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決死の覚悟で無惨に薬を投与

無惨との最終決戦が近づく中、耀哉は無惨の到来を予期。
事前に産屋敷邸へ爆弾を仕掛けておき、目の前に現れた無惨を自分と家族諸共爆破したのです。
この攻撃により、無惨の体の大部分が損傷しますが、すぐに再生を試みます。
その瞬間、愈史郎の血鬼術で姿を隠した珠世が、無惨の肉体に拳を突き立てました。
珠世は開発した薬を、拳ごと吸収させることで無惨に投薬したのです。
壮絶な最期

無惨の襲来を知った炭治郎たちが、投薬をした珠世の元に駆けつけます。
その瞬間、彼らの足元に無限城の入り口が現れ、一行はその中に落ちてしまいました。
鬼殺隊から逃れ時間を稼いだ無惨は、珠世を取り込みながら投薬された薬を分解しようとします。
さらに、無惨は無限城内に上弦の鬼を配置し、鬼殺隊を徹底的に妨害しました。
その結果、珠世が投薬した「鬼を人間に戻す薬」は分解されてしまいます。
また、薬の分解が終わる頃には、珠世も頭部を残して肉体の殆どを吸収されてしまいました。
瀕死の珠世は涙を流しながら「私の夫と子供を返せ」と訴えるものの、無惨は冷酷に彼女の頭を握りつぶし捕食したのです。
【鬼滅の刃】珠世の登場シーン
浅草で炭治郎と初対面

珠世は原作漫画第2巻、第14話で初めて登場します。
この時、炭治郎は東京・浅草での任務中に無惨と遭遇していました。
無惨は多くの人々に紛れて炭治郎から逃げるため、近くにいた男性を鬼にして姿を消してしまいます。
炭治郎は「この“人”に誰も殺させたくない」と叫び、鬼化した男性を抑えようとしました。
そこに現れたのが珠世です。
珠世は鬼となった者を「人」と呼ぶ炭治郎に感銘を受けました。
そして、炭治郎は妹を助ける方法を探し、珠世は鬼を人間に戻す治療法の確立を目指し、協力関係を築くことになります。
しかし、無惨に近づきすぎたことに危険を感じ、珠世たちはすぐに浅草を発ち、炭治郎とは別行動を取ることになりました。
鬼の研究のため血を受け取る

珠世は炭治郎に、禰豆子を人間に戻すための薬の研究開発を約束しました。
そのために、炭治郎には鬼舞辻無惨に近い鬼、つまり十二鬼月の血を採取して送るよう依頼します。
以降炭治郎は十二鬼月や、元十二鬼月と戦闘し倒した際には、その血を猫の茶々丸を通じて珠世へ送りました。
刀鍛冶の里で炭治郎へ禰豆子の手紙を書く

禰豆子や十二鬼月の血を研究する中で、珠世は「禰豆子が近いうちに太陽を克服するであろう」と仮説を立てます。
そして、「刀鍛冶の里」編では、珠世は炭治郎へ向けて、禰豆子の進化について示唆した手紙を送りました。
その手紙が戦闘前に炭治郎へ渡ることはありませんでしたが、仮説通り禰豆子は太陽の元でも生きられるようになります。
まとめ
珠世は鬼でありながら最後まで炭治郎に協力し、無惨との最終決戦においても大きく貢献しました。
十二鬼月のような高い戦闘力は持ち合わせていませんが、その頭脳と執念で無惨を弱体化させる薬を開発しています。
少なくとも、珠世が開発した薬がなければ、無惨の前に鬼殺隊は全滅していたでしょう。
薬だけで無惨を殺すことは叶わなかったものの、彼女の願いは鬼殺隊の活躍によって無事果たされました。