
目次
リゼロに登場するクルシュは、最初に選ばれた王候補でカルステン公爵家の当主です。
王選の最有力候補でしたが、記憶を失っただけでなく呪いでさらにひどい目にあっています。
クルシュの強さや加護、元に戻る方法について考察します。
【リゼロ】クルシュ・カルステンとは
クルシュ・カルステンのプロフィール

名前 | クルシュ・カルステン |
年齢 | 20歳 |
誕生日 | 4月4日 |
身長 | 168cm |
体重 | 課せられた責任や重圧よりは軽い |
趣味 | 剣術・騎竜・フェリスと戯れること |
特技 | 剣術・騎竜・交渉・料理 |
加護 | 風見の加護 |
声優 | 井口裕香 |
クルシュは、作中で初めて竜の巫女に選ばれたルグニカ王国の王候補です。
天然で真面目過ぎる部分がありますが、高潔な精神と合理性を併せ持った人物。
民からも慕われており、王選参加者の中でも大本命として注目されていました。
しかし、記憶を失い、龍の血の呪いに苦しむなど、さまざまな苦難にさらされています。
戦乙女と呼ばれるカルステン公爵家当主

クルシュは17歳の誕生日に戦乙女と呼ばれるほどの功績を挙げ、カルステン公爵家の当主となります。
クルシュは公爵令嬢ながら剣術にばかり打ち込み、剣術狂いの放蕩貴族と揶揄されていました。
しかし、17歳の誕生日に彼女は三大魔獣の大兎を撃退する功績を挙げ、その立ち振る舞いからも一目置かれるように。
クルシュは17歳にして公爵家を継ぎ、戦乙女と呼ばれるようになりました。
幼少期から獅子王に憧れ自らの力で国を守ろうとしている

クルシュは龍の力に頼るのではなく、自分の力で国を守る獅子王になろうとしています。
かつてのルグニカは自分たちの力で国を守り、国王は獅子王と呼ばれていました。
しかし、親龍王国となったルグニカは、竜の力に依存し堕落。
クルシュは幼少期から獅子王に憧れており、獅子王の時代のルグニカを取り戻すことを掲げています。
【リゼロ】クルシュの能力・強さを解説
あらゆる風を見通す風見の加護で感情や嘘を読み取る

クルシュは風見の加護であらゆる風を見通し、空気の流れの変化から人間の感情や嘘を読み取っていると思われます。
クルシュは風見の加護で、微細な空気の変化を読み取ることが可能です。
あくまで風の変化を理解する加護ですが、雰囲気の変化から相手の感情の変化や嘘をついているかも見抜くことができます。
ただし、変化を読み取る能力なので、相手が感情を見せない場合は見抜くことは不可能です。
また、フェリスに対しては心を許しすぎているせいか、簡単な嘘にも騙されています。
百人一太刀の使い手で王選参加者でもトップクラスの強さ

クルシュは広範囲を一撃で切り裂く百人一太刀の使い手で、王選参加者の中でもトップクラスの強さをです。
風のマナに適性のあるクルシュは、斬撃を風に乗せて放つ百人一太刀を使用します。
百人一太刀は視界内を一度に切り裂くほど広範囲を攻撃でき、かなりの長距離からでも威力は変わりません。
その強さはプリシラと同等とされており、王選でもトップクラスです。
【リゼロ】クルシュの過去
ルグニカ王国の第四王子フーリエと出会い獅子王復活を目指す

クルシュは、元々は第四王子フーリエの婚約者でした。
クルシュは幼少期にフーリエと出会い、親しくなります。
彼女は自分が獅子王に憧れていることを話し、フーリエは自分が獅子王になると約束。
2人は、竜の力に頼らない王国を作ることを目指すようになります。
初めて会った時からフーリエはクルシュに恋をしていましたが、鈍感な彼女が気づくことはありませんでした。
また、元々2人は婚約者でしたが、フーリエの行動のせいで婚約は白紙になっています。
一の騎士フェリスに女性らしさを預けている

クルシュは一生男装を貫くと決めた際に、一の騎士のフェリスに女性らしさを預けています。
フェリスは、幼少期に実の父に監禁されていたところをクルシュに救出されました。
騎士になろうとするフェリスは、体力も剣の才もないことに悩むことに。
一方、クルシュも公爵家の跡取りとしての男性らしさ、令嬢として女性らしさという矛盾する立場を求められて苦悩していました。
フェリスがクルシュの女性の役割を自分が引き受けると言ったことで、クルシュは一生男装をする誓いを立てます。
フェリスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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フーリエの死亡直後に王候補となる
フーリエが謎の病で亡くなり、クルシュは1人目の王候補となります。
王族全員が謎の病に倒れ、フーリエも余命いくばくもない状態に。
フーリエは、亡くなる直前に自分の夢を語ります。
それは、自分が王となり、妃のクルシュと騎士のフェリスの3人で幸せに過ごすというものでした。
クルシュは自分もその夢を見たかったと言い、亡くなったフーリエの前で涙を流します。
王族が全員死亡し、次の王は徽章を光らせた王候補の中から選ばれることに。
徽章を光らせて王候補となったクルシュは、フーリエの夢を叶えるために王になること誓います。
王城で出会ったヴィルヘルムの主となる

