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リゼロの大兎はかわいい外見に反して、集団で人間を食い殺す恐ろしい魔獣です。
その習性や討伐が難しいことから非常に恐れられています。
大兎が恐れられる理由・倒し方・再登場の可能性を考察します。
【リゼロ】大兎(多兎)とは
白鯨・黒蛇と並ぶ三大魔獣

大兎は白鯨・黒蛇と同じ三大魔獣で、最も滅ぼすのが難しい魔獣です。
名前の読み方は「おおうさぎ」となっています。
大きなウサギのような名前ですが、見た目は角の生えた小さなかわいいウサギです。
非常に数が多いことから多兎と呼ばれていたのが、大兎に変化したと言われています。
常に飢餓感を抱えており、目に入った者を食い尽くそうとする狂暴な魔獣です。
普通の人間はものすごい数の大兎に喰われるため、姿を見たら逃げるしかありません。
三大魔獣に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
【リゼロ】大兎の強さ・能力・倒し方を解説
暴食の魔女ダフネが食料として作った魔獣で無限増殖する

大兎は、暴食の魔女ダフネが食料として作り出した無限に増殖する魔獣です。
大兎は小さな魔獣ですが、すさまじい速度で分裂して増殖します。
一匹でも残っていれば、無限に増え続けるため、食べるための魔獣と考えれば理想的な存在と言えるでしょう。
ダフネは人間が食べることも考えて、大兎を生み出しています。
しかし、際限ない食欲ですべてを食い尽くそうとするため、人間が食べられることが多いです。
上限なく無限に増えるなら世界を滅ぼしかねませんが、一応十万匹まで増えると増殖は止まります。
ダフネに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
攻撃能力は低いが非常に倒しにくい

大兎は攻撃能力は低いですが、増殖するせいで非常に倒しにくいです。
大兎は一匹でも人間の指を食いちぎる程度の力がありますが、魔獣としては攻撃力は高くありません。
数が増えればやっかいですが、リゼロ世界の強者にとってはそこまで恐れるほどではないです。
しかし、異常な速度で増殖し続けるため、全滅させるのは不可能に近いです。
三大魔獣の中でも、倒しにくさでは一番と言われています。
一撃で全滅させれば討伐は可能
最も倒しにくい大兎ですが、一撃で全滅させれば討伐できます。
大兎は一匹でも生き残れば増え続けるため、一度に全滅させるのが倒し方です。
一ヶ所に集まりやすい性質があるため、一度に攻撃することは難しくありません。
しかし、増殖スピードが異常なため、かなり強力な攻撃でないと全滅させるのは難しいです。
【リゼロ】大兎の過去の行動
カルステン領に出現してクルシュに撃退される

大兎は過去にカルステン領に現れ、クルシュに撃退されています。
クルシュの十七歳の誕生日に、大兎がカルステン領に現れて騒ぎになりました。
クルシュは自ら出陣し、大兎を撃退することに成功。
この時の功績により、クルシュはカルステン公爵家の当主になりました。
もちろんこの時の戦いで大兎は全滅していませんが、戦闘能力の高い集団なら大兎を追い払うのはそこまで難しくないことがわかります。
【リゼロ】大兎の発生理由・登場シーンをネタバレ解説
ロズワールの大魔法に誘われて聖域に現れる

大兎は、第4章でロズワールの大魔法に誘われて聖域に出現しました。
ロズワールは叡智の書の記述に従って、雪を降らせる大魔法を実行。
大魔法のマナに誘われて近くにいた大兎が、聖域にやってきます。
初登場は小さな大兎がスバルに群がり、食い尽くすという恐怖のシーンでした。
一見かわいいウサギがスバルの指を食いちぎり、体中を食われる場面はアニメ2期でも屈指のトラウマシーンとなっています。
ロズワールに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
スバルとベアトリスの活躍で別次元に追いやられる

大兎は、スバルと契約したベアトリスの魔法で別次元に飛ばされて消滅しました。
第4章の最後のループで、聖域の大兎はエミリアの魔法で氷の中に閉じ込められます。
さらにベアトリスが、四百年貯めたマナを使用したアル・シャマクで別の世界に飛ばされました。
ベアトリスについては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
【リゼロ】大兎の再登場の可能性を考察
そもそも死亡していないので再登場の可能性はある

大兎は作中で死亡していないため、再登場する可能性があります。
大兎はベアトリスの魔法で異空間に飛ばされましたが、世界から消えただけで生存しています。
狭い空間の中で共食いをする様子が描写されていますが、無限増殖する大兎が全滅するとは思えません。
何者かの意志やアクシデントで、元の世界に戻ってくる展開はあり得るでしょう。
【リゼロ】大兎についてまとめ
Re:ゼロから始める異世界生活に登場する大兎について解説しました。
一見かわいいウサギですが、スバルの食われるシーンは非常にショッキングです。
作者が最も怖いと思える死に方のために作られたキャラなので、トラウマシーンになったのは当然とも言えます。
ただ、一度倒されているので、再登場してもそれほど恐ろしい存在ではないかもしれません。