吟遊詩人として旅をしていたリリアナは、アーラム村にやって来ます。
評判を聞いたスバルたちは、リリアナをロズワール邸に招待。
スバルたちはリリアナの歌声を聞いて、彼女のファンになっていきます。
リリアナは、「世界で最も新しい伝説」を歌うことが夢だと語りました。
ロズワールは、彼女をエミリアの広告塔にしようと考えます。
エミリアの広告塔になりキリタカの商会に滞在

リリアナはエミリアの広告塔となり、プリステラにあるキリタカの商会に滞在することになります。
リリアナは2つのストーカー集団に追われますが、エミリア陣営があっさりと撃退。
片方の集団は、リリアナのファンでミューズ商会の跡取りのキリタカが雇った連中でした。
さらにもう片方の集団・白竜の鱗が、故郷を黒蛇の呪いから救うために資金を集めていることが判明。
キリタカを許したリリアナは、彼に白竜の鱗を雇うように頼みます。
さらにリリアナは、プリステラにあるキリタカの商会に滞在することに
エミリアの広告塔を引き受けたリリアナは、スバルとエミリアの歌を歌うのが楽しみといってプリステラに出発しました。
【リゼロ】リリアナの登場回と活躍をネタバレ解説
プリステラで歌姫として人気になりプリシラにも気に入られる

プリステラに1年間滞在したリリアナは人気の歌姫となり、プリステラに気に入られます。
プリステラに到着したリリアナは、そこで一年間活動。
連日彼女の歌が流れるほど、人気の歌姫になっていました。
噴水公園でのリサイタルをしている時に、スバルたちと再会します。
エミリア陣営の滞在二日目には、プリシラがリリアナの歌に合わせて踊る展開に。
リリアナはプリシラから従者としてスカウトされますが、信念のために断ります。
しかし、断られたことで、プリシラはますます彼女を気に入っていました。
プリシラに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
憤怒の大罪司教の権能を無効化して住民を正気に戻す

リリアナは憤怒の大罪司教の感情の共有を無効化して、住民を正気に戻しました。
プリステラは、突然現れた大罪司教たちの攻撃を受けることに。
憤怒の大罪司教シリウスは、権能で感情を共有化し住民を洗脳します。
しかし、プリシラはリリアナの歌なら、権能を無効化できると提案。
リリアナは伝心の加護で、都市中に歌を伝えて住民を正気に戻しました。
プリシラはシリウスを倒し、捕らえることに成功します。
【リゼロ】リリアナの謎について考察
四百年前の謎に関わる重要人物の可能性も

リリアナは、古代文字や日本語にそっくりなダイクースコアを知っており、四百年前の謎に関わる重要人物かもしれません。
プリステラにある遺跡には、解析できない古代文字がありました。
リリアナの発言で、古代文字は吟遊詩人の間に伝わる秘伝文字のダイクースコアとそっくりなことが判明。
古代文字は日本語にもよく似ており、古代文字・ダイクースコア・日本語は同じ言葉の可能性が高いです。
フリューゲルかホーシンから、暗号代わりに日本語を習った吟遊詩人がいたと思われます。
吟遊詩人の間に重要な秘密が伝わっている可能性もあり、リリアナはそれを知る重要人物かもしれません。
権能を無効化できたのは加護ではなく歌の力

リリアナが権能を無効化できたのは、加護の力ではなく歌の力と考えれられます。
リリアナの歌は、第5章で憤怒の権能を無効化しました。
この結果は、伝心の加護が権能に勝ったように見えます。
しかし、加護と権能の力が打ち消し合う性質の場合、加護は権能に勝てません。
憤怒の権能は感情や感覚を共有しますが、シリウスに関心が全くないと効かない可能性が高いです。
リリアナの歌が人々の心を虜にし、シリウスを忘れさせることで権能を無効化したのでしょう。
伝心の加護は歌を都市中の人に届けただけで、権能を無効化したわけではありません。
シリウスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
【リゼロ】リリアナについてまとめ
Re:ゼロから始める異世界生活のリリアナについて考察しました。
そこまで出番の多いキャラクターではありませんが、四百年前の謎に関わる可能性があります。
今後も本編で活躍すると思われます。
アニメでは3期で初登場となり、出番も多いので活躍を楽しみにしましょう。