クルシュは白鯨討伐に執念を燃やすヴィルヘルムと出会い、白鯨討伐を約束したことで主従関係になりました。
クルシュは、王城の前で言い争いをするヴィルヘルムと出会います。
ヴィルヘルムは白鯨がルグニカに現れる時期を突き止め、討伐に協力すると約束した友人に声をかけていたのです。
しかし、白鯨討伐に協力しようとする人間は、1人もいませんでした。
クルシュは誰も白鯨討伐に協力しないのは、ルグニカ王族が滅亡したせいだと説明。
絶望するヴィルヘルムですが、クルシュは白鯨討伐に協力することを約束します。
ヴィルヘルムはクルシュに忠誠を誓い、彼女の騎士の1人になりました。
ヴィルヘルムに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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【リゼロ】クルシュの登場シーンを解説
三章で白鯨討伐に成功

クルシュは三章で初登場し、白鯨討伐に成功します。
王選の大本命として登場し、龍ではなく自分たちの力で国を動かすべきと宣言。
元々白鯨討伐の準備をしていましたが、エミリア陣営と同盟を結ぶことで白鯨が現れる正確な時刻の情報を入手。
スバルの仲介でアナスタシア陣営との協力も実現し、総勢252人で白鯨討伐に臨みます。
クルシュは指揮を執りながら百人一太刀で白鯨を攻撃し、討伐に成功しました。
討伐後は白鯨の頭部を輸送し、討伐成功を伝えるために王都に向かいます。
四章で暴食と強欲の大罪司教に襲撃されて腕と記憶を失う

クルシュは王都に戻る途中で、暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスと強欲の大罪司教レグルス・コルニアスに襲撃され、片腕と記憶を失います。
王都に凱旋する途中で、討伐隊は大罪司教2人の攻撃を受けることに。
クルシュは立ち向かいますが、腕を切り落とされて、暴食の権能で記憶喪失になってしまいます。
記憶を失ったクルシュはお淑やかな雰囲気になり、人となりが全く変わってしまいました。
しかし、肝心な場面では気高さを見せており、本質は全く変化していません。
五章でカペラの呪いを受けて身体中に黒斑が浮かび上がる

第五章ではプリステラを襲撃したカペラと戦いますが、龍の血の呪いを受けたことで体中に黒い血管と斑点が浮かぶ状態に。
五章では各陣営がプリステラに集結しますが、4人の大罪司教の襲撃を受けることになります。
クルシュは、都市庁舎を奪還するための戦いに参加しました。
性格が変わったクルシュですが、強さは全く変わりませんでした。
しかし、カペラの不意打ちで倒されてしまい、龍の血の呪いを受けてしまいます。
龍の血に負けたことでクルシュは全身に黒い血管と斑点が浮かび上がり、絶え間ない苦しみに苛まれることになってしまいました。
カペラに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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【リゼロ】クルシュが復活する方法について考察
腕はすでに完治している

第四章の序盤で腕を切断されましたが、その直後に元に戻ったと思われいます。
大罪司教との戦いで腕を斬られて記憶を食われたクルシュですが、フェリスの魔法で腕は完璧に治療された可能性が高いです。
第五章では記憶は戻っていませんが、剣を持って闘っており、後遺症はないと思われます。
龍の血なら呪いが解けて記憶が戻る可能性も

龍の血を使用すればクルシュの呪いは解け、記憶も元に戻る可能性があります。
クルシュの呪いは龍の血によるものと思われ、より強力な龍の血なら呪いは解ける可能性が高いです。
記憶喪失に関しては、原因のライ・バテンカイトスを倒しても元に戻りませんでした。
ただし、龍の血は万能薬と言われており、魔女因子の権能を無効化できる可能性もあります。
ラムの記憶とクルシュの記憶は同じ権能で失われたので、ラムとクルシュの記憶は同時期に元に戻るかもしれません。
【リゼロ】クルシュについてまとめ
Re:ゼロから始める異世界生活のクルシュについて解説しました。
王選の大本命と呼ばれていますが、災難続きでかなり支持を失っています。
とはいえ、このまま終わるとは考えにくいので、復活する可能性は高いです。
アニメ3期でも出番は多いので活躍に期待しましょう。